Creatures 24
4《ルーンの母/Mother of Runes》
4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2《高名な弁護士、トミク/Tomik, Distinguished Advokist》
1《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
4《ちらつき鬼火/Flickerwisp》
2《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
1《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
1《疫病を仕組むもの/Plague Engineer》
1《宮殿の看守/Palace Jailer》
Spells 14
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
3《アーカムの天測儀/Arcum’s Astrolabe》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
Lands 22
4《不毛の大地/Wasteland》
4《リシャーダの港/Rishadan Port》
3《カラカス/Karakas》
11《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》
・《アーカムの天測儀/Arcum’s Astrolabe》のメリット
①余りがちな1ターン目のマナを活用できる。
②《不毛の大地/Wasteland》と《リシャーダの港/Rishadan Port》の重ね引きによる色マナ問題を解消できる。
③《霊気の薬瓶/AEther Vial》がない状況下でも《ちらつき鬼火/Flickerwisp》を強く使用できる。
④《魂の洞窟/Cavern of Souls》に依存しない色マナ換算なので、《護衛募集員/Recruiter of the Guard》用にタッチする生物が人間という種族の縛りから解放される。
②より《高名な弁護士、トミク/Tomik, Distinguished Advokist》と《ちらつき鬼火/Flickerwisp》を気兼ねなく採用することできる。これにより飛行クリーチャーの数が《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》と相打つ計算ができる枚数(《護衛募集員/Recruiter of the Guard》を入れれば8枚)になる為、【UR Delver】への《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》へと温存できる。
・《アーカムの天測儀/Arcum’s Astrolabe》のデメリット
①《冠雪のカラカス/Snow-Covered Karakas》が存在しない。
②《虚空の杯/Chalice of the Void》や自分の《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》に時々嵌る。
細いデッキなので《ちらつき鬼火/Flickerwisp》のキャントリップと、《高名な弁護士、トミク/Tomik, Distinguished Advokist》確かな盤面貢献度が染みる。
4《ルーンの母/Mother of Runes》
4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2《高名な弁護士、トミク/Tomik, Distinguished Advokist》
1《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
4《ちらつき鬼火/Flickerwisp》
2《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
1《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
1《疫病を仕組むもの/Plague Engineer》
1《宮殿の看守/Palace Jailer》
Spells 14
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
3《アーカムの天測儀/Arcum’s Astrolabe》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
Lands 22
4《不毛の大地/Wasteland》
4《リシャーダの港/Rishadan Port》
3《カラカス/Karakas》
11《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》
・《アーカムの天測儀/Arcum’s Astrolabe》のメリット
①余りがちな1ターン目のマナを活用できる。
②《不毛の大地/Wasteland》と《リシャーダの港/Rishadan Port》の重ね引きによる色マナ問題を解消できる。
③《霊気の薬瓶/AEther Vial》がない状況下でも《ちらつき鬼火/Flickerwisp》を強く使用できる。
④《魂の洞窟/Cavern of Souls》に依存しない色マナ換算なので、《護衛募集員/Recruiter of the Guard》用にタッチする生物が人間という種族の縛りから解放される。
②より《高名な弁護士、トミク/Tomik, Distinguished Advokist》と《ちらつき鬼火/Flickerwisp》を気兼ねなく採用することできる。これにより飛行クリーチャーの数が《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》と相打つ計算ができる枚数(《護衛募集員/Recruiter of the Guard》を入れれば8枚)になる為、【UR Delver】への《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》へと温存できる。
・《アーカムの天測儀/Arcum’s Astrolabe》のデメリット
①《冠雪のカラカス/Snow-Covered Karakas》が存在しない。
②《虚空の杯/Chalice of the Void》や自分の《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》に時々嵌る。
細いデッキなので《ちらつき鬼火/Flickerwisp》のキャントリップと、《高名な弁護士、トミク/Tomik, Distinguished Advokist》確かな盤面貢献度が染みる。
禁止改定前のDeath and Taxes
2018年7月5日 Death and Taxes《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》に対しては《流刑への道/Path to Exile》で除去する格好になってもプラスに働くという結論、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》で勝てる試合の少なさ、【Miracle】の数の思った以上の少なさから変更し(W杯後に回そうと思って)使う前に終わったリスト。
Creatures 25
4《ルーンの母/Mother of Runes》
4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
1《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
2《セラの報復者/Serra Avenger》
3《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
4《ちらつき鬼火/Flickerwisp》
1《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
2《宮殿の看守/Palace Jailer》
Spells 12
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
2《流刑への道/Path to Exile》
1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
Lands 23
4《不毛の大地/Wasteland》
4《リシャーダの港/Rishadan Port》
2《魂の洞窟/Cavern of Souls》
3《カラカス/Karakas》
6《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》
4《平地/Palins》
・《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
生物のサイズの巨大化、《コラガンの命令/Kolaghan’s Command》、《突然の衰微/Abrupt Decay》、《削剥/Abrade》など、小回りの利くカードの登場により信頼度の低下と速度不足が否めない。
一度の戦闘の成功では制圧し切れず、回復から入る場面もあるなど、以前ほどに絶対的なカードではない。
・《流刑への道/Path to Exile》
【Grixis Delver】を初め、【Eldrazi】マリットレイジ、と環境にマッチした除去であり、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》では遅く感じるフェアデッキへの回答として優れている。
・《セラの報復者/Serra Avenger》
《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》を止めるだけではなく、このデッキで重要になってくる《宮殿の看守/Palace Jailer》から得られる統治者を維持するのに役立つ。【4C Leovold】には《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》のほうが有用に思えるが、《稲妻/Lightning Bolt》の枚数が2~3と変わりつつあり《削剥/Abrade》や《二股の稲妻/Forked Bolt》がサイド後に追加される現状では命を託すには些か不安が残る状況に変わりつつある。その為《流刑への道/Path to Exile》の追加と合わせ、《悪意の大梟/Baleful Strix》と1枚の損を覚悟で排除し、長期的な統治者による追加ドローで勝負を挑む。
また、マリットレイジを《ルーンの母/Mother of Runes》と合わせて止める、《焦熱の合流点/Fiery Confluence》などの2点火力を耐える、ダブルブロック時に《難題の予見者/Thought-Knot Seer》や《現実を砕くもの/Reality Smasher》との交換を1対1に抑えるなど、渋めの働きをする。
また、このデッキの弱点であるサイド後でも働きが一定に近い、非常に安定したカード。
・《宮殿の看守/Palace Jailer》
《流刑への道/Path to Exile》による1対1交換の正当化。
また《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》に奪われる展開は訪れるが、それまでに2~3枚ほど引けている状態であれば、奪われたとしても《吠えたける鉱山/Howling Mine》として働くことと引き換えに《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》に攻撃を強制でき、問題になることは少ない。
・《魂の洞窟/Cavern of Souls》
《宮殿の看守/Palace Jailer》を優先して、色マナの安定性は放棄。《セラの報復者/Serra Avenger》を《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》にすると、上記の通りに【4c Leovold】相手に心中する選択肢を取らざるを得ない回数が結構変わる。
コンボデッキ相手には要らないカードを引いた枚数ではなく、要るカードを引いた枚数で決まること、【4C Leovold】がコントロール気味のデッキでありながら6枚除去の打ちどころがあったからこそのメイン《流刑への道/Path to Exile》だったので、【Miracle】が増えると賞味期限切れ。
Creatures 25
4《ルーンの母/Mother of Runes》
4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
1《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
2《セラの報復者/Serra Avenger》
3《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
4《ちらつき鬼火/Flickerwisp》
1《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
2《宮殿の看守/Palace Jailer》
Spells 12
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
2《流刑への道/Path to Exile》
1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
Lands 23
4《不毛の大地/Wasteland》
4《リシャーダの港/Rishadan Port》
2《魂の洞窟/Cavern of Souls》
3《カラカス/Karakas》
6《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》
4《平地/Palins》
・《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
生物のサイズの巨大化、《コラガンの命令/Kolaghan’s Command》、《突然の衰微/Abrupt Decay》、《削剥/Abrade》など、小回りの利くカードの登場により信頼度の低下と速度不足が否めない。
一度の戦闘の成功では制圧し切れず、回復から入る場面もあるなど、以前ほどに絶対的なカードではない。
・《流刑への道/Path to Exile》
【Grixis Delver】を初め、【Eldrazi】マリットレイジ、と環境にマッチした除去であり、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》では遅く感じるフェアデッキへの回答として優れている。
・《セラの報復者/Serra Avenger》
《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》を止めるだけではなく、このデッキで重要になってくる《宮殿の看守/Palace Jailer》から得られる統治者を維持するのに役立つ。【4C Leovold】には《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》のほうが有用に思えるが、《稲妻/Lightning Bolt》の枚数が2~3と変わりつつあり《削剥/Abrade》や《二股の稲妻/Forked Bolt》がサイド後に追加される現状では命を託すには些か不安が残る状況に変わりつつある。その為《流刑への道/Path to Exile》の追加と合わせ、《悪意の大梟/Baleful Strix》と1枚の損を覚悟で排除し、長期的な統治者による追加ドローで勝負を挑む。
また、マリットレイジを《ルーンの母/Mother of Runes》と合わせて止める、《焦熱の合流点/Fiery Confluence》などの2点火力を耐える、ダブルブロック時に《難題の予見者/Thought-Knot Seer》や《現実を砕くもの/Reality Smasher》との交換を1対1に抑えるなど、渋めの働きをする。
また、このデッキの弱点であるサイド後でも働きが一定に近い、非常に安定したカード。
・《宮殿の看守/Palace Jailer》
《流刑への道/Path to Exile》による1対1交換の正当化。
また《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》に奪われる展開は訪れるが、それまでに2~3枚ほど引けている状態であれば、奪われたとしても《吠えたける鉱山/Howling Mine》として働くことと引き換えに《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》に攻撃を強制でき、問題になることは少ない。
・《魂の洞窟/Cavern of Souls》
《宮殿の看守/Palace Jailer》を優先して、色マナの安定性は放棄。《セラの報復者/Serra Avenger》を《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》にすると、上記の通りに【4c Leovold】相手に心中する選択肢を取らざるを得ない回数が結構変わる。
コンボデッキ相手には要らないカードを引いた枚数ではなく、要るカードを引いた枚数で決まること、【4C Leovold】がコントロール気味のデッキでありながら6枚除去の打ちどころがあったからこそのメイン《流刑への道/Path to Exile》だったので、【Miracle】が増えると賞味期限切れ。
【晴れる屋】デス&タックス解体新書
2018年4月22日 Death and Taxeshttp://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/5050
kogamo is God.
暫く、書くことはなさそう。
個人的には《魂の洞窟/Cavern of Souls》を減らしてでも《セラの報復者/Serra Avenger》入りが良いと思うくらい。
kogamo is God.
暫く、書くことはなさそう。
個人的には《魂の洞窟/Cavern of Souls》を減らしてでも《セラの報復者/Serra Avenger》入りが良いと思うくらい。
途中まで書いたデスタクガイドと思うこと
2018年3月20日 Death and Taxes
初めに今回のガイドは【Death and Taxes】の初心者向けのものであり、レガシー的には初級者以上を想定している。環境に存在するデッキのテクニックを把握していなくとも、名前から動きを想像できる程度の知識はあることを大前提に進めて行くつもりだ。
そのため、【Death and Taxes】以外の動きについては言及しない。
◇土地の置き方
フェッチランドとデュアルランドのみで構成される【Delver】と違い、【Death and Taxes】の土地はそれぞれが様々な個性を持っている。(《渦まく知識/Brainstorm》を持たないデッキなりのマナトラブルに対する付き合い方だ。)そのため、色マナと対戦相手の《不毛の大地/Wasteland》だけでなく、土地を一つ置くにしても多少気を遣う必要がある。
それが顕著に表れるのが《霊気の薬瓶/AEther Vial》が絡んだ際だ。まずはこの土地の置き方を簡単に考えて行こう。
基本となる動きは《霊気の薬瓶/AEther Vial》を置いた状態での2ターン目の《リシャーダの港/Rishadan Port》の起動、《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を中心としたヘイトベアーのキャスト、相手の《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》や《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》に向けて打つ《剣を鍬に/Swords to Plowshares》と《不毛の大地/Wasteland》を同時に行なう3つが主である。
これらはそれぞれ任意のマナと《リシャーダの港/Rishadan Port》、白マナと任意のマナ、白マナと《不毛の大地/Wasteland》である。よって、一貫する土地は白マナとなる。
しかし、ここで問題となるのは3つ目の動き。これは既に手札に《不毛の大地/Wasteland》、《剣を鍬に/Swords to Plowshares》、白マナの内2つを握っていなければ実現ができない。そして、この動きは《不毛の大地/Wasteland》にしても《剣を鍬に/Swords to Plowshares》にしても相手依存の動きである。
例え、白マナを置き、《霊気の薬瓶/AEther Vial》を唱え、《不毛の大地/Wasteland》を抱えても、相手がクリーチャーを展開しないか基本地形(或いはフェッチランド)を置くだけで回避ができてしまう。これでは損が生じる場合がある。
判り易く具体的に考えてみよう。あなたは運悪くダブルマリガン後、手札が《霊気の薬瓶/AEther Vial》、《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》、《剣を鍬に/Swords to Plowshares》、《平地/Palins》、《不毛の大地/Wasteland》だったとしよう。この場合上記の例に従い《平地/Palins》を置き、相手の返しのアクションがフェッチランドを置いてエンドだった。次の自分の動きはどうなる?
勿論それはドロー次第で変わる。あなたはまたも運悪く《平地/Palins》を引いたとする。おそらく、このサリアはカードの価値が非常に高いので《霊気の薬瓶/AEther Vial》から確実に通したい。土地を置いて返すのが良いだろう。
相手はそのままターンを迎え、メインで《Volcanic Island》を置き《渦まく知識/Brainstorm》を打った。そして、フェッチランドを起動。《Underground Sea》から《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》を展開した。あなたはエンドに当然《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を打ち、ターンを迎える。
《霊気の薬瓶/AEther Vial》のカウンターが2つになり、ドローは《リシャーダの港/Rishadan Port》。さて、あなたはなんの土地を置いていた?
きちんと《不毛の大地/Wasteland》を置いていれば、《リシャーダの港/Rishadan Port》を置き、《霊気の薬瓶/AEther Vial》を起動。《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》の居る場面で《不毛の大地/Wasteland》を使い、アップキープに《リシャーダの港/Rishadan Port》で土地を寝かせ、殆ど相手の1ターンは飛ぶだろう。しかし、《平地/Palins》を置いていたのなら、あなたは《不毛の大地/Wasteland》と《リシャーダの港/Rishadan Port》のいずれかしか起動ができない。
もう一度、1枚目のドローまで戻ろう。あなたは5枚の手札から《平地/Palins》を置いて《霊気の薬瓶/AEther Vial》を唱えた。それから今度は2ターン目に《魂の洞窟/Cavern of Souls》を引いた。これなら《目くらまし/Daze》には引っ掛からない。当然、”人間”を宣言して《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》をプレイする。これでメインに《渦まく知識/Brainstorm》をプレイできなくなるから整理できる手札の枚数と掘れる枚数がそれぞれ1枚ずつ変わる。
そして、今回は《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》に合わせて、《渦まく知識/Brainstorm》を打たれた。それからメインに入ってフェッチランドを置き、起動。そして、《思案/Ponder》キャストしそのまま1枚引いた。
あなたの3t目のドローは《リシャーダの港/Rishadan Port》。あれ、ちょっと待った。これだと自分の土地は《平地/Palins》、《魂の洞窟/Cavern of Souls》、そして、《リシャーダの港/Rishadan Port》か《不毛の大地/Wasteland》のいずれかになってしまう。
そう、なので実際にこの5枚の手札の正解は1ターン目に《不毛の大地/Wasteland》を置き《霊気の薬瓶/AEther Vial》を唱える。2ターン目はクリーチャーを引けていないなら《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》は出さない、だ。(勿論《魂の洞窟/Cavern of Souls》の場合は別)
相手が《不毛の大地/Wasteland》を見せると警戒してくると言う反論もあるだろうが、1tに《平地/Palins》から《霊気の薬瓶/AEther Vial》を置いて《不毛の大地/Wasteland》を警戒してこないプレイヤーは居ない。なので想定する必要はないだろう。
真に考慮すべきは《霊気の薬瓶/AEther Vial》が《意思の力/Force of Will》をされ、《不毛の大地/Wasteland》を《不毛の大地/Wasteland》され、以後のドローで土地を引かなかった場合だ。この場合は明確に《平地/Palins》のほうが優れている。
しかし、これは残りのデッキから21枚の土地と3枚の《霊気の薬瓶/AEther Vial》を引かないことを意味しており、確率は当然低いし、《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を唱えた後に《不毛の大地/Wasteland》をされれば結果に対して変わりはない。(後手番で《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を前に《不毛の大地/Wasteland》を起動するプレイヤーは居ないだろうから、実質的には2ターンを稼いでいるという反論は正しいが)
では今度は《霊気の薬瓶/AEther Vial》、《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》、《剣を鍬に/Swords to Plowshares》、《平地/Palins》、《リシャーダの港/Rishadan Port》の5枚ならどうだろう。
答えは決まったかな?
まず現状での動きを考えてみよう。例えば、次のドローが自分の選択肢を増やさない《平地/Palins》のようなカードであれば、やはり《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を大事に使いたいので、《リシャーダの港/Rishadan Port》でそのターンをやり過ごすことになるだろう。
しかし、《不毛の大地/Wasteland》を引いたときは《剣を鍬に/Swords to Plowshares》と同時に打つ局面が現れる可能性があるし、《魂の洞窟/Cavern of Souls》を引けばそちらから《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を唱えることもある。《魂の洞窟/Cavern of Souls》を置けば続く3ターン目のドローで《不毛の大地/Wasteland》や《カラカス/Karakas》を引いた場合に《平地/Palins》では整合性が取れなくなることは言うまでもないだろう。
この状況のポイントは《リシャーダの港/Rishadan Port》を起動しない展開がどれくらい存在するかに依る。実際のところ上記の二つ以外で動きが変わる局面はないので、私は《平地/Palins》から置いたほうが良いと思う。《不毛の大地/Wasteland》のほうが単純に枚数が多いし、《魂の洞窟/Cavern of Souls》があっても急いで《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を出すかは怪しい。《リシャーダの港/Rishadan Port》は《不毛の大地/Wasteland》と違い相手に依存せずマナを拘束でき、なおかつ自分の土地が伸びるので3ターン目のアクションに選択肢を与えてくれるからだ。例えば、次のターンに《カラカス/Karakas》や《不毛の大地/Wasteland》を引いた場合には判り易く《魂の洞窟/Cavern of Souls》より優れている。
また反対に土地が過剰にある場合には《地平線の梢/Horizon Canopy》も罠に成り得る。
自分の場にカウンターが2つの《霊気の薬瓶/AEther Vial》、《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》、《平地/Palins》、《リシャーダの港/Rishadan Port》、《カラカス/Karakas》がある第4ターンなどに訪れる。
あなたはやはり運悪くダブルマリガンをしており、残る手札は《平地/Palins》、《地平線の梢/Horizon Canopy》、このターンに引いてきた《ルーンの母/Mother of Runes》の3枚だ。完全なるマナフラット、全く最悪の引きだったがようやく2枚目のスペル(《霊気の薬瓶/AEther Vial》はスペルだがそれじゃあ戦えない)を引いてこられた。
あなたはこのターン《リシャーダの港/Rishadan Port》を起動したいし、《カラカス/Karakas》を寝かせる理由もない。それじゃあ《平地/Palins》を置いて……ちょっと、待った!
