【EDH】UR構築論

最近は統率者の存在価値が限りなく低く感じ、モチベがだだ下がり。
存在価値が完全に無いわけではないのが救い。
火想者ニヴ＝ミゼット、及び青赤での構築で気になる点を徒然と。

・双子コンボ
火想者+好奇心=UUURR2
火想者+知恵の蛇の目=UUURR4
やっかい児or総督+双子の欠片=URR3(-UorR)
やっかい児or総督+キキジキ=URRR3(-UorR)

妨害のされ易さは変わらず。
デッキ内に単体では不要碑と成るカードを増量。
コンボ自体は軽くはなっているが、サーチカードに乏しい色。
統率者と同じ方向性のコンボを積んでも、予備のプランとは言い辛い。
折角、統率者領域にパーツを一つ置いておける利点が死んでいる。

・青単t赤
赤いカードがほぼ無い、青単タッチ赤の構築。
青単では使えないカードが使えるようにする為に色を増やす。
基本的には青単が取る、アーティファクトでのマナ加速→ビッグアクション。
統率者は少ないパーツを活かした勝ち筋とする構築。
一見悪くなさそうだが、その統率者が勝ち手段として機能する事が少なく成りがち。
必要碑が1枚とは言え、UUURR2でピン除去を受け付ける為、勝つのは容易ではない。

加速が最も得意なのは緑。
この勝ち手段が生きないのなら、素直に緑を足した方が丸い。
他の統率者にしても、赤より緑ほうがデッキに与える影響が大きく成りがち。
赤いカードと緑のカードが何枚入っているかを比べれば一目瞭然。

・無色無限マナ
モノリス+Power Artifact or Basalt + ブライトースの無色無限。
好奇心と微妙に軸の違う、非生物コンボを同時に採用して妨害を避ける方向性。
これも、悪くはない。が、それぞれが単体で弱いものが多い。
加えて統率者と咬み辛く、ニンか竜英傑へ変更した方が活きる。
と言うより、これをメインに据えると統率者を変更しない理由が少なく成る。

これを突き詰めて行く場合サーチ色である黒を足した方が良い。
赤いカードの枚数も少なく、移行に当たっての問題点も少ない。
また、統率者にウーナと言うマナの捌け口が居る事も大きい。
無色無限マナへのアクセスの容易さを取っても、ズアーという壁がある。
もう一工夫凝らさなければ、やはり素直に色を変更、足す事を勧めたい。

・Wheel of Fortuneの不採用
青単t赤に通ずる。
これを採用せずに赤の利点をどこに見出すのか。
この問いに対する明確な回答がある場合を除き、採用するべきだと思う。
例えば、火想者を守り手札と盤面を築く、など。
自分は以前これをやっていたが、エドリックのレシピを見た瞬間に断念した。


長々と批判的な事ばかり書いたが、言いたい事は“統率者を活かそう”。
統率者によって、色を制限される為、2色以下は統率者の扱いで決まる。

例えば、EDHでバーンを組むという事を試みている方。
(http://84071.diarynote.jp/201301301020246790/)
この場合、切れがちな手札を補充するできる青は赤の相方として最適。
統率者も火想者、竜英傑ともにダメージを稼ぎつつカードを補う事が可能。
これは、青赤と言う性質、統率者を活かした最高峰のアプローチだと感ずる。

既存のデッキを少々弄る程度の事では、URである価値が限りなく低く成る。
そのため、この様な柔軟な思考で構築して行きたいし、して欲しい。


※なお、EDHにおいてバーンが可能か、は除く。