本当に《平地/Palins》を置いても良いだろうか?なんで?《地平線の梢/Horizon Canopy》を置いて1点を食らう必要なんてないじゃないかと思うかも知れない。けれど次のターンを考えて見よう。
《ルーンの母/Mother of Runes》が生きて帰ってくればハッピー、最高だ。相手は除去を持っていないし、カウンターもおそらくないので、追加のクリーチャーを引くだけで勝てそうだ。アンラッキーなことにまたしても《平地/Palins》を引いても、《カラカス/Karakas》を引いても許してやろう。まだ俺には《地平線の梢/Horizon Canopy》がある。セットして、起動、《不毛の大地/Wasteland》また土地かよ!しかし、相手には《Volcanic Island》があった。マナフラットをしている自分には必要がないから投げつけてやろう。
このように、このプレイには多少の問題がある。このターンあなたは既に土地をセットしているのだ。これが対戦相手も毎ターン土地を置いているような状況であればそこまで問題はないが、1度止まっていて3枚しかない場合は大きく異なる。
仮に相手の場には裏返った《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》が1体いたとする。それでもこの状況であなたは有利だ。《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》が居て、相手のキャントリップは遅く回答や脅威に辿り着くのに時間が掛かる。《ルーンの母/Mother of Runes》が既にアクティブな状態にあり後続はおそらく簡単に生き残る。そして、《霊気の薬瓶/AEther Vial》がありカウンターなら引かれようとも問題はない。(《剣を鍬に/Swords to Plowshares》の場合は《意思の力/Force of Will》だと少し困るが)
たったの1枚、《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》を打ち取れるカードか、それにダメージレースで勝てるカードを引けばおそらく勝てるんだ。しかし、対戦相手が後続を追加してくれば状況は一気に変わる。ここまで、自分は《リシャーダの港/Rishadan Port》を起動してきた。対戦相手は未だに2マナまでしか自由には使えていない。除去はない、《意思の力/Force of Will》も握ってはいなかった。《目くらまし/Daze》とキャントリップだけの手札など可能性は薄い。しかし、キャストできないカードを握っているなら説明がつく。例えば、《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》とか《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》とか。
この場合《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》に対してライフの1点は大きな意味を成さない。20点が19点になろうとも《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》は7回殴らなくてはいけない。しかし、この局面で追加の後続、それもダメージレースが構築できないようなクロックは試合を終わらせてしまうほどのインパクトを持つ。
自分は今、《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》への回答が1ターンでも早く欲しい。そして、相手には1ターンでも長くマナを自由に使えない状態で居て貰わなければならない。このような局面に於いて、《地平線の梢/Horizon Canopy》のプレイは正当化され得る。
これは基本的にはレアケースだ。問題となるのは上記のような場面と《地平線の梢/Horizon Canopy》を置いて即座に起動したターンに引いた土地が価値を持つ場合のみだ。そして、その価値のある土地は一部の試合に於いての《カラカス/Karakas》と《不毛の大地/Wasteland》、《リシャーダの港/Rishadan Port》の3枚だ。更に《カラカス/Karakas》が必要となる試合に於いての1点は価値が低く判り易い場合が多く、《リシャーダの港/Rishadan Port》が必要になる局面は複数枚の白マナが並ぶ場合が多く必然的に《地平線の梢/Horizon Canopy》をセットする選択肢が生まれ易い。
しかし、わざわざ記載することにしたのはこの問題が《地平線の梢/Horizon Canopy》を置いたではなく、それが表面化するのが次のターンだからである。最低でも自分の次のターンは考えて置くとよい。
次はこのデッキの顔である《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》について、注意しなければならないことを考えよう。
(*^^*) <という予定だったんだ。
( ^-^)_旦"" <お茶だけは用意したから、続きは自分で考えよう。。。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
・《平地/Palins》と《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》の散らし方
合計枚数が10枚の場合に両方を5枚ずつにしたとき、変わらず《予報/Predict》を打つ側からは《平地/Palins》と《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》の双方の確率が最も高く正解になってしまう。
また、散らしていることを知った場合には盤面の枚数の少ない方を指定するのが良いように捉えやすい。
散らす枚数の比率を変えても確率的には変わらないので、プレイヤーの心理的に選択し辛い枚数にした方が微量ながら振りを取られ辛いので、非公開の時点で宣言し易い《平地/Palins》をまずライブラリーから枚数を減らしつつ、初手に置く土地が《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》であることがおそらく最も確率を下げられる。
よって、情報が非公開の時点では比率を4:6または3:7程度にする方が優れている(と思われる)。
・【Grixis Delver】が増えコンボが減っているメタを認識している【Grixis Delver】がサイドのスロットを除去に寄せている現状で【Death and Taxes】側のサイド後が勝てるような作りになっていない
《稲妻/Lightning Bolt》*4+《二股の稲妻/Forked Bolt》のメインに《古えの遺恨/Ancient Grudge》、《悪魔の布告/Diabolic Edict》の2枚確定で追加、《湿地での被災/Marsh Casualties》、《最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope》、《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》、《硫黄の精霊/Sulfur Elemental》、《イゼットの静電術師/Izzet Staticaster》辺りのタフ1~2除去が2枚、加えて《削剥/Abrade》か《真髄の針/Pithing Needle》が入ってくることが多い。
《議会の採決/Council’s Judgment》は《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》に充てなければならないので、使える除去は《剣を鍬に/Swords to Plowshares》*4と《流刑への道/Path to Exile》*2の6枚。大して相手の戦力は《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》*4+《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》*4+《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》*2とキャントリップの有無による引き易さを度外視しても4枚ほど不足している。(《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》はどうでもよい)
よって、いずれかを盤面で止める必要がある。メインボードでは《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》を《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》が、《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》を《ちらつき鬼火/Flickerwisp》が見ることができたが、双方とも上記のタフ1除去やアーティファクト破壊が当たりこれら1枚で瓦解し押し切られる格好になり易い。
・《蛮族のリング/Barbarian Ring》入りの【Lands】以外には《安らかなる眠り/Rest in Peace》が過剰
《溶鉄の渦/Molten Vortex》を触れるカードもしくは《真髄の針/Pithing Needle》か《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》、或いは《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》と《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》の組み合わせで【Lands】側の除去は止まる。
残るはDDコンボのみでこれは《ちらつき鬼火/Flickerwisp》、《剣を鍬に/Swords to Plowshares》、サイド後の《流刑への道/Path to Exile》、《カラカス/Karakas》、飛行クリーチャーでのチャンプか余った過剰に引いたバイアル、《殴打頭蓋/Batterskull》でのゲインがあれば《宮殿の看守/Palace Jailer》も間に合う。
更にこのマッチアップでの《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》の指定は2。《安らかなる眠り/Rest in Peace》は後引きでは機能せず、かと言ってそれが引けない状態では2を止めてからしか攻め手を作れず、プレイングの一貫性を損なう。
サイドスロットに余裕がある場合はその限りではないが、【Reanimate】と【ANT】の一部のルートを潰せる《外科的摘出/Surgical Extraction》より優先される理由は乏しい。
・【Grixis Delver】または【Lands】に勝率を確保できないならば、そもそも【Grixis Delver】を選択すればよい。
よって、最低でも片方には有利を取れるようにしなければならない。加えて、他に数の多そうな【Eldrazi】にも《忘却蒔き/Oblivion Sower》型でなければ有利なので、そこも落としたくはない。
サンプル
Creatures 26
4《ルーンの母/Mother of Runes》
4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
2《セラの報復者/Serra Avenger》
3《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
3《ちらつき鬼火/Flickerwisp》
1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
1《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
2《宮殿の看守/Palace Jailer》
Spells 11
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
Lands 23
4《リシャーダの港/Rishadan Port》
4《不毛の大地/Wasteland》
1《魂の洞窟/Cavern of Souls》
1《地平線の梢/Horizon Canopy》
3《カラカス/Karakas》
6《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》
4《平地/Palins》
Sideboards 13
1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
1《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1《封じ込める僧侶/Containment Priest》
1《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
2《外科的摘出/Surgical Extraction》
2《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》
1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
2《流刑への道/Path to Exile》
2《議会の採決/Council’s Judgment》
残りのスロットは2枠。
・解説
【Delver】に意識されたら、こっちも意識する必要があって、今のメタなら《セラの報復者/Serra Avenger》は必要。《削剥/Abrade》が増えて、サイド後に装備品を3枚回しても勝てない可能性があることも、フィッシャーの増量を後押ししている。更にコンボが減っている上に《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》もない今となっては、《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》は強くなく幸いスロットの確保は簡単にできる。(《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》には効くのでメインは悪くないが、どうしても酷さが際立つサイド後に抜ききれる枚数に留めたい)
また基本的には《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》をサイド後から1枚足して得られる勝率より、《護衛募集員/Recruiter of the Guard》からも拾える《宮殿の看守/Palace Jailer》を1枚増やして得られる勝率が低くなることはないので優先。
(素引きの《ちらつき鬼火/Flickerwisp》好きじゃない。《霊気の薬瓶/AEther Vial》か《護衛募集員/Recruiter of the Guard》ないとただのバニラだし。
メインは《ちらつき鬼火/Flickerwisp》が4枚の形が最も丸くて強いのは解るけど、サイド後は本当に信用置けないし、《ちらつき鬼火/Flickerwisp》*4+《宮殿の看守/Palace Jailer》*1よりも《ちらつき鬼火/Flickerwisp》*3+《宮殿の看守/Palace Jailer》*2の方が強い。
理はない。好み。通常のリストからは《護衛募集員/Recruiter of the Guard》1枚増えたから、辿り着ける枚数は変わってないしー)
【Grixis Delver】
OUT
2~4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
2《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
0~1《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
IN
2《流刑への道/Path to Exile》
2《議会の採決/Council’s Judgment》
0~1《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
0~1《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
0~1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
先手、後手、相手のサイドボードやプレイングでタフ1を減らした長期戦か、テンポを意識した最低限の入れ替えか選択。
【Lands】
OUT
4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
2《セラの報復者/Serra Avenger》
1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
IN
1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
1《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
2《外科的摘出/Surgical Extraction》
2《流刑への道/Path to Exile》
2《議会の採決/Council’s Judgment》
【Eldrazi】
OUT
4《ルーンの母/Mother of Runes》
2《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
1《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
IN
1《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
2《流刑への道/Path to Exile》
2《議会の採決/Council’s Judgment》
《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》は11バニラより強い。
【4c Leovold】
OUT
1《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
2《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
1《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
IN
1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
2《議会の採決/Council’s Judgment》
如何に《悪意の大梟/Baleful Strix》を無視して殴れるか。《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》が3枚以上あると勝負はできるが専用気味。
【Miracle】
OUT
2《ルーンの母/Mother of Runes》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
IN
1《封じ込める僧侶/Containment Priest》
1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
1《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
2《議会の採決/Council’s Judgment》
《霊気の薬瓶/AEther Vial》ある=有利、《霊気の薬瓶/AEther Vial》ない=《封じ込める僧侶/Containment Priest》のデメリットはない。瞬速は《終末/Terminus》と《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》に対して動かし易い。
【ANT】
OUT
1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
3《ちらつき鬼火/Flickerwisp》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
IN
1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
1《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
2《外科的摘出/Surgical Extraction》
2《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》
2《議会の採決/Council’s Judgment》
《宮殿の看守/Palace Jailer》と《ちらつき鬼火/Flickerwisp》は好み。《セラの報復者/Serra Avenger》は《冥府の教示者/Infernal Tutor》を使っての《夜の戦慄/Dread of Night》2枚張りでも入り残れる打点なので優先。《議会の採決/Council’s Judgment》を入れるのも同じ理由。
【Sneak Show】
OUT
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
IN
1《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1《封じ込める僧侶/Containment Priest》
1《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
2《議会の採決/Council’s Judgment》
【Red Prison】
OUT
4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
IN
1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
1《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
2《議会の採決/Council’s Judgment》
そのため、【Death and Taxes】以外の動きについては言及しない。
◇土地の置き方
フェッチランドとデュアルランドのみで構成される【Delver】と違い、【Death and Taxes】の土地はそれぞれが様々な個性を持っている。(《渦まく知識/Brainstorm》を持たないデッキなりのマナトラブルに対する付き合い方だ。)そのため、色マナと対戦相手の《不毛の大地/Wasteland》だけでなく、土地を一つ置くにしても多少気を遣う必要がある。
それが顕著に表れるのが《霊気の薬瓶/AEther Vial》が絡んだ際だ。まずはこの土地の置き方を簡単に考えて行こう。
基本となる動きは《霊気の薬瓶/AEther Vial》を置いた状態での2ターン目の《リシャーダの港/Rishadan Port》の起動、《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を中心としたヘイトベアーのキャスト、相手の《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》や《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》に向けて打つ《剣を鍬に/Swords to Plowshares》と《不毛の大地/Wasteland》を同時に行なう3つが主である。
これらはそれぞれ任意のマナと《リシャーダの港/Rishadan Port》、白マナと任意のマナ、白マナと《不毛の大地/Wasteland》である。よって、一貫する土地は白マナとなる。
しかし、ここで問題となるのは3つ目の動き。これは既に手札に《不毛の大地/Wasteland》、《剣を鍬に/Swords to Plowshares》、白マナの内2つを握っていなければ実現ができない。そして、この動きは《不毛の大地/Wasteland》にしても《剣を鍬に/Swords to Plowshares》にしても相手依存の動きである。
例え、白マナを置き、《霊気の薬瓶/AEther Vial》を唱え、《不毛の大地/Wasteland》を抱えても、相手がクリーチャーを展開しないか基本地形(或いはフェッチランド)を置くだけで回避ができてしまう。これでは損が生じる場合がある。
判り易く具体的に考えてみよう。あなたは運悪くダブルマリガン後、手札が《霊気の薬瓶/AEther Vial》、《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》、《剣を鍬に/Swords to Plowshares》、《平地/Palins》、《不毛の大地/Wasteland》だったとしよう。この場合上記の例に従い《平地/Palins》を置き、相手の返しのアクションがフェッチランドを置いてエンドだった。次の自分の動きはどうなる?
勿論それはドロー次第で変わる。あなたはまたも運悪く《平地/Palins》を引いたとする。おそらく、このサリアはカードの価値が非常に高いので《霊気の薬瓶/AEther Vial》から確実に通したい。土地を置いて返すのが良いだろう。
相手はそのままターンを迎え、メインで《Volcanic Island》を置き《渦まく知識/Brainstorm》を打った。そして、フェッチランドを起動。《Underground Sea》から《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》を展開した。あなたはエンドに当然《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を打ち、ターンを迎える。
《霊気の薬瓶/AEther Vial》のカウンターが2つになり、ドローは《リシャーダの港/Rishadan Port》。さて、あなたはなんの土地を置いていた?
きちんと《不毛の大地/Wasteland》を置いていれば、《リシャーダの港/Rishadan Port》を置き、《霊気の薬瓶/AEther Vial》を起動。《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》の居る場面で《不毛の大地/Wasteland》を使い、アップキープに《リシャーダの港/Rishadan Port》で土地を寝かせ、殆ど相手の1ターンは飛ぶだろう。しかし、《平地/Palins》を置いていたのなら、あなたは《不毛の大地/Wasteland》と《リシャーダの港/Rishadan Port》のいずれかしか起動ができない。
もう一度、1枚目のドローまで戻ろう。あなたは5枚の手札から《平地/Palins》を置いて《霊気の薬瓶/AEther Vial》を唱えた。それから今度は2ターン目に《魂の洞窟/Cavern of Souls》を引いた。これなら《目くらまし/Daze》には引っ掛からない。当然、”人間”を宣言して《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》をプレイする。これでメインに《渦まく知識/Brainstorm》をプレイできなくなるから整理できる手札の枚数と掘れる枚数がそれぞれ1枚ずつ変わる。
そして、今回は《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》に合わせて、《渦まく知識/Brainstorm》を打たれた。それからメインに入ってフェッチランドを置き、起動。そして、《思案/Ponder》キャストしそのまま1枚引いた。
あなたの3t目のドローは《リシャーダの港/Rishadan Port》。あれ、ちょっと待った。これだと自分の土地は《平地/Palins》、《魂の洞窟/Cavern of Souls》、そして、《リシャーダの港/Rishadan Port》か《不毛の大地/Wasteland》のいずれかになってしまう。
そう、なので実際にこの5枚の手札の正解は1ターン目に《不毛の大地/Wasteland》を置き《霊気の薬瓶/AEther Vial》を唱える。2ターン目はクリーチャーを引けていないなら《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》は出さない、だ。(勿論《魂の洞窟/Cavern of Souls》の場合は別)
相手が《不毛の大地/Wasteland》を見せると警戒してくると言う反論もあるだろうが、1tに《平地/Palins》から《霊気の薬瓶/AEther Vial》を置いて《不毛の大地/Wasteland》を警戒してこないプレイヤーは居ない。なので想定する必要はないだろう。
真に考慮すべきは《霊気の薬瓶/AEther Vial》が《意思の力/Force of Will》をされ、《不毛の大地/Wasteland》を《不毛の大地/Wasteland》され、以後のドローで土地を引かなかった場合だ。この場合は明確に《平地/Palins》のほうが優れている。
しかし、これは残りのデッキから21枚の土地と3枚の《霊気の薬瓶/AEther Vial》を引かないことを意味しており、確率は当然低いし、《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を唱えた後に《不毛の大地/Wasteland》をされれば結果に対して変わりはない。(後手番で《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を前に《不毛の大地/Wasteland》を起動するプレイヤーは居ないだろうから、実質的には2ターンを稼いでいるという反論は正しいが)
では今度は《霊気の薬瓶/AEther Vial》、《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》、《剣を鍬に/Swords to Plowshares》、《平地/Palins》、《リシャーダの港/Rishadan Port》の5枚ならどうだろう。
答えは決まったかな?
まず現状での動きを考えてみよう。例えば、次のドローが自分の選択肢を増やさない《平地/Palins》のようなカードであれば、やはり《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を大事に使いたいので、《リシャーダの港/Rishadan Port》でそのターンをやり過ごすことになるだろう。
しかし、《不毛の大地/Wasteland》を引いたときは《剣を鍬に/Swords to Plowshares》と同時に打つ局面が現れる可能性があるし、《魂の洞窟/Cavern of Souls》を引けばそちらから《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を唱えることもある。《魂の洞窟/Cavern of Souls》を置けば続く3ターン目のドローで《不毛の大地/Wasteland》や《カラカス/Karakas》を引いた場合に《平地/Palins》では整合性が取れなくなることは言うまでもないだろう。
この状況のポイントは《リシャーダの港/Rishadan Port》を起動しない展開がどれくらい存在するかに依る。実際のところ上記の二つ以外で動きが変わる局面はないので、私は《平地/Palins》から置いたほうが良いと思う。《不毛の大地/Wasteland》のほうが単純に枚数が多いし、《魂の洞窟/Cavern of Souls》があっても急いで《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を出すかは怪しい。《リシャーダの港/Rishadan Port》は《不毛の大地/Wasteland》と違い相手に依存せずマナを拘束でき、なおかつ自分の土地が伸びるので3ターン目のアクションに選択肢を与えてくれるからだ。例えば、次のターンに《カラカス/Karakas》や《不毛の大地/Wasteland》を引いた場合には判り易く《魂の洞窟/Cavern of Souls》より優れている。
また反対に土地が過剰にある場合には《地平線の梢/Horizon Canopy》も罠に成り得る。
自分の場にカウンターが2つの《霊気の薬瓶/AEther Vial》、《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》、《平地/Palins》、《リシャーダの港/Rishadan Port》、《カラカス/Karakas》がある第4ターンなどに訪れる。
あなたはやはり運悪くダブルマリガンをしており、残る手札は《平地/Palins》、《地平線の梢/Horizon Canopy》、このターンに引いてきた《ルーンの母/Mother of Runes》の3枚だ。完全なるマナフラット、全く最悪の引きだったがようやく2枚目のスペル(《霊気の薬瓶/AEther Vial》はスペルだがそれじゃあ戦えない)を引いてこられた。
あなたはこのターン《リシャーダの港/Rishadan Port》を起動したいし、《カラカス/Karakas》を寝かせる理由もない。それじゃあ《平地/Palins》を置いて……ちょっと、待った!
本当に《平地/Palins》を置いても良いだろうか?なんで?《地平線の梢/Horizon Canopy》を置いて1点を食らう必要なんてないじゃないかと思うかも知れない。けれど次のターンを考えて見よう。
《ルーンの母/Mother of Runes》が生きて帰ってくればハッピー、最高だ。相手は除去を持っていないし、カウンターもおそらくないので、追加のクリーチャーを引くだけで勝てそうだ。アンラッキーなことにまたしても《平地/Palins》を引いても、《カラカス/Karakas》を引いても許してやろう。まだ俺には《地平線の梢/Horizon Canopy》がある。セットして、起動、《不毛の大地/Wasteland》また土地かよ!しかし、相手には《Volcanic Island》があった。マナフラットをしている自分には必要がないから投げつけてやろう。
このように、このプレイには多少の問題がある。このターンあなたは既に土地をセットしているのだ。これが対戦相手も毎ターン土地を置いているような状況であればそこまで問題はないが、1度止まっていて3枚しかない場合は大きく異なる。
仮に相手の場には裏返った《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》が1体いたとする。それでもこの状況であなたは有利だ。《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》が居て、相手のキャントリップは遅く回答や脅威に辿り着くのに時間が掛かる。《ルーンの母/Mother of Runes》が既にアクティブな状態にあり後続はおそらく簡単に生き残る。そして、《霊気の薬瓶/AEther Vial》がありカウンターなら引かれようとも問題はない。(《剣を鍬に/Swords to Plowshares》の場合は《意思の力/Force of Will》だと少し困るが)
たったの1枚、《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》を打ち取れるカードか、それにダメージレースで勝てるカードを引けばおそらく勝てるんだ。しかし、対戦相手が後続を追加してくれば状況は一気に変わる。ここまで、自分は《リシャーダの港/Rishadan Port》を起動してきた。対戦相手は未だに2マナまでしか自由には使えていない。除去はない、《意思の力/Force of Will》も握ってはいなかった。《目くらまし/Daze》とキャントリップだけの手札など可能性は薄い。しかし、キャストできないカードを握っているなら説明がつく。例えば、《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》とか《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》とか。
この場合《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》に対してライフの1点は大きな意味を成さない。20点が19点になろうとも《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》は7回殴らなくてはいけない。しかし、この局面で追加の後続、それもダメージレースが構築できないようなクロックは試合を終わらせてしまうほどのインパクトを持つ。
自分は今、《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》への回答が1ターンでも早く欲しい。そして、相手には1ターンでも長くマナを自由に使えない状態で居て貰わなければならない。このような局面に於いて、《地平線の梢/Horizon Canopy》のプレイは正当化され得る。
これは基本的にはレアケースだ。問題となるのは上記のような場面と《地平線の梢/Horizon Canopy》を置いて即座に起動したターンに引いた土地が価値を持つ場合のみだ。そして、その価値のある土地は一部の試合に於いての《カラカス/Karakas》と《不毛の大地/Wasteland》、《リシャーダの港/Rishadan Port》の3枚だ。更に《カラカス/Karakas》が必要となる試合に於いての1点は価値が低く判り易い場合が多く、《リシャーダの港/Rishadan Port》が必要になる局面は複数枚の白マナが並ぶ場合が多く必然的に《地平線の梢/Horizon Canopy》をセットする選択肢が生まれ易い。
しかし、わざわざ記載することにしたのはこの問題が《地平線の梢/Horizon Canopy》を置いたではなく、それが表面化するのが次のターンだからである。最低でも自分の次のターンは考えて置くとよい。
次はこのデッキの顔である《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》について、注意しなければならないことを考えよう。
(*^^*) <という予定だったんだ。
( ^-^)_旦"" <お茶だけは用意したから、続きは自分で考えよう。。。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
・《平地/Palins》と《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》の散らし方
合計枚数が10枚の場合に両方を5枚ずつにしたとき、変わらず《予報/Predict》を打つ側からは《平地/Palins》と《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》の双方の確率が最も高く正解になってしまう。
また、散らしていることを知った場合には盤面の枚数の少ない方を指定するのが良いように捉えやすい。
散らす枚数の比率を変えても確率的には変わらないので、プレイヤーの心理的に選択し辛い枚数にした方が微量ながら振りを取られ辛いので、非公開の時点で宣言し易い《平地/Palins》をまずライブラリーから枚数を減らしつつ、初手に置く土地が《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》であることがおそらく最も確率を下げられる。
よって、情報が非公開の時点では比率を4:6または3:7程度にする方が優れている(と思われる)。
・【Grixis Delver】が増えコンボが減っているメタを認識している【Grixis Delver】がサイドのスロットを除去に寄せている現状で【Death and Taxes】側のサイド後が勝てるような作りになっていない
《稲妻/Lightning Bolt》*4+《二股の稲妻/Forked Bolt》のメインに《古えの遺恨/Ancient Grudge》、《悪魔の布告/Diabolic Edict》の2枚確定で追加、《湿地での被災/Marsh Casualties》、《最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope》、《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》、《硫黄の精霊/Sulfur Elemental》、《イゼットの静電術師/Izzet Staticaster》辺りのタフ1~2除去が2枚、加えて《削剥/Abrade》か《真髄の針/Pithing Needle》が入ってくることが多い。
《議会の採決/Council’s Judgment》は《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》に充てなければならないので、使える除去は《剣を鍬に/Swords to Plowshares》*4と《流刑への道/Path to Exile》*2の6枚。大して相手の戦力は《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》*4+《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》*4+《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》*2とキャントリップの有無による引き易さを度外視しても4枚ほど不足している。(《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》はどうでもよい)
よって、いずれかを盤面で止める必要がある。メインボードでは《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》を《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》が、《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》を《ちらつき鬼火/Flickerwisp》が見ることができたが、双方とも上記のタフ1除去やアーティファクト破壊が当たりこれら1枚で瓦解し押し切られる格好になり易い。
・《蛮族のリング/Barbarian Ring》入りの【Lands】以外には《安らかなる眠り/Rest in Peace》が過剰
《溶鉄の渦/Molten Vortex》を触れるカードもしくは《真髄の針/Pithing Needle》か《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》、或いは《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》と《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》の組み合わせで【Lands】側の除去は止まる。
残るはDDコンボのみでこれは《ちらつき鬼火/Flickerwisp》、《剣を鍬に/Swords to Plowshares》、サイド後の《流刑への道/Path to Exile》、《カラカス/Karakas》、飛行クリーチャーでのチャンプか余った過剰に引いたバイアル、《殴打頭蓋/Batterskull》でのゲインがあれば《宮殿の看守/Palace Jailer》も間に合う。
更にこのマッチアップでの《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》の指定は2。《安らかなる眠り/Rest in Peace》は後引きでは機能せず、かと言ってそれが引けない状態では2を止めてからしか攻め手を作れず、プレイングの一貫性を損なう。
サイドスロットに余裕がある場合はその限りではないが、【Reanimate】と【ANT】の一部のルートを潰せる《外科的摘出/Surgical Extraction》より優先される理由は乏しい。
・【Grixis Delver】または【Lands】に勝率を確保できないならば、そもそも【Grixis Delver】を選択すればよい。
よって、最低でも片方には有利を取れるようにしなければならない。加えて、他に数の多そうな【Eldrazi】にも《忘却蒔き/Oblivion Sower》型でなければ有利なので、そこも落としたくはない。
サンプル
Creatures 26
4《ルーンの母/Mother of Runes》
4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
2《セラの報復者/Serra Avenger》
3《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
3《ちらつき鬼火/Flickerwisp》
1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
1《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
2《宮殿の看守/Palace Jailer》
Spells 11
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
Lands 23
4《リシャーダの港/Rishadan Port》
4《不毛の大地/Wasteland》
1《魂の洞窟/Cavern of Souls》
1《地平線の梢/Horizon Canopy》
3《カラカス/Karakas》
6《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》
4《平地/Palins》
Sideboards 13
1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
1《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1《封じ込める僧侶/Containment Priest》
1《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
2《外科的摘出/Surgical Extraction》
2《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》
1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
2《流刑への道/Path to Exile》
2《議会の採決/Council’s Judgment》
残りのスロットは2枠。
・解説
【Delver】に意識されたら、こっちも意識する必要があって、今のメタなら《セラの報復者/Serra Avenger》は必要。《削剥/Abrade》が増えて、サイド後に装備品を3枚回しても勝てない可能性があることも、フィッシャーの増量を後押ししている。更にコンボが減っている上に《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》もない今となっては、《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》は強くなく幸いスロットの確保は簡単にできる。(《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》には効くのでメインは悪くないが、どうしても酷さが際立つサイド後に抜ききれる枚数に留めたい)
また基本的には《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》をサイド後から1枚足して得られる勝率より、《護衛募集員/Recruiter of the Guard》からも拾える《宮殿の看守/Palace Jailer》を1枚増やして得られる勝率が低くなることはないので優先。
(素引きの《ちらつき鬼火/Flickerwisp》好きじゃない。《霊気の薬瓶/AEther Vial》か《護衛募集員/Recruiter of the Guard》ないとただのバニラだし。
メインは《ちらつき鬼火/Flickerwisp》が4枚の形が最も丸くて強いのは解るけど、サイド後は本当に信用置けないし、《ちらつき鬼火/Flickerwisp》*4+《宮殿の看守/Palace Jailer》*1よりも《ちらつき鬼火/Flickerwisp》*3+《宮殿の看守/Palace Jailer》*2の方が強い。
理はない。好み。通常のリストからは《護衛募集員/Recruiter of the Guard》1枚増えたから、辿り着ける枚数は変わってないしー)
【Grixis Delver】
OUT
2~4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
2《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
0~1《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
IN
2《流刑への道/Path to Exile》
2《議会の採決/Council’s Judgment》
0~1《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
0~1《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
0~1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
先手、後手、相手のサイドボードやプレイングでタフ1を減らした長期戦か、テンポを意識した最低限の入れ替えか選択。
【Lands】
OUT
4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
2《セラの報復者/Serra Avenger》
1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
IN
1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
1《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
2《外科的摘出/Surgical Extraction》
2《流刑への道/Path to Exile》
2《議会の採決/Council’s Judgment》
【Eldrazi】
OUT
4《ルーンの母/Mother of Runes》
2《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
1《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
IN
1《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
2《流刑への道/Path to Exile》
2《議会の採決/Council’s Judgment》
《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》は11バニラより強い。
【4c Leovold】
OUT
1《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
2《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
1《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
IN
1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
2《議会の採決/Council’s Judgment》
如何に《悪意の大梟/Baleful Strix》を無視して殴れるか。《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》が3枚以上あると勝負はできるが専用気味。
【Miracle】
OUT
2《ルーンの母/Mother of Runes》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
IN
1《封じ込める僧侶/Containment Priest》
1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
1《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
2《議会の採決/Council’s Judgment》
《霊気の薬瓶/AEther Vial》ある=有利、《霊気の薬瓶/AEther Vial》ない=《封じ込める僧侶/Containment Priest》のデメリットはない。瞬速は《終末/Terminus》と《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》に対して動かし易い。
【ANT】
OUT
1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
3《ちらつき鬼火/Flickerwisp》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
IN
1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
1《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
2《外科的摘出/Surgical Extraction》
2《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》
2《議会の採決/Council’s Judgment》
《宮殿の看守/Palace Jailer》と《ちらつき鬼火/Flickerwisp》は好み。《セラの報復者/Serra Avenger》は《冥府の教示者/Infernal Tutor》を使っての《夜の戦慄/Dread of Night》2枚張りでも入り残れる打点なので優先。《議会の採決/Council’s Judgment》を入れるのも同じ理由。
【Sneak Show】
OUT
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
IN
1《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1《封じ込める僧侶/Containment Priest》
1《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
2《議会の採決/Council’s Judgment》
【Red Prison】
OUT
4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
IN
1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
1《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
2《議会の採決/Council’s Judgment》
晴れる屋 レガシー杯[2017.12.09]
2017年12月9日 Death and TaxesCreatures 23
4《ルーンの母/Mother of Runes》
2《審判官の使い魔/Judge’s Familiar》
4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》
3《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
2《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
1《宮殿の看守/Palace Jailer》
Spells 15
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
4《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
Lands 22
4《不毛の大地/Wasteland》
3《リシャーダの港/Rishadan Port》
2《魂の洞窟/Cavern of Souls》
1《地平線の梢/Horizon Canopy》
3《Karakas》
9《平地/Plains》
Sideborads 15
2《封じ込める僧侶/Containment Priest》
1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
1《宮殿の看守/Palace Jailer》
1《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》
2《外科的摘出/Surgical Extraction》
2《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》
1《流刑への道/Path to Exile》
2《議会の採決/Council’s Judgment》
1《真髄の針/Pithing Needle》
1《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
構築色々
・【Death and Taxes】の三大負け筋、《霊気の薬瓶/AEther Vial》がない、色マナ出ない、複数枚要らないカードがダブった、を改善したい。(《霊気の薬瓶/AEther Vial》とか《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》とか《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》とか《カラカス/Karakas》)
・《霊気の薬瓶/AEther Vial》がないと起動が儘ならない《リシャーダの港/Rishadan Port》が本当に4枚も必要なのか?
・《霊気の薬瓶/AEther Vial》がない状態で勝つにはやはりデッキの動きをコンパクトにしたい。
・その内の一つを改善できる《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》は搭乗と茶色破壊に引っ掛かる部分が気になるものの採用していきたい。
・《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》に乗れて、それの除去を難しくでき、コンボ耐性をある程度持ち、デッキの薄い1マナをカバーできる《審判官の使い魔/Judge’s Familiar》は、後半に引くデメリットに目を瞑ってでも採用したい。
・後手の【Delver】には捌く側に回るので《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を枚数調整しながら、《議会の採決/Council’s Judgment》を入れるので、意外とリソース勝負。
【Miracle】、【4c】(【Death and Taxes】のミラー)も、基本的にはリソース勝負になる。
【Death and Taxes】は《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》と《護衛募集員/Recruiter of the Guard》でしか複数枚を稼ぎ出せない。こういう戦いに活路を見い出せるように、近年のスタン宜しく《宮殿の看守/Palace Jailer》と《議会の採決/Council’s Judgment》を入れて、速度を中速に変更してコントロール然とした戦いとテンポを切り替えていけたらいいな。
・【Delver】、【Grixis】、【4c】、【Lands】、【ANT】、【Miracle】あたりを見ておけば酷い事には(
今回は実際にどれくらい《霊気の薬瓶/AEther Vial》が勝率に影響しているかを見るために初手にあったかも記載してみる。
1戦目 4C Leovold(赤抜き) ×○○
Game1 後手 自分6枚 相手7枚 《霊気の薬瓶/AEther Vial》×
先手《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》から《僧院の導師/Monastery Mentor》。
Game2 先手 自分7枚 相手7枚 《霊気の薬瓶/AEther Vial》○
OUT:2《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 2《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》 1《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
IN:1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》 1《宮殿の看守/Palace Jailer》 1《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》 2《議会の採決/Council’s Judgment》
Game3 後手 自分6枚 相手7枚 《霊気の薬瓶/AEther Vial》○
OUT:1《審判官の使い魔/Judge’s Familiar》 2《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》 1《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》
IN:1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》 1《宮殿の看守/Palace Jailer》 2《議会の採決/Council’s Judgment》
2戦目 Eldrazi Post ××
Game1 先手 自分5枚 相手7枚 《霊気の薬瓶/AEther Vial》○
場に《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》がある状態で更地になり、返しのカードは《虚空の杯/Chalice of the Void》。生物を引いたら大体勝ち、と思っていたら、その後3ターンで《ルーンの母/Mother of Runes》*2、《審判官の使い魔/Judge’s Familiar》。
《作り変えるもの/Matter Reshaper》、《果てしなきもの/Endless One 》、《エルドラージのミミック/Eldrazi Mimic》と引かれる。
4tに《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》を引くも、《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を出されてフルパンからライフが3。
最終ターンにコンバットミスで盤面だけで負け。
ミスらなければ返しのドローを見て、何を引いても負けの局面を作れた。
(生きているだけとは言え、生きてはいた)
Game2 先手 自分6枚 相手7枚 《霊気の薬瓶/AEther Vial》×
OUT:2《審判官の使い魔/Judge’s Familiar》 2《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》 2《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
IN:1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》 1《宮殿の看守/Palace Jailer》 2《議会の採決/Council’s Judgment》 1《流刑への道/Path to Exile》
上記のコントロール気味のプランに仕方なく変更。Post型で《絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger》が居ることは確定しているので、ロングゲームは勝てないが抜いたカードよりはマシという判断。
【Eldrazi】は装備品で相手のスペックを上回って戦闘で勝つのを最終的な目標にすることになるが、今回はそれに加えて除去での11交換から《宮殿の看守/Palace Jailer》としても良い。
《剣を鍬に/Swords to Plowshares》2枚の手札をキープして占術で《虚空の杯/Chalice of the Void》ケアで《議会の採決/Council’s Judgment》をトップ。
除去で《難題の予見者/Thought-Knot Seer》と《現実を砕くもの/Reality Smasher》を狙い、残りは盤面で止めることを意識。
引いてきた1枚目の《宮殿の看守/Palace Jailer》で《現実を砕くもの/Reality Smasher》を確保、2枚目で《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を隔離。
ドローの枚数差で、
相手 4点
自分 8点
自分の場に《ルーンの母/Mother of Runes》、《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》(タップ状態)。手札に見られている状態の《議会の採決/Council’s Judgment》。
相手の場に《エルドラージのミミック/Eldrazi Mimic》。手札は2枚。
ここで《果てしなきもの/Endless One》をキャスト、そして誘発した《エルドラージのミミック/Eldrazi Mimic》でアタック。残りの1枚の手札はトップ勝負の状態で2ターン前から抱えたままだったので、ほぼ土地。
つまり《ルーンの母/Mother of Runes》でチャンプすれば、見えている情報だけで相手側から見ても負け確定の、ミスしてくれたらいいなー、というアタックになる。
これを見落としがないか盤面、ライフをもう一度確認し、ライフが8点と余裕があることに気付き、テイク。
釈放された《難題の予見者/Thought-Knot Seer》が嬉々と手札の《議会の採決/Council’s Judgment》を持って行き、《現実を砕くもの/Reality Smasher》も盤面に現れ、負け。
3戦目 BUG Delver ××
Game1 先手 自分7枚 相手7枚 《霊気の薬瓶/AEther Vial》×
Game2 先手 自分7枚 相手7枚 《霊気の薬瓶/AEther Vial》×
OUT:1《審判官の使い魔/Judge’s Familiar》 2《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》 1《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》 1《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》
IN:1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》 1《宮殿の看守/Palace Jailer》 2《議会の採決/Council’s Judgment》 1《流刑への道/Path to Exile》
4戦目 Eldrazi Post ××
Game1 後手 自分7枚 相手7枚 《霊気の薬瓶/AEther Vial》×
1t《雲上の座/Cloudpost》
1t《不毛の大地/Wasteland》
2t《雲上の座/Cloudpost》
3t《雲上の座/Cloudpost》
4t《ヴェズーヴァ/Vesuva》
5t《ヴェズーヴァ/Vesuva》から《絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger》
Game2 先手 自分7枚 相手7枚 《霊気の薬瓶/AEther Vial》×
OUT:2《ルーンの母/Mother of Runes》 2《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》 2《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
IN:1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》 1《宮殿の看守/Palace Jailer》 2《議会の採決/Council’s Judgment》 1《流刑への道/Path to Exile》
1t《雲上の座/Cloudpost》
2t《不毛の大地/Wasteland》
2t《雲上の座/Cloudpost》
3t《微光地/Glimmerpost》
4t《ヴェズーヴァ/Vesuva》
5t《ヴェズーヴァ/Vesuva》
6t《ウギンの目/Eye of Ugin》
7t《絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger》
すごかった。
5戦目 Sneak Show ××
Game1 後手 自分7枚 相手7枚 《霊気の薬瓶/AEther Vial》×
Game2 先手 自分5枚 相手7枚 《霊気の薬瓶/AEther Vial》×
OUT:4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
IN:2《封じ込める僧侶/Containment Priest》 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 1《宮殿の看守/Palace Jailer》 1《真髄の針/Pithing Needle》
6戦目 Sneak Show ×○○
Game1 先手 自分7枚 相手7枚 《霊気の薬瓶/AEther Vial》×
2t《実物提示教育/Show and Tell》
Game2 先手 自分7枚 相手7枚 《霊気の薬瓶/AEther Vial》×
OUT:4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》 1《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》 1《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》
IN:2《封じ込める僧侶/Containment Priest》 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 1《宮殿の看守/Palace Jailer》 1《真髄の針/Pithing Needle》 2《議会の採決/Council’s Judgment》
《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》→《護衛募集員/Recruiter of the Guard》→《封じ込める僧侶/Containment Priest》→《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》。
Game3 先手 自分7枚 相手7枚 《霊気の薬瓶/AEther Vial》×
OUT:4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》 1《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》 1《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》
IN:2《封じ込める僧侶/Containment Priest》 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 1《宮殿の看守/Palace Jailer》 1《真髄の針/Pithing Needle》 2《議会の採決/Council’s Judgment》
《魂の洞窟/Cavern of Souls》から《封じ込める僧侶/Containment Priest》。
《護衛募集員/Recruiter of the Guard》から《封じ込める僧侶/Containment Priest》の2枚目を手札入れて構え。
2-4
【Eldrazi Post】相手へのミスは3本目の後手を捲るのは厳しいので、マッチでの勝敗に関係がないとして、【BUG Delver】に勝っとかないから…。
見事に《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》を減らしたら【Sneak Show】2回と、《絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger》&《忘却蒔き/Oblivion Sower》型のきついほうの【Eldrazi】。《不毛の大地/Wasteland》&《魂の洞窟/Cavern of Souls》ではなくPost型なのもあり、こっちは絶望的。
どっちにしろ【BUG】を落とすのなら《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》の枠を《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》にしていればもう一つ勝てていた可能性はあるかも知れない……。
《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》の枠は《幽霊街/Ghost Quarter》にしよう……。
4《ルーンの母/Mother of Runes》
2《審判官の使い魔/Judge’s Familiar》
4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》
3《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
2《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
1《宮殿の看守/Palace Jailer》
Spells 15
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
4《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
Lands 22
4《不毛の大地/Wasteland》
3《リシャーダの港/Rishadan Port》
2《魂の洞窟/Cavern of Souls》
1《地平線の梢/Horizon Canopy》
3《Karakas》
9《平地/Plains》
Sideborads 15
2《封じ込める僧侶/Containment Priest》
1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
1《宮殿の看守/Palace Jailer》
1《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》
2《外科的摘出/Surgical Extraction》
2《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》
1《流刑への道/Path to Exile》
2《議会の採決/Council’s Judgment》
1《真髄の針/Pithing Needle》
1《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
構築色々
・【Death and Taxes】の三大負け筋、《霊気の薬瓶/AEther Vial》がない、色マナ出ない、複数枚要らないカードがダブった、を改善したい。(《霊気の薬瓶/AEther Vial》とか《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》とか《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》とか《カラカス/Karakas》)
・《霊気の薬瓶/AEther Vial》がないと起動が儘ならない《リシャーダの港/Rishadan Port》が本当に4枚も必要なのか?
・《霊気の薬瓶/AEther Vial》がない状態で勝つにはやはりデッキの動きをコンパクトにしたい。
・その内の一つを改善できる《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》は搭乗と茶色破壊に引っ掛かる部分が気になるものの採用していきたい。
・《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》に乗れて、それの除去を難しくでき、コンボ耐性をある程度持ち、デッキの薄い1マナをカバーできる《審判官の使い魔/Judge’s Familiar》は、後半に引くデメリットに目を瞑ってでも採用したい。
・後手の【Delver】には捌く側に回るので《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を枚数調整しながら、《議会の採決/Council’s Judgment》を入れるので、意外とリソース勝負。
【Miracle】、【4c】(【Death and Taxes】のミラー)も、基本的にはリソース勝負になる。
【Death and Taxes】は《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》と《護衛募集員/Recruiter of the Guard》でしか複数枚を稼ぎ出せない。こういう戦いに活路を見い出せるように、近年のスタン宜しく《宮殿の看守/Palace Jailer》と《議会の採決/Council’s Judgment》を入れて、速度を中速に変更してコントロール然とした戦いとテンポを切り替えていけたらいいな。
・【Delver】、【Grixis】、【4c】、【Lands】、【ANT】、【Miracle】あたりを見ておけば酷い事には(
今回は実際にどれくらい《霊気の薬瓶/AEther Vial》が勝率に影響しているかを見るために初手にあったかも記載してみる。
1戦目 4C Leovold(赤抜き) ×○○
Game1 後手 自分6枚 相手7枚 《霊気の薬瓶/AEther Vial》×
先手《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》から《僧院の導師/Monastery Mentor》。
Game2 先手 自分7枚 相手7枚 《霊気の薬瓶/AEther Vial》○
OUT:2《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 2《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》 1《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
IN:1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》 1《宮殿の看守/Palace Jailer》 1《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》 2《議会の採決/Council’s Judgment》
Game3 後手 自分6枚 相手7枚 《霊気の薬瓶/AEther Vial》○
OUT:1《審判官の使い魔/Judge’s Familiar》 2《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》 1《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》
IN:1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》 1《宮殿の看守/Palace Jailer》 2《議会の採決/Council’s Judgment》
2戦目 Eldrazi Post ××
Game1 先手 自分5枚 相手7枚 《霊気の薬瓶/AEther Vial》○
場に《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》がある状態で更地になり、返しのカードは《虚空の杯/Chalice of the Void》。生物を引いたら大体勝ち、と思っていたら、その後3ターンで《ルーンの母/Mother of Runes》*2、《審判官の使い魔/Judge’s Familiar》。
《作り変えるもの/Matter Reshaper》、《果てしなきもの/Endless One 》、《エルドラージのミミック/Eldrazi Mimic》と引かれる。
4tに《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》を引くも、《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を出されてフルパンからライフが3。
最終ターンにコンバットミスで盤面だけで負け。
ミスらなければ返しのドローを見て、何を引いても負けの局面を作れた。
(生きているだけとは言え、生きてはいた)
Game2 先手 自分6枚 相手7枚 《霊気の薬瓶/AEther Vial》×
OUT:2《審判官の使い魔/Judge’s Familiar》 2《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》 2《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
IN:1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》 1《宮殿の看守/Palace Jailer》 2《議会の採決/Council’s Judgment》 1《流刑への道/Path to Exile》
上記のコントロール気味のプランに仕方なく変更。Post型で《絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger》が居ることは確定しているので、ロングゲームは勝てないが抜いたカードよりはマシという判断。
【Eldrazi】は装備品で相手のスペックを上回って戦闘で勝つのを最終的な目標にすることになるが、今回はそれに加えて除去での11交換から《宮殿の看守/Palace Jailer》としても良い。
《剣を鍬に/Swords to Plowshares》2枚の手札をキープして占術で《虚空の杯/Chalice of the Void》ケアで《議会の採決/Council’s Judgment》をトップ。
除去で《難題の予見者/Thought-Knot Seer》と《現実を砕くもの/Reality Smasher》を狙い、残りは盤面で止めることを意識。
引いてきた1枚目の《宮殿の看守/Palace Jailer》で《現実を砕くもの/Reality Smasher》を確保、2枚目で《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を隔離。
ドローの枚数差で、
相手 4点
自分 8点
自分の場に《ルーンの母/Mother of Runes》、《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》(タップ状態)。手札に見られている状態の《議会の採決/Council’s Judgment》。
相手の場に《エルドラージのミミック/Eldrazi Mimic》。手札は2枚。
ここで《果てしなきもの/Endless One》をキャスト、そして誘発した《エルドラージのミミック/Eldrazi Mimic》でアタック。残りの1枚の手札はトップ勝負の状態で2ターン前から抱えたままだったので、ほぼ土地。
つまり《ルーンの母/Mother of Runes》でチャンプすれば、見えている情報だけで相手側から見ても負け確定の、ミスしてくれたらいいなー、というアタックになる。
これを見落としがないか盤面、ライフをもう一度確認し、ライフが8点と余裕があることに気付き、テイク。
釈放された《難題の予見者/Thought-Knot Seer》が嬉々と手札の《議会の採決/Council’s Judgment》を持って行き、《現実を砕くもの/Reality Smasher》も盤面に現れ、負け。
3戦目 BUG Delver ××
Game1 先手 自分7枚 相手7枚 《霊気の薬瓶/AEther Vial》×
Game2 先手 自分7枚 相手7枚 《霊気の薬瓶/AEther Vial》×
OUT:1《審判官の使い魔/Judge’s Familiar》 2《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》 1《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》 1《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》
IN:1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》 1《宮殿の看守/Palace Jailer》 2《議会の採決/Council’s Judgment》 1《流刑への道/Path to Exile》
4戦目 Eldrazi Post ××
Game1 後手 自分7枚 相手7枚 《霊気の薬瓶/AEther Vial》×
1t《雲上の座/Cloudpost》
1t《不毛の大地/Wasteland》
2t《雲上の座/Cloudpost》
3t《雲上の座/Cloudpost》
4t《ヴェズーヴァ/Vesuva》
5t《ヴェズーヴァ/Vesuva》から《絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger》
Game2 先手 自分7枚 相手7枚 《霊気の薬瓶/AEther Vial》×
OUT:2《ルーンの母/Mother of Runes》 2《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》 2《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
IN:1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》 1《宮殿の看守/Palace Jailer》 2《議会の採決/Council’s Judgment》 1《流刑への道/Path to Exile》
1t《雲上の座/Cloudpost》
2t《不毛の大地/Wasteland》
2t《雲上の座/Cloudpost》
3t《微光地/Glimmerpost》
4t《ヴェズーヴァ/Vesuva》
5t《ヴェズーヴァ/Vesuva》
6t《ウギンの目/Eye of Ugin》
7t《絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger》
すごかった。
5戦目 Sneak Show ××
Game1 後手 自分7枚 相手7枚 《霊気の薬瓶/AEther Vial》×
Game2 先手 自分5枚 相手7枚 《霊気の薬瓶/AEther Vial》×
OUT:4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
IN:2《封じ込める僧侶/Containment Priest》 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 1《宮殿の看守/Palace Jailer》 1《真髄の針/Pithing Needle》
6戦目 Sneak Show ×○○
Game1 先手 自分7枚 相手7枚 《霊気の薬瓶/AEther Vial》×
2t《実物提示教育/Show and Tell》
Game2 先手 自分7枚 相手7枚 《霊気の薬瓶/AEther Vial》×
OUT:4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》 1《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》 1《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》
IN:2《封じ込める僧侶/Containment Priest》 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 1《宮殿の看守/Palace Jailer》 1《真髄の針/Pithing Needle》 2《議会の採決/Council’s Judgment》
《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》→《護衛募集員/Recruiter of the Guard》→《封じ込める僧侶/Containment Priest》→《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》。
Game3 先手 自分7枚 相手7枚 《霊気の薬瓶/AEther Vial》×
OUT:4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》 1《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》 1《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》
IN:2《封じ込める僧侶/Containment Priest》 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 1《宮殿の看守/Palace Jailer》 1《真髄の針/Pithing Needle》 2《議会の採決/Council’s Judgment》
《魂の洞窟/Cavern of Souls》から《封じ込める僧侶/Containment Priest》。
《護衛募集員/Recruiter of the Guard》から《封じ込める僧侶/Containment Priest》の2枚目を手札入れて構え。
2-4
【Eldrazi Post】相手へのミスは3本目の後手を捲るのは厳しいので、マッチでの勝敗に関係がないとして、【BUG Delver】に勝っとかないから…。
見事に《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》を減らしたら【Sneak Show】2回と、《絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger》&《忘却蒔き/Oblivion Sower》型のきついほうの【Eldrazi】。《不毛の大地/Wasteland》&《魂の洞窟/Cavern of Souls》ではなくPost型なのもあり、こっちは絶望的。
どっちにしろ【BUG】を落とすのなら《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》の枠を《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》にしていればもう一つ勝てていた可能性はあるかも知れない……。
《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》の枠は《幽霊街/Ghost Quarter》にしよう……。
晴れる屋 レガシー杯[2017.08.19]
2017年8月19日 Death and Taxes
Creatures 23
4《ルーンの母/Mother of Runes》
4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》
2《セラの報復者/Serra Avenger》
3《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
2《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
1《ちらつき鬼火/Flickerwisp》
1《宮殿の看守/Palace Jailer》
Spells 13
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
2《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
Lands 24
4《不毛の大地/Wasteland》
4《リシャーダの港/Rishadan Port》
3《魂の洞窟/Cavern of Souls》
2《地平線の梢/Horizon Canopy》
3《Karakas》
8《平地/Plains》
Sideborads 15
2《封じ込める僧侶/Containment Priest》
1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
2《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
2《外科的摘出/Surgical Extraction》
2《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》
1《流刑への道/Path to Exile》
2《議会の採決/Council’s Judgment》
1《真髄の針/Pithing Needle》
1《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
1《幽霊街/Ghost Quarter》
IN
2《セラの報復者/Serra Avenger》
1《ちらつき鬼火/Flickerwisp》
1《地平線の梢/Horizon Canopy》
1《平地/Palins》
OUT
2《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》
1《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
1《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》
1《魂の洞窟/Cavern of Souls》
構築色々
・どうせサイド後に《議会の採決/Council’s Judgment》使わないといけない訳で、初めから白白を揃えよう。
・それでも《ルーンの母/Mother of Runes》、《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》で除去を止めるか、《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》&《不毛の大地/Wasteland》or《リシャーダの港/Rishadan Port》でマナを寝かして、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を動かすのが【Delver】に対する勝ち筋であり《魂の洞窟/Cavern of Souls》欲しい。
・《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》が止まるとは言え、《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》が環境的に弱すぎて嫌い。
・メインは《護衛募集員/Recruiter of the Guard》で《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を持ってくるから、【Delver】に対して《ちらつき鬼火/Flickerwisp》は要らない。
・それどころかサイド後には狙われて、《護衛募集員/Recruiter of the Guard》のブリンクに成功したとしてもそのアドバンテージが信頼できるものではない。
・更に《悪意の大梟/Baleful Strix》が入っているタイプの【Grixis】と【4c】に弱くなる。
・しかし、土地単には強く、《罠の橋/Ensnaring Bridge》のような変なカードにも触れる。《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》よりはマシ。
・《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》は基本的に【4c】専用のスロット。《稲妻/Lightning Bolt》で落ちるとも言うが、無ければ勝てるとも言う。
・サイド後は《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を抜いて、タフ1除去で複数交換をさせないようにしたい。サイドに落としてもクリチャーの枚数を確保しなくてはならないので、サイド後に信頼できる《セラの報復者/Serra Avenger》。
・《セラの報復者/Serra Avenger》と《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》入れたら、《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》の枠なくなった。
・まあ、【Delver】、【Grixis】、【4c】、【Lands】、【ANT】あたりを見ておけば酷いことにはならないでしょう()
1戦目 Dredge ○○
Game1 後手 自分7枚 相手7枚
Game2 後手 自分7枚 相手7枚
OUT 2《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》 1《魂の洞窟/Cavern of Souls》
IN 2《外科的摘出/Surgical Extraction》 1《流刑への道/Path to Exile》
うんがよかった。
2戦目 UR Control ×○×
Game1 先手 自分7枚 相手7枚
アンタップ状態:《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》と《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
タップ状態《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》、《Volcanic Island》*3、《島/Island》*2
《ルーンの母/Mother of Runes》、《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》、《ちらつき鬼火/Flickerwisp》、《霊気の薬瓶/AEther Vial》、《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
《リシャーダの港/Rishadan Port》*2、《地平線の梢/Horizon Canopy》、《カラカス/Karakas》、《平地/Palins》
手札に《剣を鍬に/Swords to Plowshares》のこちらのターン。土地は《リシャーダの港/Rishadan Port》セット済み。
Me 9 You 12
の局面で《ちらつき鬼火/Flickerwisp》に《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》を装備し、《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》を焼き、《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》に当てて2点ゲイン。
Me 11 You 7
の返しで勝ち盤面を作り返した。
このプレイを試合後に《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》に装備をして殴ってから、《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を打てば4点ゲインで《稲妻/Lightning Bolt》をケアできていたと言う、という感想戦(?)ミス。
実際は《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》に飛ばせば1点届かないし、本体に飛ばせば《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》のブロックに《ちらつき鬼火/Flickerwisp》が必要で能動的に《ルーンの母/Mother of Runes》と起動してしまい、火力1枚のケアにもならない。
かと言って殴った後の付け替えも《剣を鍬に/Swords to Plowshares》が《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》で重くなっているので不可能で、いずれにしろゲイン量は増やせないので詰みだった。
(試合は2枚の《稲妻/Lightning Bolt》が無ければ勝ちの局面から、《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》が退いたことにより、《思案/Ponder》、《渦まく知識/Brainstorm》、フェッチ、《衝動/Impulse》、《稲妻/Lightning Bolt》*2と動かれて負け)
Game2 先手 自分7枚 相手7枚
OUT 1《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》 1《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》 2《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
IN 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 2《議会の採決/Council’s Judgment》 1《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
Game3 後手 自分7枚 相手7枚
OUT 2《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》 2《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
IN 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 2《議会の採決/Council’s Judgment》 1《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
3戦目 Infect ××
Game1 後手 自分7枚 相手7枚
Game2 先手 自分7枚 相手7枚
OUT 1《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》 2《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》 2《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》 2《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》 1《カラカス/Karakas》
IN 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 2《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》 1《流刑への道/Path to Exile》 2《議会の採決/Council’s Judgment》 1《真髄の針/Pithing Needle》 1《幽霊街/Ghost Quarter》
4戦目 Dragon Stompy ×○○
Game1 後手 自分7枚 相手6枚
2t《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster》
3t《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》
4t《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》
Game2 先手 自分7枚 相手6枚
OUT 2《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》 2《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》 2《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
IN 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 2《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》 2《議会の採決/Council’s Judgment》 1《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》&《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》。
Game3 後手 自分7枚 相手7枚
OUT 4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》 2《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
IN 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 2《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》 2《議会の採決/Council’s Judgment》 1《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》&《霊気の薬瓶/AEther Vial》で《罠の橋/Ensnaring Bridge》を対象に取った《速製職人の反逆者/Quicksmith Rebel》を空振り。
5戦目 Esper Stoneforge ○○
Game1 先手 自分7枚 相手6枚
Game2 先手 自分7枚 相手7枚
OUT 3《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》 2《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 1《カラカス/Karakas》
IN 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 2《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》 2《議会の採決/Council’s Judgment》 1《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》&《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》。
6戦目 Miracle ××
Game1 後手 自分6枚 相手7枚
《ルーンの母/Mother of Runes》で殴って出て来た《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》に《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を撃ち、《僧院の導師/Monastery Mentor》に行かれる。
Game2 先手 自分7枚 相手7枚
OUT 1《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》 2《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 1《平地/Palins》
IN 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 2《議会の採決/Council’s Judgment》 1《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を《僧院の導師/Monastery Mentor》につられて残しすぎたかな。素直に《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》を残しておいて良かったはず。
1t《平地/Palins》Go
1t《霧深い雨林/Misty Rainforest》→《島/Island》→《先触れ/Portent》そのまま
2t《平地/Palins》→《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》→《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
2t《先触れ/Portent》そのまま→《Tundra》Go
3t《不毛の大地/Wasteland》→対象《Tundra》で起動
3t《カラカス/Karakas》Go→Endに《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》起動→《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
4t
この時点で、相手側の場は《島/Island》と《カラカス/Karakas》。状況としては《先触れ/Portent》を撃ち、シャフルなし。
自分側の場は《平地/Palins》*2、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》、《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》。
抱えた手札は《リシャーダの港/Rishadan Port》、《カラカス/Karakas》、《剣を鍬に/Swords to Plowshares》、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》、《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》、《ちらつき鬼火/Flickerwisp》。
どうプレイする?
其の一 : 2tに《Tundra》を手札から置いたことから、相手側に基本地形、フェッチランドはない。或いは《島/Island》である。
其の二 : 2枚目の《先触れ/Portent》もシャフルをせずに引いた。3枚目の土地(《カラカス/Karakas》)を引くために他を許容したか、除去を見付けたかのいずれかであると予測できる。更に引いたカードが土地ならば、最低でも手札に除去(《剣を鍬に/Swords to Plowshares》)がある。(《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》のドローを許してまで、3枚目を引く必要が薄いと思われる。シャフルを選択しても、土地、除去、キャントリが当たりのため裏目が少ない)
《剣を鍬に/Swords to Plowshares》の場合は《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》を装備に対して合わされると、次のターンにクロックを残せない。《剣を鍬に/Swords to Plowshares》なら展開が正解。
《終末/Terminus》であるならば展開が無意味。《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》を装備して1ドローが堅い。
次に自分都合を考える。
手札のリソースを最大化する為には、このターンに土地を置かずに《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》を誘発させる、《ちらつき鬼火/Flickerwisp》で手札、或いは場にある《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》をブリンクさせて装備品を持ってくるの双方を満たす必要がある。
これを目指すならこのターンの動きは装備となるが、その場合に裏目である《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を貰うと次のターンに《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》から《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》、或いは《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》を装備と動くことになり、《ちらつき鬼火/Flickerwisp》が働かない可能性が高い。
全てのリソースの最大化は難しいことも解る。
以上を踏まえ、残る動きは3つ。
①《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》を装備し殴る。通ると通らないに関わらず土地は置かずに、《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》を生かしに行く。
②《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》は殴らずに(一応《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》のケア)《ちらつき鬼火/Flickerwisp》を出し、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を指さす。
③《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を出し、土地は置かず殴りもしない。
①が《終末/Terminus》をケアしたときのベスト。
②と③が《剣を鍬に/Swords to Plowshares》のケアになる。こちらの2つ違いは確定したリソースである《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を手札に残すか、他のカードに依存する《ちらつき鬼火/Flickerwisp》を残すかの違いになる。
当然、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を《ちらつき鬼火/Flickerwisp》で指定した際に《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を貰うことに成り得るが、《剣を鍬に/Swords to Plowshares》があるならば何をしても既に場の《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》は生きてはいないので、《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》を装備するより良い選択と言える。
以上のことから②のほうが③よりは良いと言え、またこの選択は《終末/Terminus》を貰った際にも《ちらつき鬼火/Flickerwisp》が装備品を齎してくれるためにアドバンテージの消失は起こらない。
……と考え②を選択したが、実際には《渦まく知識/Brainstorm》を使いインスタントタイミングで《終末/Terminus》を打たれた場合にアドバンテージを消失するということを失念していた。(考えてケアするかは別として)
また、①を選択した場合に《ちらつき鬼火/Flickerwisp》のアドバンテージ能力はほぼ確実に損なわれるが、相手の《終末/Terminus》に対して奪われるアドバンテージも1枚減るので実質的な損得は同じ。
結局のところ、どう転んでも最低限の働きとなるリスクの低い行動が②であるだけで、もしこの試合に勝ち得た分岐点があったのならば、自分の勘を信じて《終末/Terminus》をケアした①を選択した先にしかなかったと思われる。
3-3
24Lands & 《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》のおかげで色事故による負けはなし。またマナフラによる負けも今回はなし。
逆に【UR Control】の1本目がもう1マナあれば勝ち。【Infect】の2本目がマナスクでポート起動できずが直接の敗因。個人的には好み。
あとは《セラの報復者/Serra Avenger》と《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》の1スロット分を、タフ1ではない、できれば2マナ以下の、内二枚は生物で、カードパワーが高めの、アーティファクトでないと嬉しくて、人間であるとベストな、そんなカードに変えたい。
4《ルーンの母/Mother of Runes》
4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》
2《セラの報復者/Serra Avenger》
3《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
2《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
1《ちらつき鬼火/Flickerwisp》
1《宮殿の看守/Palace Jailer》
Spells 13
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
2《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
Lands 24
4《不毛の大地/Wasteland》
4《リシャーダの港/Rishadan Port》
3《魂の洞窟/Cavern of Souls》
2《地平線の梢/Horizon Canopy》
3《Karakas》
8《平地/Plains》
Sideborads 15
2《封じ込める僧侶/Containment Priest》
1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
2《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
2《外科的摘出/Surgical Extraction》
2《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》
1《流刑への道/Path to Exile》
2《議会の採決/Council’s Judgment》
1《真髄の針/Pithing Needle》
1《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
1《幽霊街/Ghost Quarter》
IN
2《セラの報復者/Serra Avenger》
1《ちらつき鬼火/Flickerwisp》
1《地平線の梢/Horizon Canopy》
1《平地/Palins》
OUT
2《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》
1《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
1《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》
1《魂の洞窟/Cavern of Souls》
構築色々
・どうせサイド後に《議会の採決/Council’s Judgment》使わないといけない訳で、初めから白白を揃えよう。
・それでも《ルーンの母/Mother of Runes》、《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》で除去を止めるか、《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》&《不毛の大地/Wasteland》or《リシャーダの港/Rishadan Port》でマナを寝かして、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を動かすのが【Delver】に対する勝ち筋であり《魂の洞窟/Cavern of Souls》欲しい。
・《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》が止まるとは言え、《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》が環境的に弱すぎて嫌い。
・メインは《護衛募集員/Recruiter of the Guard》で《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を持ってくるから、【Delver】に対して《ちらつき鬼火/Flickerwisp》は要らない。
・それどころかサイド後には狙われて、《護衛募集員/Recruiter of the Guard》のブリンクに成功したとしてもそのアドバンテージが信頼できるものではない。
・更に《悪意の大梟/Baleful Strix》が入っているタイプの【Grixis】と【4c】に弱くなる。
・しかし、土地単には強く、《罠の橋/Ensnaring Bridge》のような変なカードにも触れる。《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》よりはマシ。
・《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》は基本的に【4c】専用のスロット。《稲妻/Lightning Bolt》で落ちるとも言うが、無ければ勝てるとも言う。
・サイド後は《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を抜いて、タフ1除去で複数交換をさせないようにしたい。サイドに落としてもクリチャーの枚数を確保しなくてはならないので、サイド後に信頼できる《セラの報復者/Serra Avenger》。
・《セラの報復者/Serra Avenger》と《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》入れたら、《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》の枠なくなった。
・まあ、【Delver】、【Grixis】、【4c】、【Lands】、【ANT】あたりを見ておけば酷いことにはならないでしょう()
1戦目 Dredge ○○
Game1 後手 自分7枚 相手7枚
Game2 後手 自分7枚 相手7枚
OUT 2《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》 1《魂の洞窟/Cavern of Souls》
IN 2《外科的摘出/Surgical Extraction》 1《流刑への道/Path to Exile》
うんがよかった。
2戦目 UR Control ×○×
Game1 先手 自分7枚 相手7枚
アンタップ状態:《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》と《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
タップ状態《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》、《Volcanic Island》*3、《島/Island》*2
《ルーンの母/Mother of Runes》、《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》、《ちらつき鬼火/Flickerwisp》、《霊気の薬瓶/AEther Vial》、《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
《リシャーダの港/Rishadan Port》*2、《地平線の梢/Horizon Canopy》、《カラカス/Karakas》、《平地/Palins》
手札に《剣を鍬に/Swords to Plowshares》のこちらのターン。土地は《リシャーダの港/Rishadan Port》セット済み。
Me 9 You 12
の局面で《ちらつき鬼火/Flickerwisp》に《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》を装備し、《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》を焼き、《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》に当てて2点ゲイン。
Me 11 You 7
の返しで勝ち盤面を作り返した。
このプレイを試合後に《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》に装備をして殴ってから、《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を打てば4点ゲインで《稲妻/Lightning Bolt》をケアできていたと言う、という感想戦(?)ミス。
実際は《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》に飛ばせば1点届かないし、本体に飛ばせば《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》のブロックに《ちらつき鬼火/Flickerwisp》が必要で能動的に《ルーンの母/Mother of Runes》と起動してしまい、火力1枚のケアにもならない。
かと言って殴った後の付け替えも《剣を鍬に/Swords to Plowshares》が《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》で重くなっているので不可能で、いずれにしろゲイン量は増やせないので詰みだった。
(試合は2枚の《稲妻/Lightning Bolt》が無ければ勝ちの局面から、《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》が退いたことにより、《思案/Ponder》、《渦まく知識/Brainstorm》、フェッチ、《衝動/Impulse》、《稲妻/Lightning Bolt》*2と動かれて負け)
Game2 先手 自分7枚 相手7枚
OUT 1《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》 1《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》 2《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
IN 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 2《議会の採決/Council’s Judgment》 1《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
Game3 後手 自分7枚 相手7枚
OUT 2《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》 2《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
IN 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 2《議会の採決/Council’s Judgment》 1《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
3戦目 Infect ××
Game1 後手 自分7枚 相手7枚
Game2 先手 自分7枚 相手7枚
OUT 1《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》 2《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》 2《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》 2《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》 1《カラカス/Karakas》
IN 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 2《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》 1《流刑への道/Path to Exile》 2《議会の採決/Council’s Judgment》 1《真髄の針/Pithing Needle》 1《幽霊街/Ghost Quarter》
4戦目 Dragon Stompy ×○○
Game1 後手 自分7枚 相手6枚
2t《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster》
3t《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》
4t《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》
Game2 先手 自分7枚 相手6枚
OUT 2《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》 2《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》 2《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
IN 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 2《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》 2《議会の採決/Council’s Judgment》 1《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》&《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》。
Game3 後手 自分7枚 相手7枚
OUT 4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》 2《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
IN 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 2《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》 2《議会の採決/Council’s Judgment》 1《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》&《霊気の薬瓶/AEther Vial》で《罠の橋/Ensnaring Bridge》を対象に取った《速製職人の反逆者/Quicksmith Rebel》を空振り。
5戦目 Esper Stoneforge ○○
Game1 先手 自分7枚 相手6枚
Game2 先手 自分7枚 相手7枚
OUT 3《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》 2《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 1《カラカス/Karakas》
IN 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 2《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》 2《議会の採決/Council’s Judgment》 1《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》&《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》。
6戦目 Miracle ××
Game1 後手 自分6枚 相手7枚
《ルーンの母/Mother of Runes》で殴って出て来た《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》に《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を撃ち、《僧院の導師/Monastery Mentor》に行かれる。
Game2 先手 自分7枚 相手7枚
OUT 1《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》 2《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 1《平地/Palins》
IN 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 2《議会の採決/Council’s Judgment》 1《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を《僧院の導師/Monastery Mentor》につられて残しすぎたかな。素直に《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》を残しておいて良かったはず。
1t《平地/Palins》Go
1t《霧深い雨林/Misty Rainforest》→《島/Island》→《先触れ/Portent》そのまま
2t《平地/Palins》→《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》→《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
2t《先触れ/Portent》そのまま→《Tundra》Go
3t《不毛の大地/Wasteland》→対象《Tundra》で起動
3t《カラカス/Karakas》Go→Endに《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》起動→《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
4t
この時点で、相手側の場は《島/Island》と《カラカス/Karakas》。状況としては《先触れ/Portent》を撃ち、シャフルなし。
自分側の場は《平地/Palins》*2、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》、《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》。
抱えた手札は《リシャーダの港/Rishadan Port》、《カラカス/Karakas》、《剣を鍬に/Swords to Plowshares》、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》、《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》、《ちらつき鬼火/Flickerwisp》。
どうプレイする?
其の一 : 2tに《Tundra》を手札から置いたことから、相手側に基本地形、フェッチランドはない。或いは《島/Island》である。
其の二 : 2枚目の《先触れ/Portent》もシャフルをせずに引いた。3枚目の土地(《カラカス/Karakas》)を引くために他を許容したか、除去を見付けたかのいずれかであると予測できる。更に引いたカードが土地ならば、最低でも手札に除去(《剣を鍬に/Swords to Plowshares》)がある。(《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》のドローを許してまで、3枚目を引く必要が薄いと思われる。シャフルを選択しても、土地、除去、キャントリが当たりのため裏目が少ない)
《剣を鍬に/Swords to Plowshares》の場合は《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》を装備に対して合わされると、次のターンにクロックを残せない。《剣を鍬に/Swords to Plowshares》なら展開が正解。
《終末/Terminus》であるならば展開が無意味。《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》を装備して1ドローが堅い。
次に自分都合を考える。
手札のリソースを最大化する為には、このターンに土地を置かずに《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》を誘発させる、《ちらつき鬼火/Flickerwisp》で手札、或いは場にある《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》をブリンクさせて装備品を持ってくるの双方を満たす必要がある。
これを目指すならこのターンの動きは装備となるが、その場合に裏目である《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を貰うと次のターンに《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》から《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》、或いは《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》を装備と動くことになり、《ちらつき鬼火/Flickerwisp》が働かない可能性が高い。
全てのリソースの最大化は難しいことも解る。
以上を踏まえ、残る動きは3つ。
①《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》を装備し殴る。通ると通らないに関わらず土地は置かずに、《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》を生かしに行く。
②《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》は殴らずに(一応《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》のケア)《ちらつき鬼火/Flickerwisp》を出し、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を指さす。
③《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を出し、土地は置かず殴りもしない。
①が《終末/Terminus》をケアしたときのベスト。
②と③が《剣を鍬に/Swords to Plowshares》のケアになる。こちらの2つ違いは確定したリソースである《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を手札に残すか、他のカードに依存する《ちらつき鬼火/Flickerwisp》を残すかの違いになる。
当然、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を《ちらつき鬼火/Flickerwisp》で指定した際に《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を貰うことに成り得るが、《剣を鍬に/Swords to Plowshares》があるならば何をしても既に場の《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》は生きてはいないので、《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》を装備するより良い選択と言える。
以上のことから②のほうが③よりは良いと言え、またこの選択は《終末/Terminus》を貰った際にも《ちらつき鬼火/Flickerwisp》が装備品を齎してくれるためにアドバンテージの消失は起こらない。
……と考え②を選択したが、実際には《渦まく知識/Brainstorm》を使いインスタントタイミングで《終末/Terminus》を打たれた場合にアドバンテージを消失するということを失念していた。(考えてケアするかは別として)
また、①を選択した場合に《ちらつき鬼火/Flickerwisp》のアドバンテージ能力はほぼ確実に損なわれるが、相手の《終末/Terminus》に対して奪われるアドバンテージも1枚減るので実質的な損得は同じ。
結局のところ、どう転んでも最低限の働きとなるリスクの低い行動が②であるだけで、もしこの試合に勝ち得た分岐点があったのならば、自分の勘を信じて《終末/Terminus》をケアした①を選択した先にしかなかったと思われる。
3-3
24Lands & 《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》のおかげで色事故による負けはなし。またマナフラによる負けも今回はなし。
逆に【UR Control】の1本目がもう1マナあれば勝ち。【Infect】の2本目がマナスクでポート起動できずが直接の敗因。個人的には好み。
あとは《セラの報復者/Serra Avenger》と《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》の1スロット分を、タフ1ではない、できれば2マナ以下の、内二枚は生物で、カードパワーが高めの、アーティファクトでないと嬉しくて、人間であるとベストな、そんなカードに変えたい。
晴れる屋 レガシー杯[2017.06.17]
2017年6月17日 Death and Taxes
Creatures 23
4《ルーンの母/Mother of Runes》
2《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》
4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》
1《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
3《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
2《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
1《宮殿の看守/Palace Jailer》
Spells 14
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
3《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
Lands 23
4《不毛の大地/Wasteland》
4《リシャーダの港/Rishadan Port》
4《魂の洞窟/Cavern of Souls》
1《地平線の梢/Horizon Canopy》
3《Karakas》
7《平地/Plains》
Sideborads 15
2《封じ込める僧侶/Containment Priest》
1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
1《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》
1《宝捜し/Treasure Hunter》
2《外科的摘出/Surgical Extraction》
2《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》
1《流刑への道/Path to Exile》
2《議会の採決/Council’s Judgment》
2《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
1《幽霊街/Ghost Quarter》
IN
2《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》
1《魂の洞窟/Cavern of Souls》
OUT
1《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
1《地平線の梢/Horizon Canopy》
前回気になったところを全部OUT。
抜いたものは別になくても問題の無さそうなもの。
入れたのはいつ引いても特に困らなそうなもの。
1戦目 Omni-Tell ○×○
Game1 先手 自分7枚 相手7枚
Game2 後手 自分7枚 相手7枚
OUT 4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
IN 2《封じ込める僧侶/Containment Priest》 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 2《外科的摘出/Surgical Extraction》
《霊気の薬瓶/AEther Vial》カウンター3。
相手の《実物提示教育/Show and Tell》に合わせて、起動
↓
《封じ込める僧侶/Containment Priest》
↓
そのままキャスト
↓
解決
↓
相手《全知/Omniscience》
こちら《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
……《封じ込める僧侶/Containment Priest》で追放。
《パズルの欠片/Pieces of the Puzzle》を2本目で見た時点で、純粋な【Omni-Tell】と絞ったはずなのに、素での《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》をケアしてやらかす。
Game3 先手 自分6枚 相手7枚
OUT 4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
IN 2《封じ込める僧侶/Containment Priest》 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 2《外科的摘出/Surgical Extraction》
2戦目 Bant Still ○××
Game1 先手 自分7枚 相手6枚
Game2 後手 自分7枚 相手7枚
OUT 2《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》 2《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 1《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》 1《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
IN 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 1《宝捜し/Treasure Hunter》 2《議会の採決/Council’s Judgment》 2《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》←ここの1枚が曖昧
《魂の洞窟/Cavern of Souls》
《リシャーダの港/Rishadan Port》
キープして、死ぬまで白マナ引かず。
Game3 先手 自分7枚 相手7枚
OUT 2《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》 2《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 1《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》 1《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
IN 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 1《宝捜し/Treasure Hunter》 2《議会の採決/Council’s Judgment》 2《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
《魂の洞窟/Cavern of Souls》
《リシャーダの港/Rishadan Port》
《不毛の大地/Wasteland》
あと何か。
《行き詰まり/Standstill》l張られて、《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》置かれて、土地6枚並んだ頃に《平地/Palins》到着。
《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》を前に2枚目の《平地/Palins》到着。
3戦目 Dragon Stompy ○×○
Game1 先手 自分7枚 相手7枚
Game2 後手 自分7枚 相手7枚
OUT 2《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》 2《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
IN 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 1《宝捜し/Treasure Hunter》 2《議会の採決/Council’s Judgment》
《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》で《速製職人の反逆者/Quicksmith Rebel》を指定する。
2回もテキストを確認したのに、何を見ていたのか……(´・_・`)
《罠の橋/Ensnaring Bridge》、手札1枚、《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster》、トークン2体が居る場面で《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》を《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》ではなく《護衛募集員/Recruiter of the Guard》に装備するミスあり。
Game3 先手 自分6枚 相手6枚
OUT 2《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》 2《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
IN 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 1《宝捜し/Treasure Hunter》 2《議会の採決/Council’s Judgment》
4戦目 Merfolk ×○○
Game1 後手 自分7枚 相手7枚
《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》
《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
《平地/Palins》
後手、キープ
1t《霊気の薬瓶/AEther Vial》から、3t《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》、4t《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》で負け。
確かに2ドロー、下手すれば3ドローで土地を引けばいいけれど、相手も解らないのに7枚で冒険するほどでもない。何を考えていたのやら。
Game2 先手 自分7枚 相手7枚
OUT 2《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》 2《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
IN 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 1《流刑への道/Path to Exile》 2《議会の採決/Council’s Judgment》
Game3 後手 自分7枚 相手7枚
OUT 2《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》 2《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》 1《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
IN 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 1《宝捜し/Treasure Hunter》 1《流刑への道/Path to Exile》 2《議会の採決/Council’s Judgment》
5戦目 4c Control(白抜き) ××
Game1 先手 自分7枚 相手6枚
《トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach》で、5枚の手札から《殴打頭蓋/Batterskull》と《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》を落とされて、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》が健気に戦闘ダメージを積み重ね……られないな……・。
Game2 先手 自分7枚 相手7枚
OUT 2《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》 1《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》 2《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
IN 1《宝捜し/Treasure Hunter》 2《議会の採決/Council’s Judgment》 2《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
《トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach》は落ち次第だが大体は問題ない。
《古えの遺恨/Ancient Grudge》も1枚だったなら表裏でも耐えられる。
《コラガンの命令/Kolaghan’s Command》も1枚ならば、なんてことはない。
《コラガンの命令/Kolaghan’s Command》を《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》でFBされても心には来るけれど耐えられる。
けれど、全てを一度に受けたなら残るものは当然ながら土地だけになる訳で……。
【Jund】、【Grixis】には必要以上の土地攻めはしない方が良いと思っているけれど、4c相手ならば《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を残して《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》を狙っていったり、こちらの展開を止めてでも《不毛の大地/Wasteland》を起動しなくてはいけなかったのだろうか……。
6戦目 BG Depths ○○
Game1 先手 自分6枚 相手5枚
《カラカス/Karakas》Goに対して、1t《Bayou》から《真髄の針/Pithing Needle》で指定《カラカス/Karakas》のデッキ。……なに?
《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を3枚引いて、マリットレイジを2回農場に送って、3枚の《ルーンの母/Mother of Runes》をメインクロックに合計60点を殴りきり。
Game2 後手 自分7枚 相手7枚
OUT 2《ルーンの母/Mother of Runes》 2《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》 1《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》 1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
IN 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 1《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》 2《外科的摘出/Surgical Extraction》 1《流刑への道/Path to Exile》 1《幽霊街/Ghost Quarter》
《水蓮の花びら/Lotus Petal》を刺した状態の《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》に対して《突然の衰微/Abrupt Decay》を打たれた時に、相手のマナが全て寝ていたにも関わらず解決まで《外科的摘出/Surgical Extraction》を打たないミスあり。
4-2
いつ引いても特に困らなそうなもの、いつ引いても特に要らなかったぞ。
1tのアクションを埋めるカードとしては価値が在るかもしれないけれど、それ以上の役割が特別にないので(装備先であること、《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》の搭乗要因であることは重要なので土地、適当なスペルよりは価値が高い)初手に引けなかった今回は全く必要性を感じなかった。
こういう場合のスロットはサイドのカードをメインに入れるようにしているけれど、今回のカードは自分に被害のあるもの(《封じ込める僧侶/Containment Priest》)と構築基準から逸れるもの(《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》)であって、何を入れたらいいのやら不明。
また、白マナ不足で負ける試合が目立った気がするので、やっぱり《魂の洞窟/Cavern of Souls》を1枚減らしたり、サイドに白マナを採ったり、《議会の採決/Council’s Judgment》を抜いたりして、自滅する可能性を少しでも減らしたくなってしまう悪い癖が……。
4《ルーンの母/Mother of Runes》
2《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》
4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》
1《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
3《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
2《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
1《宮殿の看守/Palace Jailer》
Spells 14
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
3《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
Lands 23
4《不毛の大地/Wasteland》
4《リシャーダの港/Rishadan Port》
4《魂の洞窟/Cavern of Souls》
1《地平線の梢/Horizon Canopy》
3《Karakas》
7《平地/Plains》
Sideborads 15
2《封じ込める僧侶/Containment Priest》
1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
1《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》
1《宝捜し/Treasure Hunter》
2《外科的摘出/Surgical Extraction》
2《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》
1《流刑への道/Path to Exile》
2《議会の採決/Council’s Judgment》
2《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
1《幽霊街/Ghost Quarter》
IN
2《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》
1《魂の洞窟/Cavern of Souls》
OUT
1《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
1《地平線の梢/Horizon Canopy》
前回気になったところを全部OUT。
抜いたものは別になくても問題の無さそうなもの。
入れたのはいつ引いても特に困らなそうなもの。
1戦目 Omni-Tell ○×○
Game1 先手 自分7枚 相手7枚
Game2 後手 自分7枚 相手7枚
OUT 4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
IN 2《封じ込める僧侶/Containment Priest》 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 2《外科的摘出/Surgical Extraction》
《霊気の薬瓶/AEther Vial》カウンター3。
相手の《実物提示教育/Show and Tell》に合わせて、起動
↓
《封じ込める僧侶/Containment Priest》
↓
そのままキャスト
↓
解決
↓
相手《全知/Omniscience》
こちら《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
……《封じ込める僧侶/Containment Priest》で追放。
《パズルの欠片/Pieces of the Puzzle》を2本目で見た時点で、純粋な【Omni-Tell】と絞ったはずなのに、素での《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》をケアしてやらかす。
Game3 先手 自分6枚 相手7枚
OUT 4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
IN 2《封じ込める僧侶/Containment Priest》 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 2《外科的摘出/Surgical Extraction》
2戦目 Bant Still ○××
Game1 先手 自分7枚 相手6枚
Game2 後手 自分7枚 相手7枚
OUT 2《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》 2《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 1《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》 1《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
IN 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 1《宝捜し/Treasure Hunter》 2《議会の採決/Council’s Judgment》 2《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》←ここの1枚が曖昧
《魂の洞窟/Cavern of Souls》
《リシャーダの港/Rishadan Port》
キープして、死ぬまで白マナ引かず。
Game3 先手 自分7枚 相手7枚
OUT 2《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》 2《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 1《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》 1《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
IN 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 1《宝捜し/Treasure Hunter》 2《議会の採決/Council’s Judgment》 2《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
《魂の洞窟/Cavern of Souls》
《リシャーダの港/Rishadan Port》
《不毛の大地/Wasteland》
あと何か。
《行き詰まり/Standstill》l張られて、《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》置かれて、土地6枚並んだ頃に《平地/Palins》到着。
《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》を前に2枚目の《平地/Palins》到着。
3戦目 Dragon Stompy ○×○
Game1 先手 自分7枚 相手7枚
Game2 後手 自分7枚 相手7枚
OUT 2《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》 2《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
IN 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 1《宝捜し/Treasure Hunter》 2《議会の採決/Council’s Judgment》
《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》で《速製職人の反逆者/Quicksmith Rebel》を指定する。
2回もテキストを確認したのに、何を見ていたのか……(´・_・`)
《罠の橋/Ensnaring Bridge》、手札1枚、《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster》、トークン2体が居る場面で《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》を《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》ではなく《護衛募集員/Recruiter of the Guard》に装備するミスあり。
Game3 先手 自分6枚 相手6枚
OUT 2《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》 2《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
IN 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 1《宝捜し/Treasure Hunter》 2《議会の採決/Council’s Judgment》
4戦目 Merfolk ×○○
Game1 後手 自分7枚 相手7枚
《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》
《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
《平地/Palins》
後手、キープ
1t《霊気の薬瓶/AEther Vial》から、3t《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》、4t《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》で負け。
確かに2ドロー、下手すれば3ドローで土地を引けばいいけれど、相手も解らないのに7枚で冒険するほどでもない。何を考えていたのやら。
Game2 先手 自分7枚 相手7枚
OUT 2《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》 2《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
IN 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 1《流刑への道/Path to Exile》 2《議会の採決/Council’s Judgment》
Game3 後手 自分7枚 相手7枚
OUT 2《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》 2《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》 1《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
IN 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 1《宝捜し/Treasure Hunter》 1《流刑への道/Path to Exile》 2《議会の採決/Council’s Judgment》
5戦目 4c Control(白抜き) ××
Game1 先手 自分7枚 相手6枚
《トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach》で、5枚の手札から《殴打頭蓋/Batterskull》と《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》を落とされて、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》が健気に戦闘ダメージを積み重ね……られないな……・。
Game2 先手 自分7枚 相手7枚
OUT 2《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》 1《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》 2《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
IN 1《宝捜し/Treasure Hunter》 2《議会の採決/Council’s Judgment》 2《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
《トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach》は落ち次第だが大体は問題ない。
《古えの遺恨/Ancient Grudge》も1枚だったなら表裏でも耐えられる。
《コラガンの命令/Kolaghan’s Command》も1枚ならば、なんてことはない。
《コラガンの命令/Kolaghan’s Command》を《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》でFBされても心には来るけれど耐えられる。
けれど、全てを一度に受けたなら残るものは当然ながら土地だけになる訳で……。
【Jund】、【Grixis】には必要以上の土地攻めはしない方が良いと思っているけれど、4c相手ならば《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を残して《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》を狙っていったり、こちらの展開を止めてでも《不毛の大地/Wasteland》を起動しなくてはいけなかったのだろうか……。
6戦目 BG Depths ○○
Game1 先手 自分6枚 相手5枚
《カラカス/Karakas》Goに対して、1t《Bayou》から《真髄の針/Pithing Needle》で指定《カラカス/Karakas》のデッキ。……なに?
《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を3枚引いて、マリットレイジを2回農場に送って、3枚の《ルーンの母/Mother of Runes》をメインクロックに合計60点を殴りきり。
Game2 後手 自分7枚 相手7枚
OUT 2《ルーンの母/Mother of Runes》 2《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》 1《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》 1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
IN 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 1《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》 2《外科的摘出/Surgical Extraction》 1《流刑への道/Path to Exile》 1《幽霊街/Ghost Quarter》
《水蓮の花びら/Lotus Petal》を刺した状態の《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》に対して《突然の衰微/Abrupt Decay》を打たれた時に、相手のマナが全て寝ていたにも関わらず解決まで《外科的摘出/Surgical Extraction》を打たないミスあり。
4-2
いつ引いても特に困らなそうなもの、いつ引いても特に要らなかったぞ。
1tのアクションを埋めるカードとしては価値が在るかもしれないけれど、それ以上の役割が特別にないので(装備先であること、《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》の搭乗要因であることは重要なので土地、適当なスペルよりは価値が高い)初手に引けなかった今回は全く必要性を感じなかった。
こういう場合のスロットはサイドのカードをメインに入れるようにしているけれど、今回のカードは自分に被害のあるもの(《封じ込める僧侶/Containment Priest》)と構築基準から逸れるもの(《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》)であって、何を入れたらいいのやら不明。
また、白マナ不足で負ける試合が目立った気がするので、やっぱり《魂の洞窟/Cavern of Souls》を1枚減らしたり、サイドに白マナを採ったり、《議会の採決/Council’s Judgment》を抜いたりして、自滅する可能性を少しでも減らしたくなってしまう悪い癖が……。
晴れる屋 レガシー杯[2017.06.10]
2017年6月10日 Death and Taxes
Creatures 23
4《ルーンの母/Mother of Runes》
4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
2《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》
3《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
2《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
1《宮殿の看守/Palace Jailer》
Spells 14
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
3《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
Lands 23
4《不毛の大地/Wasteland》
4《リシャーダの港/Rishadan Port》
3《魂の洞窟/Cavern of Souls》
2《地平線の梢/Horizon Canopy》
3《Karakas》
7《平地/Plains》
Sideborads 15
2《封じ込める僧侶/Containment Priest》
1《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
1《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》
2《外科的摘出/Surgical Extraction》
2《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》
2《流刑への道/Path to Exile》
1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
2《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
1《解呪/Disenchant》
【Death and Tax】というより、【Thalia and Stoneforge】というデッキ。
《ちらつき鬼火/Flickerwisp》と《魂の洞窟/Cavern of Souls》の共存嫌い。
【Delver】に勝ちたいから《魂の洞窟/Cavern of Souls》使う。
その他の細かいところ
・色マナを人間以外はシングルシンボルに留める(サイド以外)
・《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》を止める為に上記の条件を満たす飛行は欲しい→《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》
・《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》&《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》&《護衛募集員/Recruiter of the Guard》&装備品*3枚で、合計13枚もある。→生物は能力面重視で戦闘面はこれらに頼っても良さそう。
・環境的に弱めな《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》を抜くor減らしたい。(【Sneak Show】への完封ルートを残す為に1枚はあると《護衛募集員/Recruiter of the Guard》が生かせそう)
・せっかく《ちらつき鬼火/Flickerwisp》を抜いたからタフ2で固めておくと一部のアンチカードをケアできそう。
・《魂の洞窟/Cavern of Souls》を4枚にしたいけど、《剣を鍬に/Swords to Plowshares》と《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の起動マナを考えると12枚(後手1tに《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を打てる確率が85%超え)ほど欲しい。
・《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》に頼りがちになりそうだから、マナ伸ばしたい。《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》である程度の手札整理も出来そう。(《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》の能力で過剰になった土地を活用できるかも)→《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》
・《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》を生かす為に《地平線の梢/Horizon Canopy》が欲しい。二つ上の色マナの一部をこれで補う。
・《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》を今更買いたくないし、《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》でいいや。(BGには《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》のほうが使い易いし)
0回戦
店に着いてからサイドを組む。
……《議会の採決/Council’s Judgment》家に忘れたな?
1戦目 Grixis Delver ○○
Game1 先手 自分7枚 相手7枚
Game2 後手 自分7枚 相手7枚
OUT 2《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
IN 2《流刑への道/Path to Exile》
2戦目 UR Delver ×○○
Game1 後手 自分7枚 相手6枚
Game2 先手 自分7枚 相手7枚
OUT 2《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》 1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
IN 2《流刑への道/Path to Exile》 1《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
Game3 後手 自分7枚 相手7枚
OUT 2《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》 1《宮殿の看守/Palace Jailer》
IN 2《流刑への道/Path to Exile》 1《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
3戦目 Dragon Stompy ××
Game1 先手 自分7枚 相手7枚
《罠の橋/Ensnaring Bridge》を置かれる。《ちらつき鬼火/Flickerwisp》居ないから退かせないなー…。
4指定の《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》で手札が腐るの待ち……に《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》。
Game2 先手 自分7枚 相手7枚
相手の場が3枚の《山/Mountain》のみ。
全てオープンに対して、《霊気の薬瓶/AEther Vial》、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》*2、《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》、《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》、《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》の場。
装備先を《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》にして《硫黄の精霊/Sulfur Elemental》を貰い、返しに4枚目の土地を引かれて《焦熱の合流点/Fiery Confluence》を打たれて全部吹き飛ぶ。
↓
そもそもエンドにカウンター2つの《霊気の薬瓶/AEther Vial》からエンドに《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を通す前提での一枚目のサーチが《殴打頭蓋/Batterskull》、2枚目から《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》を持ってきてアタックを選択している。
問題点1:メリットは相手に《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》を悟らせずにいることのみ。素直にメインに出した《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》で《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》を持ってきて、相手が構えてたら2枚目を出さないのが正解。
問題点2:唯一のタフネス1、なおかつ盤面で一番重要なカードだから守らないと……!
じゃないでしょ。相手のマナ立っているよ(ーー゛)
から、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》引いて、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》も引っ張てきて、《殴打頭蓋/Batterskull》を出して、相手の《罠の橋/Ensnaring Bridge》を《護衛募集員/Recruiter of the Guard》からの《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》で追放。
相手の場に《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster》と《罠の橋/Ensnaring Bridge》で蓄えたゴブリントークンが2体、《硫黄の精霊/Sulfur Elemental》。
こちらの場に《罠の橋/Ensnaring Bridge》を抱えた《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》を装備した《殴打頭蓋/Batterskull》。《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》のカウンターは2つ。
考えて……終わり。
トップから《硫黄の精霊/Sulfur Elemental》。
↓
なにをメインで考えたのか…(*^^*)
引かれてはいけないカードの答えが盤面にあるけれども…。
残りの回答の《解呪/Disenchant》を引くか、Game1のように《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》で手札を蓄えさせるまで、勝ち筋なし。
当然、その前に《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》の奥義が見えて、負け。
OUT 1《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》 1《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》 2《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
IN 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 1《解呪/Disenchant》 2《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
4戦目 Chalice Jund ○○
Game1 先手 自分7枚 相手7枚
Game2 後手 自分7枚 相手7枚
《ルーンの母/Mother of Runes》とか《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》とか《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》で、《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》に乗りながら《罰する火/Punishing Fire》を打たれ続けて、ドロー。
《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》で《罰する火/Punishing Fire》を受けながら、《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》でドロー。
《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》が除去られた頃には《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》の2枚目を引いて、最後は飛んでぎりぎり押し切り。
《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》なら負けていた。
Jundにはやっぱり《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》。
OUT 1《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》 1《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》 2《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
IN 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》 2《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
5戦目 Grixis Control ×○○
Game1 先手 自分7枚 相手7枚
《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
《平地/Palins》
《魂の洞窟/Cavern of Souls》*2
《地平線の梢/Horizon Canopy》
《リシャーダの港/Rishadan Port》
キープ、温かったかな…。
これを上回るハンドは土地2枚(内1枚は白が必要)、2マナ以下の行動が2枚以上、残りが1枚以上スペル。これが得られる確率は不明。
単純に上記のハンドで勝てるのかという問題からすると、《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》と《魂の洞窟/Cavern of Souls》あって、《リシャーダの港/Rishadan Port》ある為、ゆったりはできそう。
土地の内1枚はドローに変換でき、2枚目の《魂の洞窟/Cavern of Souls》により多少遅れて辿り着いた生物でも確実に場には出せるから悪くは……ないけれど、カウンター体制はあってもハンデス体制もないし、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》が居る訳でもないので、後続で確実にバリューの高いカードも引かなければならないので、マリガンした方が良さそう。
Game2 先手 自分7枚 相手7枚
OUT 2《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》 1《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
IN 1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》 2《流刑への道/Path to Exile》
Game3 後手 自分7枚 相手7枚
相手の場に《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》、1/1エレメンタルトークン。
土地が、タップ状態《Underground Sea》*2、アンタップ状態《Volcanic Island》。
こちらの場に《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》。
《リシャーダの港/Rishadan Port》*2、《不毛の大地/Wasteland》、《平地/Palins》、《魂の洞窟/Cavern of Souls》(指定:人間)
手札に、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》、《殴打頭蓋/Batterskull》。
手札から、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》をキャスト。
《稲妻/Lightning Bolt》を貰う&《不毛の大地/Wasteland》で《Volcanic Island》を壊す。
↓
《不毛の大地/Wasteland》で《Volcanic Island》を壊してから場に出すべき。
更に手なりで《Volcanic Island》を壊したけれど、相手の3マナ目を消すことと自分の6マナ目を失うことの天秤を考えずに行動している。ミスに気付いた時点で、ミスをした時点から考え直すべき。
OUT 1《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》 1《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
IN 2《流刑への道/Path to Exile》
6戦目 Erdrazi ○○
Game1 先手 自分7枚 相手7枚
Game2 後手 自分7枚 相手7枚
《ルーンの母/Mother of Runes》
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
《カラカス/Karakas》
《魂の洞窟/Cavern of Souls》
《不毛の大地/Wasteland》
という理想的な初手。ドローで《霊気の薬瓶/AEther Vial》。
相手の場は《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》からの《エルドラージのミミック/Eldrazi Mimic》。
《霊気の薬瓶/AEther Vial》を置いた後に2枚目の2マナランドから《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を置かれる負け筋を消す為に《不毛の大地/Wasteland》を優先。
3枚の2マナランドが裏目。また《エルドラージのミミック/Eldrazi Mimic》を重ねられたときに、ライフが足らなくなる可能性が同じように裏目になる。
《不毛の大地/Wasteland》を更に2枚引いた。
相手の《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》を《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》で追放して、《不毛の大地/Wasteland》を取っておく選択肢を見落とす。
OUT 2《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》 2《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
IN 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》 2《流刑への道/Path to Exile》
5-1
初めて、1回もマリガンをしないで終えた。(1回はマリガンするべきだったけれども)
そりゃ勝たないと。
リストもメインは特に弄りたいと思わないほどには良かった。怪しいのは《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》と2枚目の《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》、2枚目の《地平線の梢/Horizon Canopy》。
サイドは丸いカードが少なすぎてメインの弱いカードが抜ききれない事態が多発したので、《議会の採決/Council’s Judgment》は絶対採りましょう。
4《ルーンの母/Mother of Runes》
4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
2《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》
3《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
2《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
1《宮殿の看守/Palace Jailer》
Spells 14
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
3《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
Lands 23
4《不毛の大地/Wasteland》
4《リシャーダの港/Rishadan Port》
3《魂の洞窟/Cavern of Souls》
2《地平線の梢/Horizon Canopy》
3《Karakas》
7《平地/Plains》
Sideborads 15
2《封じ込める僧侶/Containment Priest》
1《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
1《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》
2《外科的摘出/Surgical Extraction》
2《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》
2《流刑への道/Path to Exile》
1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
2《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
1《解呪/Disenchant》
【Death and Tax】というより、【Thalia and Stoneforge】というデッキ。
《ちらつき鬼火/Flickerwisp》と《魂の洞窟/Cavern of Souls》の共存嫌い。
【Delver】に勝ちたいから《魂の洞窟/Cavern of Souls》使う。
その他の細かいところ
・色マナを人間以外はシングルシンボルに留める(サイド以外)
・《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》を止める為に上記の条件を満たす飛行は欲しい→《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》
・《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》&《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》&《護衛募集員/Recruiter of the Guard》&装備品*3枚で、合計13枚もある。→生物は能力面重視で戦闘面はこれらに頼っても良さそう。
・環境的に弱めな《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》を抜くor減らしたい。(【Sneak Show】への完封ルートを残す為に1枚はあると《護衛募集員/Recruiter of the Guard》が生かせそう)
・せっかく《ちらつき鬼火/Flickerwisp》を抜いたからタフ2で固めておくと一部のアンチカードをケアできそう。
・《魂の洞窟/Cavern of Souls》を4枚にしたいけど、《剣を鍬に/Swords to Plowshares》と《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の起動マナを考えると12枚(後手1tに《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を打てる確率が85%超え)ほど欲しい。
・《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》に頼りがちになりそうだから、マナ伸ばしたい。《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》である程度の手札整理も出来そう。(《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》の能力で過剰になった土地を活用できるかも)→《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》
・《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》を生かす為に《地平線の梢/Horizon Canopy》が欲しい。二つ上の色マナの一部をこれで補う。
・《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》を今更買いたくないし、《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》でいいや。(BGには《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》のほうが使い易いし)
0回戦
店に着いてからサイドを組む。
……《議会の採決/Council’s Judgment》家に忘れたな?
1戦目 Grixis Delver ○○
Game1 先手 自分7枚 相手7枚
Game2 後手 自分7枚 相手7枚
OUT 2《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
IN 2《流刑への道/Path to Exile》
2戦目 UR Delver ×○○
Game1 後手 自分7枚 相手6枚
Game2 先手 自分7枚 相手7枚
OUT 2《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》 1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
IN 2《流刑への道/Path to Exile》 1《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
Game3 後手 自分7枚 相手7枚
OUT 2《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》 1《宮殿の看守/Palace Jailer》
IN 2《流刑への道/Path to Exile》 1《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
3戦目 Dragon Stompy ××
Game1 先手 自分7枚 相手7枚
《罠の橋/Ensnaring Bridge》を置かれる。《ちらつき鬼火/Flickerwisp》居ないから退かせないなー…。
4指定の《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》で手札が腐るの待ち……に《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》。
Game2 先手 自分7枚 相手7枚
相手の場が3枚の《山/Mountain》のみ。
全てオープンに対して、《霊気の薬瓶/AEther Vial》、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》*2、《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》、《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》、《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》の場。
装備先を《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》にして《硫黄の精霊/Sulfur Elemental》を貰い、返しに4枚目の土地を引かれて《焦熱の合流点/Fiery Confluence》を打たれて全部吹き飛ぶ。
↓
そもそもエンドにカウンター2つの《霊気の薬瓶/AEther Vial》からエンドに《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を通す前提での一枚目のサーチが《殴打頭蓋/Batterskull》、2枚目から《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》を持ってきてアタックを選択している。
問題点1:メリットは相手に《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》を悟らせずにいることのみ。素直にメインに出した《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》で《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》を持ってきて、相手が構えてたら2枚目を出さないのが正解。
問題点2:唯一のタフネス1、なおかつ盤面で一番重要なカードだから守らないと……!
じゃないでしょ。相手のマナ立っているよ(ーー゛)
から、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》引いて、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》も引っ張てきて、《殴打頭蓋/Batterskull》を出して、相手の《罠の橋/Ensnaring Bridge》を《護衛募集員/Recruiter of the Guard》からの《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》で追放。
相手の場に《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster》と《罠の橋/Ensnaring Bridge》で蓄えたゴブリントークンが2体、《硫黄の精霊/Sulfur Elemental》。
こちらの場に《罠の橋/Ensnaring Bridge》を抱えた《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》を装備した《殴打頭蓋/Batterskull》。《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》のカウンターは2つ。
考えて……終わり。
トップから《硫黄の精霊/Sulfur Elemental》。
↓
なにをメインで考えたのか…(*^^*)
引かれてはいけないカードの答えが盤面にあるけれども…。
残りの回答の《解呪/Disenchant》を引くか、Game1のように《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》で手札を蓄えさせるまで、勝ち筋なし。
当然、その前に《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》の奥義が見えて、負け。
OUT 1《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》 1《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》 2《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
IN 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 1《解呪/Disenchant》 2《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
4戦目 Chalice Jund ○○
Game1 先手 自分7枚 相手7枚
Game2 後手 自分7枚 相手7枚
《ルーンの母/Mother of Runes》とか《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》とか《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》で、《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》に乗りながら《罰する火/Punishing Fire》を打たれ続けて、ドロー。
《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》で《罰する火/Punishing Fire》を受けながら、《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》でドロー。
《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》が除去られた頃には《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》の2枚目を引いて、最後は飛んでぎりぎり押し切り。
《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》なら負けていた。
Jundにはやっぱり《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》。
OUT 1《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》 1《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》 2《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
IN 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》 2《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
5戦目 Grixis Control ×○○
Game1 先手 自分7枚 相手7枚
《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
《平地/Palins》
《魂の洞窟/Cavern of Souls》*2
《地平線の梢/Horizon Canopy》
《リシャーダの港/Rishadan Port》
キープ、温かったかな…。
これを上回るハンドは土地2枚(内1枚は白が必要)、2マナ以下の行動が2枚以上、残りが1枚以上スペル。これが得られる確率は不明。
単純に上記のハンドで勝てるのかという問題からすると、《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》と《魂の洞窟/Cavern of Souls》あって、《リシャーダの港/Rishadan Port》ある為、ゆったりはできそう。
土地の内1枚はドローに変換でき、2枚目の《魂の洞窟/Cavern of Souls》により多少遅れて辿り着いた生物でも確実に場には出せるから悪くは……ないけれど、カウンター体制はあってもハンデス体制もないし、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》が居る訳でもないので、後続で確実にバリューの高いカードも引かなければならないので、マリガンした方が良さそう。
Game2 先手 自分7枚 相手7枚
OUT 2《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》 1《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
IN 1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》 2《流刑への道/Path to Exile》
Game3 後手 自分7枚 相手7枚
相手の場に《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》、1/1エレメンタルトークン。
土地が、タップ状態《Underground Sea》*2、アンタップ状態《Volcanic Island》。
こちらの場に《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》。
《リシャーダの港/Rishadan Port》*2、《不毛の大地/Wasteland》、《平地/Palins》、《魂の洞窟/Cavern of Souls》(指定:人間)
手札に、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》、《殴打頭蓋/Batterskull》。
手札から、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》をキャスト。
《稲妻/Lightning Bolt》を貰う&《不毛の大地/Wasteland》で《Volcanic Island》を壊す。
↓
《不毛の大地/Wasteland》で《Volcanic Island》を壊してから場に出すべき。
更に手なりで《Volcanic Island》を壊したけれど、相手の3マナ目を消すことと自分の6マナ目を失うことの天秤を考えずに行動している。ミスに気付いた時点で、ミスをした時点から考え直すべき。
OUT 1《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》 1《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
IN 2《流刑への道/Path to Exile》
6戦目 Erdrazi ○○
Game1 先手 自分7枚 相手7枚
Game2 後手 自分7枚 相手7枚
《ルーンの母/Mother of Runes》
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
《カラカス/Karakas》
《魂の洞窟/Cavern of Souls》
《不毛の大地/Wasteland》
という理想的な初手。ドローで《霊気の薬瓶/AEther Vial》。
相手の場は《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》からの《エルドラージのミミック/Eldrazi Mimic》。
《霊気の薬瓶/AEther Vial》を置いた後に2枚目の2マナランドから《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を置かれる負け筋を消す為に《不毛の大地/Wasteland》を優先。
3枚の2マナランドが裏目。また《エルドラージのミミック/Eldrazi Mimic》を重ねられたときに、ライフが足らなくなる可能性が同じように裏目になる。
《不毛の大地/Wasteland》を更に2枚引いた。
相手の《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》を《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》で追放して、《不毛の大地/Wasteland》を取っておく選択肢を見落とす。
OUT 2《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》 2《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
IN 1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》 1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》 2《流刑への道/Path to Exile》
5-1
初めて、1回もマリガンをしないで終えた。(1回はマリガンするべきだったけれども)
そりゃ勝たないと。
リストもメインは特に弄りたいと思わないほどには良かった。怪しいのは《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》と2枚目の《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》、2枚目の《地平線の梢/Horizon Canopy》。
サイドは丸いカードが少なすぎてメインの弱いカードが抜ききれない事態が多発したので、《議会の採決/Council’s Judgment》は絶対採りましょう。
《致命的な一押し/Fatal Push》
2017年1月13日 Death and Taxes
除去を《突然の衰微/Abrupt Decay》に頼っていたBG系統のデッキに対して、《ルーンの母/Mother of Runes》と《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》の2枚看板で持ちそれを封じられるようになり、必要のなくなっていた《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》が再び求められそう。
《セラの報復者/Serra Avenger》の居ない、或いは、減った現在の形だと行動制限を掛けている間に殴りきるというより、ソフトロックが勝ち筋だったりするので、正直なところ結構なノイズなのは考えどころ。
《セラの報復者/Serra Avenger》の居ない、或いは、減った現在の形だと行動制限を掛けている間に殴りきるというより、ソフトロックが勝ち筋だったりするので、正直なところ結構なノイズなのは考えどころ。
《鉄覆いの処刑者/Ironclad Slayer》
2016年8月29日 Death and TaxesThalia, Heretic Cathar
2016年6月28日 Death and Taxes
・土地と生物のタップインで都合2ターンの猶予ができる。
・《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》か《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》と合わせると、《現実を砕くもの/Reality Smasher》が止まる。
この2点から【Eldrazi】に対して強い駒として扱える。
2ターンの猶予で《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》か装備品を引く確率を上げる。または《ちらつき鬼火/Flickerwisp》や《セラの報復者/Serra Avenger》でダメージを稼ぐのは勝ち筋。
《終末を招くもの/Endbringer》タイプには明確な勝率の差が出ると思う。
問題は《忘却蒔き/Oblivion Sower》のタイプ。こちらは先制攻撃を並べても止まらず、《絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger》も控えていることから装備品での継続的な制圧が難しい。こちらに対しての勝率はこの1枚では大きく変わらないだろう。
マナコストの問題点は《現実を砕くもの/Reality Smasher》に対しても後手番だとその役割が霞んでしまうことが一番大きい。5点を通して盤面上でのみ支える形だと役割を果たしたとは言い辛い。その条件も《リシャーダの港/Rishadan Port》がない時と、比較的確率は高い。
上記の通りにエルドラージに対してしっかりと役目を果たすなら隣に先制攻撃持ちが必要になることから、《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》は欲しい。
また《騙し討ち/Sneak Attack》の機能もある程度制限でき、特に《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》には仕事を与えない。
総じてエルドラージに対する圧力を感じる1枚と言える。
4《ちらつき鬼火/Flickerwisp》
2《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
2《Thalia, Heretic Cathar》
というラインナップに纏め、《騙し討ち/Sneak Attack》に対して役割が少し被る《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》を場合によっては1枚減らすような形が無難になりそうだ。
追加の注目点としては人間であることと、シングルシンボルである点。
《サリアの副官/Thalia’s Lieutenant》との併用や、マナ基盤への更なる負担、《古えの墳墓/Ancient Tomb》の採用などにも可能性はあるかもしれない。
Creatures 27
4《ルーンの母/Mother of Runes》
4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
3《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
4《サリアの副官/Thalia’s Lieutenant》
2《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
3《Thalia, Heretic Cathar》
3《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
Spells 11
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
Lands 22
4《不毛の大地/Wasteland》
4《リシャーダの港/Rishadan Port》
2《魂の洞窟/Cavern of Souls》
3《カラカス/Karakas》
1《地平線の梢/Horizon Canopy》
8《平地/Palins》
Creatures 26
4《ルーンの母/Mother of Runes》
4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
4《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
4《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》
3《Thalia, Heretic Cathar》
1《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》
2《コロンドールのマンガラ/Mangara of Corondor》
Spells 11
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
Lands 23
4《不毛の大地/Wasteland》
4《リシャーダの港/Rishadan Port》
3《古えの墳墓/Ancient Tomb》
3《カラカス/Karakas》
9《平地/Palins》
追記:
エルドラージに強い△→既存のデスタクが採用できる3マナ域のカードの中ではエルドラージに強い○
フェッチランドを咎めるカードとして考えるだけなら、《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》も居る上に、3マナのカードにそれは採用理由としては弱く、そもそもメタりたいデッキの根本に効くカードを優先すべき。
・《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》か《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》と合わせると、《現実を砕くもの/Reality Smasher》が止まる。
この2点から【Eldrazi】に対して強い駒として扱える。
2ターンの猶予で《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》か装備品を引く確率を上げる。または《ちらつき鬼火/Flickerwisp》や《セラの報復者/Serra Avenger》でダメージを稼ぐのは勝ち筋。
《終末を招くもの/Endbringer》タイプには明確な勝率の差が出ると思う。
問題は《忘却蒔き/Oblivion Sower》のタイプ。こちらは先制攻撃を並べても止まらず、《絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger》も控えていることから装備品での継続的な制圧が難しい。こちらに対しての勝率はこの1枚では大きく変わらないだろう。
マナコストの問題点は《現実を砕くもの/Reality Smasher》に対しても後手番だとその役割が霞んでしまうことが一番大きい。5点を通して盤面上でのみ支える形だと役割を果たしたとは言い辛い。その条件も《リシャーダの港/Rishadan Port》がない時と、比較的確率は高い。
上記の通りにエルドラージに対してしっかりと役目を果たすなら隣に先制攻撃持ちが必要になることから、《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》は欲しい。
また《騙し討ち/Sneak Attack》の機能もある程度制限でき、特に《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》には仕事を与えない。
総じてエルドラージに対する圧力を感じる1枚と言える。
4《ちらつき鬼火/Flickerwisp》
2《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
2《Thalia, Heretic Cathar》
というラインナップに纏め、《騙し討ち/Sneak Attack》に対して役割が少し被る《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》を場合によっては1枚減らすような形が無難になりそうだ。
追加の注目点としては人間であることと、シングルシンボルである点。
《サリアの副官/Thalia’s Lieutenant》との併用や、マナ基盤への更なる負担、《古えの墳墓/Ancient Tomb》の採用などにも可能性はあるかもしれない。
Creatures 27
4《ルーンの母/Mother of Runes》
4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
3《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
4《サリアの副官/Thalia’s Lieutenant》
2《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
3《Thalia, Heretic Cathar》
3《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
Spells 11
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
Lands 22
4《不毛の大地/Wasteland》
4《リシャーダの港/Rishadan Port》
2《魂の洞窟/Cavern of Souls》
3《カラカス/Karakas》
1《地平線の梢/Horizon Canopy》
8《平地/Palins》
Creatures 26
4《ルーンの母/Mother of Runes》
4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
4《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
4《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》
3《Thalia, Heretic Cathar》
1《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》
2《コロンドールのマンガラ/Mangara of Corondor》
Spells 11
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
Lands 23
4《不毛の大地/Wasteland》
4《リシャーダの港/Rishadan Port》
3《古えの墳墓/Ancient Tomb》
3《カラカス/Karakas》
9《平地/Palins》
追記:
エルドラージに強い△→既存のデスタクが採用できる3マナ域のカードの中ではエルドラージに強い○
フェッチランドを咎めるカードとして考えるだけなら、《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》も居る上に、3マナのカードにそれは採用理由としては弱く、そもそもメタりたいデッキの根本に効くカードを優先すべき。
Death and Taxesを使う意味
2016年4月2日 Death and Taxes
プリズン系のカード+クロックという形のデッキとして【Eldrazi】が台頭してきた今日、専用の2マナランドを2種擁することに裏付けされた安定性から他のストンピィを食らいつつある。
これは、《コロンドールのマンガラ/Mangara of Corondor》亡き後の【Death and Taxes】にも例外ではない。2マナランドこそ有していないものの、その本質はプリンズンカードを生物の《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》、《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》で補うことで、プリズンカードのみを引いたときの負け筋を軽減していたに近い。
つまり、1ターン目にプリズン系のカードを展開できないストンピィに近しい【Death and Taxes】は【Eldrazi】に比べて【Storm】系のデッキに弱く、また対処を迫る驚異の差から【Miracle】に対しても分が悪い。
その現状で【Death and Taxes】を使う意味はあるのか、という話に当然なる訳だ。
上記の二つへの相性を【Eldrazi】より改善するには色を増やしたり、デッキのカードを大幅に変えたり、といった構築の見直しが必要であり、現実的ではない。この色を増やすことについては少し後に触れる。なので、【Eldrazi】が苦手としている相手への相性さでもち上回るのではなく、住み分けるという方向を採る。
狙うのは、【Miracle】と【Eldrazi】に対して比較的相性が良く、数が増えることが予測される【Sneak Show】や【BUG Shardless】、【BUG Delver】、次点で【Lands】と【Grixis Delver】に対して【Eldrazi】と同等以上の勝率を取ることが目標に挙がる。
【Sneak Show】にはもともとから分が良く、特別な工夫を凝らす必要性は薄く、それ故【BUG Shardless】、【BUG Delver】に対して勝ちに行くことを目標に組むことになる。
そこで重要になるのは、その二つのデッキが《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》に依存した形でテンポを形成している点であり、また除去が《突然の衰微/Abrupt Decay》を中心に《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》で保管されていることが多いことである。この2枚の除去は《ルーンの母/Mother of Runes》に弱く、パワーカードの塊であるはずのカラーリングのこの色のとの試合は、その実《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》、《Hymn to Tourach》、そして、《タルモゴイフ/Tarmogoyf》という3点が焦点になり易い。
《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》は上記の通りにデッキ構築の欠陥ともいえるカードパワーを重視した代償のテンポを改善させて、《Hymn to Tourach》はカードの落ち方次第ではいくらでも負けに繋がり、《タルモゴイフ/Tarmogoyf》はクリーチャーの線の細さからダメージレースとして成り立ち辛い。飛行クロックは《タルモゴイフ/Tarmogoyf》を通り抜けられるものの、それはその段階でのレースが成り立っている或いは、地上が固まっている場合のみである。これは、互いの場が広がっている場合にのみ起こり得ることであり、相手側の除去が薄い引きをした場合、《ルーンの母/Mother of Runes》が機能している場合、そして《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》のいずれかが必要になる。また、除去の薄い引きの場合は、《タルモゴイフ/Tarmogoyf》と《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》を中心としたクリーチャーが多量に並ぶことになるが、その場合のラインナップは《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》、《闇の腹心/Dark Confidant》、或いは、《悪意の大梟/Baleful Strix》、《断片無き工作員/Shardless Agent》であり、前者はクロックの面でダメージレースが怪しく、後者はアドバンテージの面で不利に立っており、空も通れる状況とは言い難い。
従って、現状の使用理由に為るこれらに対しての勝率を一定以上確保する為には、それらに強いカードの枚数を増やすことが求められる。
《萎れ葉のしもべ/Wilt-Leaf Liege》や《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》というのが具体的なカードになるが、これらはそれぞれ《罰する火/Punishing Fire》、《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》、《稲妻/Lightning Bolt》を見られ【Jund】に強い《萎れ葉のしもべ/Wilt-Leaf Liege》と、《タルモゴイフ/Tarmogoyf》、《悪意の大梟/Baleful Strix》を見られ【BUG Shardless】、【BUG Delver】に強い《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》となっている。
勿論、《毒の濁流/Toxic Deluge》には《萎れ葉のしもべ/Wilt-Leaf Liege》のほうが優秀であったりと一概には言えないものの、回避能力も持たず物量に付き合わざるを得ない上に《タルモゴイフ/Tarmogoyf》に戦闘面で負けるためにサポートを必要とするなど比較的、上記のような傾向が強い。また、《Hymn to Tourach》を強みに挙げなかった理由は、2枚程度ではそこに間に合うかどうかの保証がないこと、そして握っていたとしても最序盤の手札が多い段階での2枚からそのカードが選択されるかどうかが最終的には運に左右され、更には選択されなかった場合には何の仕事も行っておらず、個人的に全く信頼が置けないからである。そもそも、《Hymn to Tourach》がそちらに当たらなかったということは他のリソースが削られているわけで、生物が落ちたなら《萎れ葉のしもべ/Wilt-Leaf Liege》に繋ぐまでのプレッシャーを失い、土地が落ちたならそもそも残った《萎れ葉のしもべ/Wilt-Leaf Liege》が場に出ることが無くなるような代物であり、《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》の枚数すら少ない相手に果たして本当に必要であるのかという話である。なので、認識としては《Hymn to Tourach》に強いのではなく、《Hymn to Tourach》に弱くないが正解である。
そして、次点の【Grixis Delver】を意識したときに【BUG Delver】と合わせて、《不毛の大地/Wasteland》に強いことが求められ、上記の色の追加が【Death and Taxes】の選択理由を薄れさせてしまう。これには今更の説明は必要がないと思うので簡潔に。《不毛の大地/Wasteland》と土地の交換はまだしも、《目くらまし/Daze》を機能させてはいけない。
そして、【Lands】になるが…正直に言って厳しい相手なので、《ちらつき鬼火/Flickerwisp》と《安らかなる眠り/Rest in Peace》の分だけ【Eldrazi】より勝てるのではないのかと開き直り、サイドに《真髄の針/Pithing Needle》や《大変動/Cataclysm》、《幽霊街/Ghost Quarter》を数枚とってお茶を濁すことにしたい。
要するに、【BUG】を意識するのなら、サイドの《萎れ葉のしもべ/Wilt-Leaf Liege》のスロットを、まずはメインとサイドを合わせて《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》が3枚になるように確保するべきではないのか、というお話であり、色を増やすことも現状だとデッキ選択の価値を失わせるのでやめましょう、という話。【Eldrazi】対策の特殊地形メタが刺さっても笑えないという理由もある。
これは、《コロンドールのマンガラ/Mangara of Corondor》亡き後の【Death and Taxes】にも例外ではない。2マナランドこそ有していないものの、その本質はプリンズンカードを生物の《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》、《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》で補うことで、プリズンカードのみを引いたときの負け筋を軽減していたに近い。
つまり、1ターン目にプリズン系のカードを展開できないストンピィに近しい【Death and Taxes】は【Eldrazi】に比べて【Storm】系のデッキに弱く、また対処を迫る驚異の差から【Miracle】に対しても分が悪い。
その現状で【Death and Taxes】を使う意味はあるのか、という話に当然なる訳だ。
上記の二つへの相性を【Eldrazi】より改善するには色を増やしたり、デッキのカードを大幅に変えたり、といった構築の見直しが必要であり、現実的ではない。この色を増やすことについては少し後に触れる。なので、【Eldrazi】が苦手としている相手への相性さでもち上回るのではなく、住み分けるという方向を採る。
狙うのは、【Miracle】と【Eldrazi】に対して比較的相性が良く、数が増えることが予測される【Sneak Show】や【BUG Shardless】、【BUG Delver】、次点で【Lands】と【Grixis Delver】に対して【Eldrazi】と同等以上の勝率を取ることが目標に挙がる。
【Sneak Show】にはもともとから分が良く、特別な工夫を凝らす必要性は薄く、それ故【BUG Shardless】、【BUG Delver】に対して勝ちに行くことを目標に組むことになる。
そこで重要になるのは、その二つのデッキが《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》に依存した形でテンポを形成している点であり、また除去が《突然の衰微/Abrupt Decay》を中心に《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》で保管されていることが多いことである。この2枚の除去は《ルーンの母/Mother of Runes》に弱く、パワーカードの塊であるはずのカラーリングのこの色のとの試合は、その実《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》、《Hymn to Tourach》、そして、《タルモゴイフ/Tarmogoyf》という3点が焦点になり易い。
《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》は上記の通りにデッキ構築の欠陥ともいえるカードパワーを重視した代償のテンポを改善させて、《Hymn to Tourach》はカードの落ち方次第ではいくらでも負けに繋がり、《タルモゴイフ/Tarmogoyf》はクリーチャーの線の細さからダメージレースとして成り立ち辛い。飛行クロックは《タルモゴイフ/Tarmogoyf》を通り抜けられるものの、それはその段階でのレースが成り立っている或いは、地上が固まっている場合のみである。これは、互いの場が広がっている場合にのみ起こり得ることであり、相手側の除去が薄い引きをした場合、《ルーンの母/Mother of Runes》が機能している場合、そして《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》のいずれかが必要になる。また、除去の薄い引きの場合は、《タルモゴイフ/Tarmogoyf》と《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》を中心としたクリーチャーが多量に並ぶことになるが、その場合のラインナップは《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》、《闇の腹心/Dark Confidant》、或いは、《悪意の大梟/Baleful Strix》、《断片無き工作員/Shardless Agent》であり、前者はクロックの面でダメージレースが怪しく、後者はアドバンテージの面で不利に立っており、空も通れる状況とは言い難い。
従って、現状の使用理由に為るこれらに対しての勝率を一定以上確保する為には、それらに強いカードの枚数を増やすことが求められる。
《萎れ葉のしもべ/Wilt-Leaf Liege》や《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》というのが具体的なカードになるが、これらはそれぞれ《罰する火/Punishing Fire》、《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》、《稲妻/Lightning Bolt》を見られ【Jund】に強い《萎れ葉のしもべ/Wilt-Leaf Liege》と、《タルモゴイフ/Tarmogoyf》、《悪意の大梟/Baleful Strix》を見られ【BUG Shardless】、【BUG Delver】に強い《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》となっている。
勿論、《毒の濁流/Toxic Deluge》には《萎れ葉のしもべ/Wilt-Leaf Liege》のほうが優秀であったりと一概には言えないものの、回避能力も持たず物量に付き合わざるを得ない上に《タルモゴイフ/Tarmogoyf》に戦闘面で負けるためにサポートを必要とするなど比較的、上記のような傾向が強い。また、《Hymn to Tourach》を強みに挙げなかった理由は、2枚程度ではそこに間に合うかどうかの保証がないこと、そして握っていたとしても最序盤の手札が多い段階での2枚からそのカードが選択されるかどうかが最終的には運に左右され、更には選択されなかった場合には何の仕事も行っておらず、
そして、次点の【Grixis Delver】を意識したときに【BUG Delver】と合わせて、《不毛の大地/Wasteland》に強いことが求められ、上記の色の追加が【Death and Taxes】の選択理由を薄れさせてしまう。これには今更の説明は必要がないと思うので簡潔に。《不毛の大地/Wasteland》と土地の交換はまだしも、《目くらまし/Daze》を機能させてはいけない。
そして、【Lands】になるが…正直に言って厳しい相手なので、《ちらつき鬼火/Flickerwisp》と《安らかなる眠り/Rest in Peace》の分だけ【Eldrazi】より勝てるのではないのかと開き直り、サイドに《真髄の針/Pithing Needle》や《大変動/Cataclysm》、《幽霊街/Ghost Quarter》を数枚とってお茶を濁すことにしたい。
要するに、【BUG】を意識するのなら、サイドの《萎れ葉のしもべ/Wilt-Leaf Liege》のスロットを、まずはメインとサイドを合わせて《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》が3枚になるように確保するべきではないのか、というお話であり、色を増やすことも現状だとデッキ選択の価値を失わせるのでやめましょう、という話。【Eldrazi】対策の特殊地形メタが刺さっても笑えないという理由もある。
晴れる屋 レガシー杯[2016.03.26]
2016年3月26日 Death and Taxes コメント (2)
Creatures 26
4《ルーンの母/Mother of Runes》
4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
4《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
4《セラの報復者/Serra Avenger》
4《ちらつき鬼火/Flickerwisp》
2《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
Spells 11
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
Lands 23
4《不毛の大地/Wasteland》
4《リシャーダの港/Rishadan Port》
1《魂の洞窟/Cavern of Souls》
1《地平線の梢/Horizon Canopy》
3《Karakas》
10《平地/Plains》
Sideborads 15
3《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》
1《真髄の針/Pithing Needle》
1《封じ込める僧侶/Containment Priest》
2《安らかなる眠り/Rest in Peace》
3《歪める嘆き/Warping Wail》
1《議会の採決/Council’s Judgment》
2《萎れ葉のしもべ/Wilt-Leaf Liege》
2《幽霊街/Ghost Quarter》
覚えているミスとか。
1戦目 Death and Taxes ××
Game1 後手 相手7枚 自分6枚
《ルーンの母/Mother of Runes》は強い。
Game2 先手 相手7枚 自分6枚
《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》*3にトップで生物ではなく《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》を引いたのに、止まらずに《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》で突っ込む。
IN 3《歪める嘆き/Warping Wail》 1《幽霊街/Ghost Quarter》
OUT 1《Karakas》 3《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
《萎れ葉のしもべ/Wilt-Leaf Liege》INはマナベース以外選択肢。
元々、マナベース的には出ないカードだから割り切ろう。
2戦目 Infect ○××
Game1 先手 相手7枚 自分7枚
《不毛の大地/Wasteland》*2、《剣を鍬に/Swords to Plowshares》*2で感染持ち捌き。
追記:次のターンキル量のクロックある盤面で相手の《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》起動を待たずにアップキープに《リシャーダの港/Rishadan Port》起動のミスあり。
Game2 後手 相手7枚 自分7枚
《不毛の大地/Wasteland》*2、《剣を鍬に/Swords to Plowshares》*2、《歪める嘆き/Warping Wail》を引いて感染生物が《森の知恵/Sylvan Library》などもあり残り。
IN 1《真髄の針/Pithing Needle》 3《歪める嘆き/Warping Wail》 2《幽霊街/Ghost Quarter》
OUT 4《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》 1《Karakas》 1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
Game3 先手 相手7枚 自分6枚
除去無し、《ルーンの母/Mother of Runes》→《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》→《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》←《クローサの掌握/Krosan Grip》。
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》殴り忘れて1点損あり。
IN 1《真髄の針/Pithing Needle》 3《歪める嘆き/Warping Wail》 2《幽霊街/Ghost Quarter》
OUT 2《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》 1《Karakas》 1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》 2《セラの報復者/Serra Avenger》
3戦目 Bye
下手だと上手くなるための練習すらできない悲しさ。
4戦目 ANT ○○
Game1 先手 相手6枚 自分7枚
1t《ルーンの母/Mother of Runes》→2t《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
Game 2 後手 相手7枚 自分4枚
《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》、《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》、《安らかなる眠り/Rest in Peace》、《殴打頭蓋/Batterskull》kp。
占術で《ルーンの母/Mother of Runes》ボトムから、トップから《平地/Palins》→《平地/Palins》→《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》。
展開順は《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》(指定:《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》)→《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》(指定:《水蓮の花びら/Lotus Petal》)→《安らかなる眠り/Rest in Peace》の順。
《安らかなる眠り/Rest in Peace》は《巣穴からの総出/Empty the Warrens》と《むかつき/Ad Nauseam》受けがなく、《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》は《暗黒の儀式/Dark Ritual》*2からの《炎の中の過去/Past in Flames》受けがなし。
1枚目は多分正解。2枚目は指定を《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》重ねがおそらく正解。或いは《安らかなる眠り/Rest in Peace》を優先して、《虐殺/Massacre》などケア。
《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》を突破されず。
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》殴りそびれて1点損あり。
IN 3《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》 3《歪める嘆き/Warping Wail》 2《安らかなる眠り/Rest in Peace》 2《幽霊街/Ghost Quarter》
OUT 4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》 1《平地/Palins》 4《ちらつき鬼火/Flickerwisp》
5戦目 Miracle ○×○
Game1 先手 相手7枚 自分6枚
《霊気の薬瓶/AEther Vial》あった。
Game2 後手 相手7枚 自分7枚
《霊気の薬瓶/AEther Vial》なかった。
IN 3《歪める嘆き/Warping Wail》 1《真髄の針/Pithing Needle》 1《議会の採決/Council’s Judgment》 1《幽霊街/Ghost Quarter》
OUT 4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 1《平地/Palins》 1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
Game3 先手 相手7枚 自分7枚
《霊気の薬瓶/AEther Vial》あった。
IN 3《歪める嘆き/Warping Wail》 1《真髄の針/Pithing Needle》 1《議会の採決/Council’s Judgment》 1《幽霊街/Ghost Quarter》 1《萎れ葉のしもべ/Wilt-Leaf Liege》
OUT 4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 1《平地/Palins》 2《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
《相殺/Counterbalance》残しているっぽいのでコスト4を1枚。
6戦目 Miracle ××
Game1 先手 相手7枚 自分6枚
《霊気の薬瓶/AEther Vial》なかった…けれど、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》があり、《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》の置き方は工夫の使用があった。
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》が残った返しには、ピン除去を嫌って生物の展開を優先したのだから、《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》が《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》(《Karakas》ありなのに起動無し)と相打った後も一貫して生物の展開からピン除去ケアで良かったはず。
《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》の対象が自分で《赤霊破/Red Elemental Blast》を回している時点で苦しいのだからもっと全力で展開して押すべきだった。
Game2 先手 相手7枚 自分7枚
《霊気の薬瓶/AEther Vial》なかった。
《僧院の導師/Monastery Mentor》強い。《議会の採決/Council’s Judgment》みたいに《僧院の導師/Monastery Mentor》+αの除去増やしは選択肢。《歪める嘆き/Warping Wail》すり抜け辛い。
IN 3《歪める嘆き/Warping Wail》 1《真髄の針/Pithing Needle》 1《議会の採決/Council’s Judgment》 1《幽霊街/Ghost Quarter》
OUT 4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 1《平地/Palins》 1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
3-3(2-3)
《歪める嘆き/Warping Wail》は2枚でもいいかも。
土地を4枚引くか、《霊気の薬瓶/AEther Vial》がないと構える余裕がない。
そのうえ、《僧院の導師/Monastery Mentor》を引かれて《天使への願い/Entreat the Angels》ではなく《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》と並べられたときに悲しい。
3枚目を《議会の採決/Council’s Judgment》とかそのあたり…と言いたいがマナ基盤が…。
4《ルーンの母/Mother of Runes》
4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
4《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
4《セラの報復者/Serra Avenger》
4《ちらつき鬼火/Flickerwisp》
2《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
Spells 11
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
Lands 23
4《不毛の大地/Wasteland》
4《リシャーダの港/Rishadan Port》
1《魂の洞窟/Cavern of Souls》
1《地平線の梢/Horizon Canopy》
3《Karakas》
10《平地/Plains》
Sideborads 15
3《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》
1《真髄の針/Pithing Needle》
1《封じ込める僧侶/Containment Priest》
2《安らかなる眠り/Rest in Peace》
3《歪める嘆き/Warping Wail》
1《議会の採決/Council’s Judgment》
2《萎れ葉のしもべ/Wilt-Leaf Liege》
2《幽霊街/Ghost Quarter》
覚えているミスとか。
1戦目 Death and Taxes ××
Game1 後手 相手7枚 自分6枚
《ルーンの母/Mother of Runes》は強い。
Game2 先手 相手7枚 自分6枚
《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》*3にトップで生物ではなく《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》を引いたのに、止まらずに《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》で突っ込む。
IN 3《歪める嘆き/Warping Wail》 1《幽霊街/Ghost Quarter》
OUT 1《Karakas》 3《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
《萎れ葉のしもべ/Wilt-Leaf Liege》INはマナベース以外選択肢。
元々、マナベース的には出ないカードだから割り切ろう。
2戦目 Infect ○××
Game1 先手 相手7枚 自分7枚
《不毛の大地/Wasteland》*2、《剣を鍬に/Swords to Plowshares》*2で感染持ち捌き。
追記:次のターンキル量のクロックある盤面で相手の《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》起動を待たずにアップキープに《リシャーダの港/Rishadan Port》起動のミスあり。
Game2 後手 相手7枚 自分7枚
《不毛の大地/Wasteland》*2、《剣を鍬に/Swords to Plowshares》*2、《歪める嘆き/Warping Wail》を引いて感染生物が《森の知恵/Sylvan Library》などもあり残り。
IN 1《真髄の針/Pithing Needle》 3《歪める嘆き/Warping Wail》 2《幽霊街/Ghost Quarter》
OUT 4《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》 1《Karakas》 1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
Game3 先手 相手7枚 自分6枚
除去無し、《ルーンの母/Mother of Runes》→《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》→《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》←《クローサの掌握/Krosan Grip》。
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》殴り忘れて1点損あり。
IN 1《真髄の針/Pithing Needle》 3《歪める嘆き/Warping Wail》 2《幽霊街/Ghost Quarter》
OUT 2《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》 1《Karakas》 1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》 2《セラの報復者/Serra Avenger》
3戦目 Bye
下手だと上手くなるための練習すらできない悲しさ。
4戦目 ANT ○○
Game1 先手 相手6枚 自分7枚
1t《ルーンの母/Mother of Runes》→2t《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
Game 2 後手 相手7枚 自分4枚
《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》、《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》、《安らかなる眠り/Rest in Peace》、《殴打頭蓋/Batterskull》kp。
占術で《ルーンの母/Mother of Runes》ボトムから、トップから《平地/Palins》→《平地/Palins》→《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》。
展開順は《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》(指定:《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》)→《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》(指定:《水蓮の花びら/Lotus Petal》)→《安らかなる眠り/Rest in Peace》の順。
《安らかなる眠り/Rest in Peace》は《巣穴からの総出/Empty the Warrens》と《むかつき/Ad Nauseam》受けがなく、《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》は《暗黒の儀式/Dark Ritual》*2からの《炎の中の過去/Past in Flames》受けがなし。
1枚目は多分正解。2枚目は指定を《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》重ねがおそらく正解。或いは《安らかなる眠り/Rest in Peace》を優先して、《虐殺/Massacre》などケア。
《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》を突破されず。
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》殴りそびれて1点損あり。
IN 3《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》 3《歪める嘆き/Warping Wail》 2《安らかなる眠り/Rest in Peace》 2《幽霊街/Ghost Quarter》
OUT 4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》 1《平地/Palins》 4《ちらつき鬼火/Flickerwisp》
5戦目 Miracle ○×○
Game1 先手 相手7枚 自分6枚
《霊気の薬瓶/AEther Vial》あった。
Game2 後手 相手7枚 自分7枚
《霊気の薬瓶/AEther Vial》なかった。
IN 3《歪める嘆き/Warping Wail》 1《真髄の針/Pithing Needle》 1《議会の採決/Council’s Judgment》 1《幽霊街/Ghost Quarter》
OUT 4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 1《平地/Palins》 1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
Game3 先手 相手7枚 自分7枚
《霊気の薬瓶/AEther Vial》あった。
IN 3《歪める嘆き/Warping Wail》 1《真髄の針/Pithing Needle》 1《議会の採決/Council’s Judgment》 1《幽霊街/Ghost Quarter》 1《萎れ葉のしもべ/Wilt-Leaf Liege》
OUT 4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 1《平地/Palins》 2《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
《相殺/Counterbalance》残しているっぽいのでコスト4を1枚。
6戦目 Miracle ××
Game1 先手 相手7枚 自分6枚
《霊気の薬瓶/AEther Vial》なかった…けれど、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》があり、《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》の置き方は工夫の使用があった。
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》が残った返しには、ピン除去を嫌って生物の展開を優先したのだから、《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》が《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》(《Karakas》ありなのに起動無し)と相打った後も一貫して生物の展開からピン除去ケアで良かったはず。
《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》の対象が自分で《赤霊破/Red Elemental Blast》を回している時点で苦しいのだからもっと全力で展開して押すべきだった。
Game2 先手 相手7枚 自分7枚
《霊気の薬瓶/AEther Vial》なかった。
《僧院の導師/Monastery Mentor》強い。《議会の採決/Council’s Judgment》みたいに《僧院の導師/Monastery Mentor》+αの除去増やしは選択肢。《歪める嘆き/Warping Wail》すり抜け辛い。
IN 3《歪める嘆き/Warping Wail》 1《真髄の針/Pithing Needle》 1《議会の採決/Council’s Judgment》 1《幽霊街/Ghost Quarter》
OUT 4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 1《平地/Palins》 1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
3-3(2-3)
《歪める嘆き/Warping Wail》は2枚でもいいかも。
土地を4枚引くか、《霊気の薬瓶/AEther Vial》がないと構える余裕がない。
そのうえ、《僧院の導師/Monastery Mentor》を引かれて《天使への願い/Entreat the Angels》ではなく《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》と並べられたときに悲しい。
3枚目を《議会の採決/Council’s Judgment》とかそのあたり…と言いたいがマナ基盤が…。
Warping Wail / 歪める嘆き (1)(◇)
インスタント
((◇)は無色マナを表す。)
以下から1つを選ぶ。
・パワーかタフネスが1以下のクリーチャー1体を対象とし、それを追放する。
・ソーサリー呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
・無色の1/1のエルドラージ(Eldrazi)・末裔(Scion)クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。それは「このクリーチャーを生け贄に捧げる:あなたのマナ・プールに(◇)を加える。」を持つ。
待望の白単色で扱えるレガシー級カウンターであり、《被覆/Envelop》と同等の効果を持つ。主なターゲットは、
・ANT
《冥府の教示者/Infernal Tutor》
《炎の中の過去/Past in Flames》
・Sneak Show
《実物提示教育/Show and Tell》
・Elves
《垣間見る自然/Glimpse of Nature》
《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
《自然の秩序/Natural Order》
・Miracle
《終末/Terminus》
《天使への願い/Entreat the Angels》
というのが第一印象だろう。
この内の特に一番下が重要で、【Miracle】に対して《天使への願い/Entreat the Angels》の負け筋を消しながらも《終末/Terminus》に対しても働く点が今までのカードでは為せなかった部分になる。
また、同時に他のコンボデッキへのアンチカードとしても機能しつつのこの性能という部分もその評価を上げている。
1《真髄の針/Pithing Needle》
1《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
3《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
2《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1《封じ込める僧侶/Containment Priest》
2《歪める嘆き/Warping Wail》
1《コロンドールのマンガラ/Mangara of Corondor》
2《議会の採決/Council’s Judgment》
2《萎れ葉のしもべ/Wilt-Leaf Liege》
SCG Super IQ Columbiaで8位に入ったJon Anderson氏のリスト。
削られたのは一般的な《大変動/Cataclysm》、《漸増爆弾/Ratchet Bomb》の枠と予想される部分であり、【Miracle】へのカードとして採用されているのが窺える15枚になっている。
さて、問題はここから、
このカードを使用するにあたって、既存の部分から必要な変更点は何か?
というのが本題になる。
障害となるのは(1)(◇)という無色マナを要求する点、2マナというマナコストだ。既存のDeath and Taxesのマナ基盤は
4《不毛の大地/Wasteland》
4《リシャーダの港/Rishadan Port》
1《魂の洞窟/Cavern of Souls》
という程度のものであり、これは7枚の時点で期待値が漸く1を超える程度、パーセンテージに直して70%という数値になる。これは、サイドカードである《歪める嘆き/Warping Wail》を探しにマリガンを挟んだ時点でそれを下回ることを意味しており、対策カードとしてのこのカードを探しにゆくマリガンが肯定されているとは言い難い。
当然、これを改善する為に無色のマナ源を増やしたい訳だが、【Death and Taxes】のマナベースは《魂の洞窟/Cavern of Souls》を採用した23Landsの段階で、既に3ターン目の白マナの期待値が2.1という値であり、1枚でも減らした時点で1.95とこれを下回ってしまう。こうなって、《ちらつき鬼火/Flickerwisp》や《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》のキャストに影響が出てしまっては元も子もない。
また、デッキの土地構構成自体が、”相手の色マナは《不毛の大地/Wasteland》と《リシャーダの港/Rishadan Port》で攻めに行くが、自分の色マナは《平地/Palins》であり、土地の攻め合いに強い”という前提に成り立っている。この為、ペインランド(ダメージランド)のような割れ易い土地に色マナ源を変更すると、土地の割り合いに為ったときに《思案/Ponder》や《渦まく知識/Brainstorm》のようなキャントリップがない分だけ不利になりかねない。つまり、既存のマナベースの変更は困難を極めると言える。
また、マナコストが2であること、これは【Miracle】相手にはそこまでの影響はないが、コンボ相手の場合は1ターンの差は命取りになるものであり、後手番であれば信頼に足ると言えるかは怪しいところである。元々、【Death and Taxes】はヘイトベアーは多く、2マナまで生き抜くことができれば《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》、《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》、《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》、《封じ込める僧侶/Containment Priest》、《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》と豊富な妨害手段は持っている。
纏めると
・無色マナの供給源が怪しいが、メインの白マナを削り辛い。
・コンボ相手に効力のあるカードだが、既に採用されているヘイトベアーとマナ域が被る。
ということになる。
この上で、最初に少し触れた削った枠を考えると、これは本来から【Miracle】相手に有効なカードの枠だった。これをコンボ相手にもサイドから入れられるということは、その分だけ今までより多くカードを取れることになる。ならば、今までの枚数で足りているのなら、この2枚分は過剰とも言える。
すると、このコンボ専用の2枠を使い上記の二つを解決しながら、他のデッキを見ることができれば理想的と言えるだろう。《歪める嘆き/Warping Wail》に変わったカードの役割を考えると、《漸増爆弾/Ratchet Bomb》は広く丸くINとOUTの枚数を埋めるようなカードで、《天使への願い/Entreat the Angels》のケアとしても使われていた。《大変動/Cataclysm》は【Miracle】と【Lands】いう苦手なデッキを主に見るカードだ。要するに【Lands】へのガードを下げてコンボへのガードが上がっている状況だ。
つまり、【Lands】への対策となるり、尚且つそれが無色マナを供給するのが理想になる。そして、《幽霊街/Ghost Quarter》ならその条件を満たす。これは《議会の採決/Council’s Judgment》程度しか入れるもののなかった【Eldrazi】対策にも繋がる。
マナ基盤の負担から採用を見送っていた場合は、他にも【Miracle】相手への《剣を鍬に/Swords to Plowshares》がないサイド後の《海門の残骸/Sea Gate Wreckage》はプレアブルであるし、《魂の洞窟/Cavern of Souls》の2枚目を用意してもよい。
1《真髄の針/Pithing Needle》
1《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
1《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
2《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1《封じ込める僧侶/Containment Priest》
2《歪める嘆き/Warping Wail》
1《コロンドールのマンガラ/Mangara of Corondor》
2《議会の採決/Council’s Judgment》
2《萎れ葉のしもべ/Wilt-Leaf Liege》
2《幽霊街/Ghost Quarter》
奇跡の海をD&Tで渡るには
2015年11月13日 Death and Taxes
このマッチアップで重要になる部分を、その中心になるカード毎に解説を行う。
まず、大きく分けて、
・《終末/Terminus》によるアドバンテージの損失と更地にされた盤面からの復帰
・《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》によるアドバンテージ差の隔たり
・《相殺/Counterbalance》+《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》によるロック
・《天使への願い/Entreat the Angels》による時間制限
これらが試合を進める上での大きな障害になる。
加えて、サイドボードからは
・《僧院の導師/Monastery Mentor》を始めとするアグレッシブサイドへの対応
・《摩耗+消耗/Wear+Tear》を主とした装備品への対処手段の追加
という問題が生じる。
・《終末/Terminus》
奇跡というシステムに関する不満を述べたくなるカード恐らく、No.1。
全体除去にも関わらず、インスタントタイミングでの使用が可能であり、なおかつそのマナコストがわずかに1マナであるという理不尽の塊のような特徴を持つ。
このカードの登場まで、長きに渡り全体除去はそのコストから自分のターンが実質的に飛ぶことによる隙を生じるという共通の欠点を、その大半が持った。だが、このカードは1マナという常識を覆すコストで持ちそのアクションを可能にし、自分のターンに打った場合にも他の行動を行えるだけのマナを残す事ができる。
同一ターンでの《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》のキャストによる攻守の逆転に留まらず、返しのターンの隙を失くす、減らすという点だけで見ても非常に優秀である。PWというカードタイプの登場以降各色が継続的なアドバンテージ獲得手段を手に入れ、その直接的な対処の難しさから全体除去の価値が多少下がった事は、現状のスタンダードを見ても伺える。これは当然全体除去ではPWに触れない事もあるが、その隙にPWを出された時に対処が難しい事もその理由に含んでいる。この内、後者は全体除去ゆえの欠点だが、前者はクリーチャー除去であれば同等に持つ欠点である。つまり、このカードは全体除去の弱みを持たない全体除去であると言えば、隙を生じないという特性が持つ強さが解るだろう。
と、ここまでで十分に強力な訳だが、何を思ったのかインスタントタイミングでの使用、相手ターンでの使用も可能である。上記に加え、速攻、瞬速持ちに対しても牽制が効く。更には、破壊では無い除去のために、破壊不能、再生、不死などの能力をも許さない。
十分を通り越し、十二分と言えるだろう。
要するに、具体的な対策は特にない、と言っていい。
打たれたら、自分の場のクリチャーは全滅する。
“祈る”のが最上の対策だろう。
よって、【奇跡】というデッキに対して戦えるようにする事を考える。
上記の通り、《終末/Terminus》という、インスタントタイミングで、白マナ一つで、盤面を流せるカードを持っている。これは、既に相手の動きを制限しており、コントロールしている状況とそう大差はない。当然、この状況下に於いて勝つ事は現実的では無い。この状況を打破する為に此方側からも同様に、インスタントタイミングで、戦場にクリーチャーを出す、を実現し相手側の動きを制限して往く事を目指す。
主なカードは
《霊気の薬瓶/AEther Vial》
《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》
打点が低いにも関わらず、個人的に良く使用している理由になっている。
また、アドバンテージの面からは損失を防げる《Karakas》と伝説のクリーチャーとの組み合わせも、有効に働く。
・《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
通称、神。
盤面を流され、彼に2回能力を起動されたら、次のゲームに行った方がいい。
【奇跡】に於けるメインのアドバンテージ源であるが、彼の数少ない欠点、クリーチャーを横に並べられると弱いという部分をある程度実現出来る事から、単体で見た場合はそれ程に苦労はしない。《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》下で5マナという重さ、《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》、《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》の存在もある。問題は上記の《終末/Terminus》との相性にある。
《終末/Terminus》を避けられないカードとして、打たれる前提での行動をとっていると盤面にクリーチャーの展開を控えがちになり、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》への打点が足りない、彼の-1能力で処理される事態に陥り易い。その為に、彼の出てくる時間帯に突入したら、2体以上展開を強要される。
つまり、この事態を避ける為に最も有効なのは、相手の行動を見てからの後出しが可能な様な状況の実現になる。これにより、この“二択”の状況による損失は最小限に留められる。
何故、“二択”の状況限定なのかは…今更の説明も必要は無いかも知れない。
同時に用意され、《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》のある状況下だと、当然ながら回答にならない。
この状況下を防ぐにはマナを絞る、ヘイトベアーで《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》を直接的に止める他は無い。しかし、これらのカード達を展開すると打点が遅く、同時に打点を上げる為にクリーチャーを追加すると《終末/Terminus》が刺さる。
結局のところ、インスタントタイミングでの展開を行い、リカバリーを早める他ない。
復帰を早める主なカード
《霊気の薬瓶/AEther Vial》
《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》
マナを絞れるカード
《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》
《リシャーダの港/Rishadan Port》
《不毛の大地/Wasteland》
直接的に干渉できるカード
《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》
《議会の採決/Council’s Judgment》
・《相殺/Counterbalance》
言わずと知れた、CTの片割れ。
マナ域が低く纏まっている、レガシーではキャントリップ系一枚で《相殺/Counterbalance》は機能する。
一見すると、《霊気の薬瓶/AEther Vial》、《魂の洞窟/Cavern of Souls》の存在があり、それ程有効には見えないかも知れないが、《霊気の薬瓶/AEther Vial》は先置きのみが有効であり《突然の衰微/Abrupt Decay》とは事情が異なる。また、デッキ内に4マナ以上のカードが存在せず(《殴打頭蓋/Batterskull》を除く)、一度2マナか、3マナのカードを積まれると捲る事は難しい。
盤面を捌く事が第一になりがちで、優先的に置かれることは少ないが、展開を多少なりとも控えながら動くことになるので、間に合わないという事は無い。《霊気の薬瓶/AEther Vial》が無い場合は、時間制限を設定されているに近く、そのマナコストの低さからその終わりは《天使への願い/Entreat the Angels》よりも早くに訪れる。
《相殺/Counterbalance》を使用する側にも、デメリットがあり、サイド後は減らされるか全て抜き切られる事が多い。
主な回答となるカード
《霊気の薬瓶/AEther Vial》
《魂の洞窟/Cavern of Souls》
《解呪/Disenchant》
《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》や《大変動/Cataclysm》など、マナ域の被せづらいもの。(サイド後は《至高の評決/Supreme Verdict》が入ってきたり、するが…。)
・《天使への願い/Entreat the Angels》
X=2でも辛い。X=5で即死。
白のダブルシンボルが少し、マナベースに負担をかけているだけのエンドカード。
《漸増爆弾/Ratchet Bomb》の様なトークンを狙い撃ちするカードは、相手のエンドカードを考えた時、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》*3、《天使への願い/Entreat the Angels》*2、《僧院の導師/Monastery Mentor》*2の様な構成になり、この内の2枚にしか効力のない先置きカードは相手の《渦まく知識/Brainstorm》、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》1枚でこちらの潜在的なディスアドバンテージに早変わりする。
また、これらのカードがプレイされるのは基本的には試合をある程度コントロールした後の話であり、その段階まで試合が進む事を肯定しいるカードとも言え、にも関わらず、その段階から状況を捲り得るカードとは言えない事から、可能ならばサイドINをしない方が良い。
回答を用意する、と言うより白2つを含むマナが経っていたら意識するものになる。
能動的に打ってくる場合は、X=4の6マナ程度からが主になる。
・《僧院の導師/Monastery Mentor》
クロック凄いカード。
トークンの生産速度が尋常じゃなく、そのお蔭で地上の堅さも併せ持つ。
《剣を鍬に/Swords to Plowshares》の様な後ろ向きのカードをこれをケアして採用するのは、リスクが高い。相手に依存しすぎている上に、此方の動きには貢献してくれない。
それよりは、生物が入ってくるなら仕事の残る《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》を残した方が打点上げになり、《終末/Terminus》で流れないカードとして、デッキ内の不要牌の枚数を削る事が出来る。
何れにしろ、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》と装備品を抜くことは、スロットの関係から難しく、それらを抜いたところで《霊気の薬瓶/AEther Vial》にあたってしまう。
加えて、《議会の採決/Council’s Judgment》を1~2枚は入れる事になり、サーチ元の枚数と合わせ6~7枚の確保があれば十分と言える。
故にこのカードの為に除去を残すという選択は取らない方が良い。
・《摩耗+消耗/Wear+Tear》
上記の通り、ケアはスロットの関係上、難しい。
素直に受け入れ、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の分だけ1枚のアドバンテージを獲得したと快く受け入れる。
それよりも注意するのは《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》の方になる。
このカードがデッキ内で唯一のエンチャントになる事が多く、融合を絡め《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》と同時に落とされるような局面を作られるとクロックにして5点もの損失なり、テンポ面、アドバンテージの面からも損失が出る。
生物のスロットを削る事になった場合、真っ先に削るのは《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》で良い。ただ最近は《摩耗+消耗/Wear+Tear》の枚数が1枚に減る事が多く、逆に《思案/Ponder》が増えてきており、このサイドボーディングで良いというと怪しいかも知れない。
■まとめ
《霊気の薬瓶/AEther Vial》を消されなければ戦えるが、消されると苦戦必至。
《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》を考え、2体は並べたい。
《天使への願い/Entreat the Angels》への専用のカードは取らない。
《僧院の導師/Monastery Mentor》をケアするなら、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》を残し、その上で必要ならば《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を残す。
まず、大きく分けて、
・《終末/Terminus》によるアドバンテージの損失と更地にされた盤面からの復帰
・《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》によるアドバンテージ差の隔たり
・《相殺/Counterbalance》+《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》によるロック
・《天使への願い/Entreat the Angels》による時間制限
これらが試合を進める上での大きな障害になる。
加えて、サイドボードからは
・《僧院の導師/Monastery Mentor》を始めとするアグレッシブサイドへの対応
・《摩耗+消耗/Wear+Tear》を主とした装備品への対処手段の追加
という問題が生じる。
・《終末/Terminus》
奇跡というシステムに関する不満を述べたくなるカード恐らく、No.1。
全体除去にも関わらず、インスタントタイミングでの使用が可能であり、なおかつそのマナコストがわずかに1マナであるという理不尽の塊のような特徴を持つ。
このカードの登場まで、長きに渡り全体除去はそのコストから自分のターンが実質的に飛ぶことによる隙を生じるという共通の欠点を、その大半が持った。だが、このカードは1マナという常識を覆すコストで持ちそのアクションを可能にし、自分のターンに打った場合にも他の行動を行えるだけのマナを残す事ができる。
同一ターンでの《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》のキャストによる攻守の逆転に留まらず、返しのターンの隙を失くす、減らすという点だけで見ても非常に優秀である。PWというカードタイプの登場以降各色が継続的なアドバンテージ獲得手段を手に入れ、その直接的な対処の難しさから全体除去の価値が多少下がった事は、現状のスタンダードを見ても伺える。これは当然全体除去ではPWに触れない事もあるが、その隙にPWを出された時に対処が難しい事もその理由に含んでいる。この内、後者は全体除去ゆえの欠点だが、前者はクリーチャー除去であれば同等に持つ欠点である。つまり、このカードは全体除去の弱みを持たない全体除去であると言えば、隙を生じないという特性が持つ強さが解るだろう。
と、ここまでで十分に強力な訳だが、何を思ったのかインスタントタイミングでの使用、相手ターンでの使用も可能である。上記に加え、速攻、瞬速持ちに対しても牽制が効く。更には、破壊では無い除去のために、破壊不能、再生、不死などの能力をも許さない。
十分を通り越し、十二分と言えるだろう。
要するに、具体的な対策は特にない、と言っていい。
打たれたら、自分の場のクリチャーは全滅する。
“祈る”のが最上の対策だろう。
よって、【奇跡】というデッキに対して戦えるようにする事を考える。
上記の通り、《終末/Terminus》という、インスタントタイミングで、白マナ一つで、盤面を流せるカードを持っている。これは、既に相手の動きを制限しており、コントロールしている状況とそう大差はない。当然、この状況下に於いて勝つ事は現実的では無い。この状況を打破する為に此方側からも同様に、インスタントタイミングで、戦場にクリーチャーを出す、を実現し相手側の動きを制限して往く事を目指す。
主なカードは
《霊気の薬瓶/AEther Vial》
《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》
打点が低いにも関わらず、個人的に良く使用している理由になっている。
また、アドバンテージの面からは損失を防げる《Karakas》と伝説のクリーチャーとの組み合わせも、有効に働く。
・《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
通称、神。
盤面を流され、彼に2回能力を起動されたら、次のゲームに行った方がいい。
【奇跡】に於けるメインのアドバンテージ源であるが、彼の数少ない欠点、クリーチャーを横に並べられると弱いという部分をある程度実現出来る事から、単体で見た場合はそれ程に苦労はしない。《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》下で5マナという重さ、《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》、《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》の存在もある。問題は上記の《終末/Terminus》との相性にある。
《終末/Terminus》を避けられないカードとして、打たれる前提での行動をとっていると盤面にクリーチャーの展開を控えがちになり、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》への打点が足りない、彼の-1能力で処理される事態に陥り易い。その為に、彼の出てくる時間帯に突入したら、2体以上展開を強要される。
つまり、この事態を避ける為に最も有効なのは、相手の行動を見てからの後出しが可能な様な状況の実現になる。これにより、この“二択”の状況による損失は最小限に留められる。
何故、“二択”の状況限定なのかは…今更の説明も必要は無いかも知れない。
同時に用意され、《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》のある状況下だと、当然ながら回答にならない。
この状況下を防ぐにはマナを絞る、ヘイトベアーで《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》を直接的に止める他は無い。しかし、これらのカード達を展開すると打点が遅く、同時に打点を上げる為にクリーチャーを追加すると《終末/Terminus》が刺さる。
結局のところ、インスタントタイミングでの展開を行い、リカバリーを早める他ない。
復帰を早める主なカード
《霊気の薬瓶/AEther Vial》
《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》
マナを絞れるカード
《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》
《リシャーダの港/Rishadan Port》
《不毛の大地/Wasteland》
直接的に干渉できるカード
《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》
《議会の採決/Council’s Judgment》
・《相殺/Counterbalance》
言わずと知れた、CTの片割れ。
マナ域が低く纏まっている、レガシーではキャントリップ系一枚で《相殺/Counterbalance》は機能する。
一見すると、《霊気の薬瓶/AEther Vial》、《魂の洞窟/Cavern of Souls》の存在があり、それ程有効には見えないかも知れないが、《霊気の薬瓶/AEther Vial》は先置きのみが有効であり《突然の衰微/Abrupt Decay》とは事情が異なる。また、デッキ内に4マナ以上のカードが存在せず(《殴打頭蓋/Batterskull》を除く)、一度2マナか、3マナのカードを積まれると捲る事は難しい。
盤面を捌く事が第一になりがちで、優先的に置かれることは少ないが、展開を多少なりとも控えながら動くことになるので、間に合わないという事は無い。《霊気の薬瓶/AEther Vial》が無い場合は、時間制限を設定されているに近く、そのマナコストの低さからその終わりは《天使への願い/Entreat the Angels》よりも早くに訪れる。
《相殺/Counterbalance》を使用する側にも、デメリットがあり、サイド後は減らされるか全て抜き切られる事が多い。
主な回答となるカード
《霊気の薬瓶/AEther Vial》
《魂の洞窟/Cavern of Souls》
《解呪/Disenchant》
《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》や《大変動/Cataclysm》など、マナ域の被せづらいもの。(サイド後は《至高の評決/Supreme Verdict》が入ってきたり、するが…。)
・《天使への願い/Entreat the Angels》
X=2でも辛い。X=5で即死。
白のダブルシンボルが少し、マナベースに負担をかけているだけのエンドカード。
《漸増爆弾/Ratchet Bomb》の様なトークンを狙い撃ちするカードは、相手のエンドカードを考えた時、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》*3、《天使への願い/Entreat the Angels》*2、《僧院の導師/Monastery Mentor》*2の様な構成になり、この内の2枚にしか効力のない先置きカードは相手の《渦まく知識/Brainstorm》、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》1枚でこちらの潜在的なディスアドバンテージに早変わりする。
また、これらのカードがプレイされるのは基本的には試合をある程度コントロールした後の話であり、その段階まで試合が進む事を肯定しいるカードとも言え、にも関わらず、その段階から状況を捲り得るカードとは言えない事から、可能ならばサイドINをしない方が良い。
回答を用意する、と言うより白2つを含むマナが経っていたら意識するものになる。
能動的に打ってくる場合は、X=4の6マナ程度からが主になる。
・《僧院の導師/Monastery Mentor》
クロック凄いカード。
トークンの生産速度が尋常じゃなく、そのお蔭で地上の堅さも併せ持つ。
《剣を鍬に/Swords to Plowshares》の様な後ろ向きのカードをこれをケアして採用するのは、リスクが高い。相手に依存しすぎている上に、此方の動きには貢献してくれない。
それよりは、生物が入ってくるなら仕事の残る《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》を残した方が打点上げになり、《終末/Terminus》で流れないカードとして、デッキ内の不要牌の枚数を削る事が出来る。
何れにしろ、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》と装備品を抜くことは、スロットの関係から難しく、それらを抜いたところで《霊気の薬瓶/AEther Vial》にあたってしまう。
加えて、《議会の採決/Council’s Judgment》を1~2枚は入れる事になり、サーチ元の枚数と合わせ6~7枚の確保があれば十分と言える。
故にこのカードの為に除去を残すという選択は取らない方が良い。
・《摩耗+消耗/Wear+Tear》
上記の通り、ケアはスロットの関係上、難しい。
素直に受け入れ、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の分だけ1枚のアドバンテージを獲得したと快く受け入れる。
それよりも注意するのは《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》の方になる。
このカードがデッキ内で唯一のエンチャントになる事が多く、融合を絡め《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》と同時に落とされるような局面を作られるとクロックにして5点もの損失なり、テンポ面、アドバンテージの面からも損失が出る。
生物のスロットを削る事になった場合、真っ先に削るのは《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》で良い。ただ最近は《摩耗+消耗/Wear+Tear》の枚数が1枚に減る事が多く、逆に《思案/Ponder》が増えてきており、このサイドボーディングで良いというと怪しいかも知れない。
■まとめ
《霊気の薬瓶/AEther Vial》を消されなければ戦えるが、消されると苦戦必至。
《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》を考え、2体は並べたい。
《天使への願い/Entreat the Angels》への専用のカードは取らない。
《僧院の導師/Monastery Mentor》をケアするなら、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》を残し、その上で必要ならば《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を残す。
Daeth and Taxesの禁止改定を受けての影響。
2015年10月5日 Death and Taxes
Creatures 26
4《ルーンの母/Mother of Runes》
1《心優しきボディガード/Benevolent Bodyguard》
4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
4《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
4《セラの報復者/Serra Avenger》
4《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
1《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》
Spells 11
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
Lands 23
4《不毛の大地/Wasteland》
4《リシャーダの港/Rishadan Port》
1《魂の洞窟/Cavern of Souls》
1《地平線の梢/Horizon Canopy》
3《Karakas》
1《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
9《平地/Plains》
Sideborads 15
2《真髄の針/Pithing Needle》
1《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
1《太陽の槍/Sunlance》
2《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
2《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1《解呪/Disenchant》
1《オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos》
1《議会の採決/Council’s Judgment》
1《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
2《大変動/Cataclysm》
《時を越えた探索/Dig Through Time》を積んでいた非コンボには多少勝ち易くなるが、劇的に相性が良く成る訳でも無し。そして、BG系、Landsなど当たりたくない相手も増える事になると思われる。一つ前の転換期、クロパが多く、《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》が輝いていた《宝船の巡航/Treasure Cruise》環境が一番いい位置にいた気がする。
まず、《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》の強さは、相手の手札にある使用できないカードの枚数で決まる。つまりは、相手がドローソースを抱えていない限りは効力を発揮しないカードであり、このドローソースの増加の根底にあったのは探査による強力な2種のドローカードの登場になっていた。
それら《宝船の巡航/Treasure Cruise》、《時を越えた探索/Dig Through Time》が禁止された現在、《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》を含むドローソースの連打は減少する事になり、結果として《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》が強い場面は減る事になる。
また、【全知】が原点へと回帰し《騙し討ち/Sneak Attack》型へ移行すると考えられ、同時に見込まれる【奇蹟】の増加と合わせ《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》の得意先二つが復活する。
【エルフ!】への多少の対抗にもなる事からも、4枠のヘイトカードはこのカードに、少なくとも重点を置いて割くべきだろう。
BG系の立ち位置も上昇し、数が増えると予想される。
上記の【奇蹟】、【実物提示教育】、【エルフ!】へはどの3マナ域のカードを選択したとしても、勝率に対する変化は少なく、このBG系への相性が劇的に変化する《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》の採用が個人的には最も勝利に貢献してくれると考えている。
この中では【ジャンド】の持つ《罰する火/Punishing Fire》が良く話に上がるが、《ちらつき鬼火/Flickerwisp》を選択したとして結果は変わらず、《オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos》を選択した場合、代わりに《タルモゴイフ/Tarmogoyf》、《突然の衰微/Abrupt Decay》への回答がなくなる事から、《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》と合わせたエンジンが回りだした場合に、他のカードを採用していたところで勝てる試合になるとは思わないというのが正直なところだ。
また、単純な《罰する火/Punishing Fire》1枚に対する回答としては《セラの報復者/Serra Avenger》もおり、この問題に対しては双方を合わせた枚数でもち話をするほうがより実戦的だろう。
この中ではもう一つ【奇蹟】が以前と同様にアドバンテージの獲得手段が《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》と《相殺/Counterbalance》ギミックの2種に戻る点も考慮したほうがいい。
《時を越えた探索/Dig Through Time》の登場により、盤面に置かれたカード以外からもカードを獲得できるようになっており、単純な息切れの防止だけでなくそれ相応の速さも求められた非常に厳しい状況ではなくなった為に、メイン戦に於いては登場以前と同じ形で戦って行ける。
但し、この1年のカードプールの変化が無くなった訳ではない。
当然、《僧院の導師/Monastery Mentor》の存在がサイド後の試合を難しくしている事に変わりはない。サイドボード後は変わらず圧力を強めていかなければならず、メイン戦とサイド戦で少し考え方を変える必要がありそうだ。
そして、最後に復権が予想される【Canadian Threshold】。
この相手にも《稲妻/Lightning Bolt》の存在から《オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos》が優れているとされがちだが、《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》、《タルモゴイフ/Tarmogoyf》というクロックには強くはなく、止められるクロックは《敏捷なマングース/Nimble Mongoose》のみであり、この相手にはそれ程強力な制圧力は無い。これらの事からも以前よりも《オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos》の支配力も低下していると見て良いだろう。
これに《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》、《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》、《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》と手数の多かった【4C Delver】、【Grixis Delver】の弱体化、或は解体もあり、デルバー系のデッキのクロックが変化が予想され、サイドに取っていた2枚目の軽量除去は抜いて良いと考えられる。
《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》はそもそも、《時を越えた探索/Dig Through Time》環境が続いても採用されなくなっていったカードだと思う。
4《ルーンの母/Mother of Runes》
1《心優しきボディガード/Benevolent Bodyguard》
4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
4《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
4《セラの報復者/Serra Avenger》
4《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
1《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》
Spells 11
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
Lands 23
4《不毛の大地/Wasteland》
4《リシャーダの港/Rishadan Port》
1《魂の洞窟/Cavern of Souls》
1《地平線の梢/Horizon Canopy》
3《Karakas》
1《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
9《平地/Plains》
Sideborads 15
2《真髄の針/Pithing Needle》
1《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
1《太陽の槍/Sunlance》
2《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
2《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1《解呪/Disenchant》
1《オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos》
1《議会の採決/Council’s Judgment》
1《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
2《大変動/Cataclysm》
《時を越えた探索/Dig Through Time》を積んでいた非コンボには多少勝ち易くなるが、劇的に相性が良く成る訳でも無し。そして、BG系、Landsなど当たりたくない相手も増える事になると思われる。一つ前の転換期、クロパが多く、《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》が輝いていた《宝船の巡航/Treasure Cruise》環境が一番いい位置にいた気がする。
まず、《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》の強さは、相手の手札にある使用できないカードの枚数で決まる。つまりは、相手がドローソースを抱えていない限りは効力を発揮しないカードであり、このドローソースの増加の根底にあったのは探査による強力な2種のドローカードの登場になっていた。
それら《宝船の巡航/Treasure Cruise》、《時を越えた探索/Dig Through Time》が禁止された現在、《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》を含むドローソースの連打は減少する事になり、結果として《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》が強い場面は減る事になる。
また、【全知】が原点へと回帰し《騙し討ち/Sneak Attack》型へ移行すると考えられ、同時に見込まれる【奇蹟】の増加と合わせ《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》の得意先二つが復活する。
【エルフ!】への多少の対抗にもなる事からも、4枠のヘイトカードはこのカードに、少なくとも重点を置いて割くべきだろう。
BG系の立ち位置も上昇し、数が増えると予想される。
上記の【奇蹟】、【実物提示教育】、【エルフ!】へはどの3マナ域のカードを選択したとしても、勝率に対する変化は少なく、このBG系への相性が劇的に変化する《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》の採用が個人的には最も勝利に貢献してくれると考えている。
この中では【ジャンド】の持つ《罰する火/Punishing Fire》が良く話に上がるが、《ちらつき鬼火/Flickerwisp》を選択したとして結果は変わらず、《オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos》を選択した場合、代わりに《タルモゴイフ/Tarmogoyf》、《突然の衰微/Abrupt Decay》への回答がなくなる事から、《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》と合わせたエンジンが回りだした場合に、他のカードを採用していたところで勝てる試合になるとは思わないというのが正直なところだ。
また、単純な《罰する火/Punishing Fire》1枚に対する回答としては《セラの報復者/Serra Avenger》もおり、この問題に対しては双方を合わせた枚数でもち話をするほうがより実戦的だろう。
この中ではもう一つ【奇蹟】が以前と同様にアドバンテージの獲得手段が《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》と《相殺/Counterbalance》ギミックの2種に戻る点も考慮したほうがいい。
《時を越えた探索/Dig Through Time》の登場により、盤面に置かれたカード以外からもカードを獲得できるようになっており、単純な息切れの防止だけでなくそれ相応の速さも求められた非常に厳しい状況ではなくなった為に、メイン戦に於いては登場以前と同じ形で戦って行ける。
但し、この1年のカードプールの変化が無くなった訳ではない。
当然、《僧院の導師/Monastery Mentor》の存在がサイド後の試合を難しくしている事に変わりはない。サイドボード後は変わらず圧力を強めていかなければならず、メイン戦とサイド戦で少し考え方を変える必要がありそうだ。
そして、最後に復権が予想される【Canadian Threshold】。
この相手にも《稲妻/Lightning Bolt》の存在から《オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos》が優れているとされがちだが、《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》、《タルモゴイフ/Tarmogoyf》というクロックには強くはなく、止められるクロックは《敏捷なマングース/Nimble Mongoose》のみであり、この相手にはそれ程強力な制圧力は無い。これらの事からも以前よりも《オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos》の支配力も低下していると見て良いだろう。
これに《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》、《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》、《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》と手数の多かった【4C Delver】、【Grixis Delver】の弱体化、或は解体もあり、デルバー系のデッキのクロックが変化が予想され、サイドに取っていた2枚目の軽量除去は抜いて良いと考えられる。
《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》はそもそも、《時を越えた探索/Dig Through Time》環境が続いても採用されなくなっていったカードだと思う。
晴れる屋 レガシー杯[2015.08.22]
2015年8月22日 Death and Taxes コメント (5)
Creatures 26
4《ルーンの母/Mother of Runes》
1《心優しきボディガード/Benevolent Bodyguard》
4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
2《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
4《セラの報復者/Serra Avenger》
4《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》
2《オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos》
1《月皇ミケウス/Mikaeus, the Lunarch》
Spells 11
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
Lands 23
4《不毛の大地/Wasteland》
4《リシャーダの港/Rishadan Port》
1《魂の洞窟/Cavern of Souls》
1《地平線の梢/Horizon Canopy》
3《Karakas》
1《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
9《平地/Plains》
Sideborads 15
1《真髄の針/Pithing Needle》
1《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
1《太陽の槍/Sunlance》
1《マナの税収/Mana Tithe》
1《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
2《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
2《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1《解呪/Disenchant》
1《議会の採決/Council’s Judgment》
2《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
2《大変動/Cataclysm》
結果 0-5。(´・ _ ・`)
負けは、The Rock、ANT、Painter、Esper Stoneblade、UR Delver。
The Rock、1本目《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》にサイコロを乗せ忘れる。(*^-^*)
ANT、2本とも先手を取ったら、2本とも後手1ターン目に仕掛けられる。
Painter、《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》を装備したら、オートで外れる。
Esper Stoneblade、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の引いた枚数で負ける。
UR Delver、《粉々/Smash to Smithereens》分のライフの余裕を作れなかった。
勝ちはなし。
引き分けもなし。
プレイヤーの弱さもさることながら、デッキの弱さも相当のものだった。
前回のレガシー杯の感触がそもそも、”《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》を引けなかった”としながら強かったと評した訳であり、残りの《霊気の薬瓶/AEther Vial》、《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》、《セラの報復者/Serra Avenger》を固め引いて弱いと評するべくもなし。
《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》がコストを重くして稼げるターンを、自身のクロックの低さで磨り潰している事については発表時から触れていたが、それを骨身に沁みて理解した。
この問題点の解決に当たってはそこそこに工夫を凝らしたと考えていたが、その為のカードを必要としている時点でカードとしての性能は低い、と捉えるべきだった。
既存のヘイトベアーの枠をこのカードに充てる、という考え方をした場合には、確かに飛行を持つ分だけ尻込みする場面は減る。しかし、2マナのヘイトベアーを減らす事は叶っても一切を排除する事は現実的では無く、4枚のスロットを捻出するにあたっては必然、打点役のスロットに手をかける形になる。
また、デッキのメインコンセプトをなぞる意味で《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を増やすという事のメリットについても言及したが、これも彼女の役割を顧みると他のカードが活躍する為の時間を作る事が最も足る功績であり、その能力を最大化するにあたっては作った時間を有効に使うアドバンテージ源や打点、盤面構築力が求められる。それを失念してコンセプトをなぞるとは、失笑を過ぎて嘲笑へ至る。
つまりは、その能力からみた場合、《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》を最大限に生かす為には4枚積む事は正しくとも、デッキの観点から見た場合の4枚採用はデッキ全体のバランスを崩す事に繋がりかねないと言える。
また、更なる反省点として《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》を考えるにあたっての打点計算を、その能力による追加コストが1マナであった事から、1ターン先での評価のみで行っていたのは明らかなる間違いだった。
例えば、《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》が4ターン生き残った場合、与えるダメージは6点。
この内の1ターンをその能力で確保した場合、他の3マナのカードは3ターンの猶予がある。
これを《ちらつき鬼火/Flickerwisp》が得た場合、同じく6点を稼ぐ。
もし《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》であれば、同じ時間で8点を稼ぐ。
また、この仮定は除去を握っていた時に、それが重い全体除去であり、打つまでにかかった時間の考え方である。当然ながら、単体除去であれば3マナの生物を出す段階であれば、《リシャーダの港/Rishadan Port》のサポートがあって尚、除去を打つ事は可能なはず。
しかし、握っていない単体除去を引き込むまでに与える時間という観点から考えた場合、相手側に与える時間は基本的には同数であり、これは上記の全体除去の考えからから更に《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》だけが獲得した追加の1ターン分をマイナスした数での勝負となってしまう。
要するに、相手の土地がスムーズに伸びなかった場合などの条件を加えた、数ターンをまとめて捉えた時の打点の伸び具合の変化を考慮しなかった第一点。能力を加味した考え方が初手からの数ターンのみを仮定しており、それ故に後引きに対しての考え方としても不適切であったというのが第二点として挙げられる。
また、打点の不足を補いつつもタフネスが高く、《Karakas》と合わせMiracleにも強い駒として《オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos》を採用した事も大いに裏目を引いた。
折角、”飛んでいるヘイトベアー”を採用したにも関わらず肝心の打点役を担うカードが回避能力を持たずに、相手の生物と睨めっこをして遊ぶだけ。《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》1体で3点クロックに成り下がり、《タルモゴイフ/Tarmogoyf》に蹂躙され、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》手も足も出ず、出てきたトークンが生き残らない為に、装備先としても特別に優れた要素は皆無。今日に至っては通算で稼ぎ出した点数はわずかに本体1回分相当の3点。
《タルモゴイフ/Tarmogoyf》をすり抜け、《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》を受け止め、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》を二段攻撃で、《殴打頭蓋》をプロテクション(黒)で制圧し、装備品が付けば一撃で試合を決めた《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》とは雲泥の差。
MiracleとUR Delver、URb Delverに厚い、のではなく、そこにしか仕事が無いと言った方が正しいというのが偽らざる印象だ。そこが多い場合には確かに良い選択肢ではあるが、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》、《タルモゴイフ/Tarmogoyf》を有するデッキにあたるとその数だけメリットを食い潰してしまう点だけは頭に入れておいた方が良いと感じた。
4《ルーンの母/Mother of Runes》
1《心優しきボディガード/Benevolent Bodyguard》
4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
2《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
4《セラの報復者/Serra Avenger》
4《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》
2《オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos》
1《月皇ミケウス/Mikaeus, the Lunarch》
Spells 11
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
Lands 23
4《不毛の大地/Wasteland》
4《リシャーダの港/Rishadan Port》
1《魂の洞窟/Cavern of Souls》
1《地平線の梢/Horizon Canopy》
3《Karakas》
1《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
9《平地/Plains》
Sideborads 15
1《真髄の針/Pithing Needle》
1《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
1《太陽の槍/Sunlance》
1《マナの税収/Mana Tithe》
1《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
2《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
2《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1《解呪/Disenchant》
1《議会の採決/Council’s Judgment》
2《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
2《大変動/Cataclysm》
結果 0-5。(´・ _ ・`)
負けは、The Rock、ANT、Painter、Esper Stoneblade、UR Delver。
The Rock、1本目《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》にサイコロを乗せ忘れる。(*^-^*)
ANT、2本とも先手を取ったら、2本とも後手1ターン目に仕掛けられる。
Painter、《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》を装備したら、オートで外れる。
Esper Stoneblade、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の引いた枚数で負ける。
UR Delver、《粉々/Smash to Smithereens》分のライフの余裕を作れなかった。
勝ちはなし。
引き分けもなし。
プレイヤーの弱さもさることながら、デッキの弱さも相当のものだった。
前回のレガシー杯の感触がそもそも、”《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》を引けなかった”としながら強かったと評した訳であり、残りの《霊気の薬瓶/AEther Vial》、《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》、《セラの報復者/Serra Avenger》を固め引いて弱いと評するべくもなし。
《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》がコストを重くして稼げるターンを、自身のクロックの低さで磨り潰している事については発表時から触れていたが、それを骨身に沁みて理解した。
この問題点の解決に当たってはそこそこに工夫を凝らしたと考えていたが、その為のカードを必要としている時点でカードとしての性能は低い、と捉えるべきだった。
既存のヘイトベアーの枠をこのカードに充てる、という考え方をした場合には、確かに飛行を持つ分だけ尻込みする場面は減る。しかし、2マナのヘイトベアーを減らす事は叶っても一切を排除する事は現実的では無く、4枚のスロットを捻出するにあたっては必然、打点役のスロットに手をかける形になる。
また、デッキのメインコンセプトをなぞる意味で《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を増やすという事のメリットについても言及したが、これも彼女の役割を顧みると他のカードが活躍する為の時間を作る事が最も足る功績であり、その能力を最大化するにあたっては作った時間を有効に使うアドバンテージ源や打点、盤面構築力が求められる。それを失念してコンセプトをなぞるとは、失笑を過ぎて嘲笑へ至る。
つまりは、その能力からみた場合、《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》を最大限に生かす為には4枚積む事は正しくとも、デッキの観点から見た場合の4枚採用はデッキ全体のバランスを崩す事に繋がりかねないと言える。
また、更なる反省点として《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》を考えるにあたっての打点計算を、その能力による追加コストが1マナであった事から、1ターン先での評価のみで行っていたのは明らかなる間違いだった。
例えば、《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》が4ターン生き残った場合、与えるダメージは6点。
この内の1ターンをその能力で確保した場合、他の3マナのカードは3ターンの猶予がある。
これを《ちらつき鬼火/Flickerwisp》が得た場合、同じく6点を稼ぐ。
もし《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》であれば、同じ時間で8点を稼ぐ。
また、この仮定は除去を握っていた時に、それが重い全体除去であり、打つまでにかかった時間の考え方である。当然ながら、単体除去であれば3マナの生物を出す段階であれば、《リシャーダの港/Rishadan Port》のサポートがあって尚、除去を打つ事は可能なはず。
しかし、握っていない単体除去を引き込むまでに与える時間という観点から考えた場合、相手側に与える時間は基本的には同数であり、これは上記の全体除去の考えからから更に《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》だけが獲得した追加の1ターン分をマイナスした数での勝負となってしまう。
要するに、相手の土地がスムーズに伸びなかった場合などの条件を加えた、数ターンをまとめて捉えた時の打点の伸び具合の変化を考慮しなかった第一点。能力を加味した考え方が初手からの数ターンのみを仮定しており、それ故に後引きに対しての考え方としても不適切であったというのが第二点として挙げられる。
また、打点の不足を補いつつもタフネスが高く、《Karakas》と合わせMiracleにも強い駒として《オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos》を採用した事も大いに裏目を引いた。
折角、”飛んでいるヘイトベアー”を採用したにも関わらず肝心の打点役を担うカードが回避能力を持たずに、相手の生物と睨めっこをして遊ぶだけ。《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》1体で3点クロックに成り下がり、《タルモゴイフ/Tarmogoyf》に蹂躙され、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》手も足も出ず、出てきたトークンが生き残らない為に、装備先としても特別に優れた要素は皆無。今日に至っては通算で稼ぎ出した点数はわずかに本体1回分相当の3点。
《タルモゴイフ/Tarmogoyf》をすり抜け、《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》を受け止め、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》を二段攻撃で、《殴打頭蓋》をプロテクション(黒)で制圧し、装備品が付けば一撃で試合を決めた《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》とは雲泥の差。
MiracleとUR Delver、URb Delverに厚い、のではなく、そこにしか仕事が無いと言った方が正しいというのが偽らざる印象だ。そこが多い場合には確かに良い選択肢ではあるが、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》、《タルモゴイフ/Tarmogoyf》を有するデッキにあたるとその数だけメリットを食い潰してしまう点だけは頭に入れておいた方が良いと感じた。
《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》その2
2015年7月31日 Death and Taxes
・ Death and Taxesの強みは何?
コンボとDelver系に相性が良いとされている事。
これらのデッキが強いレガシーではメタとして優秀。
・ 何で、コンボとDelver系に強いの?
メインからヘイトベアーを積んでいるから、コンボに強いよ。
特にメイン戦はコンボ側に着地してしまうと退かす事が難しい。
但し、ヘイトベアーの間に合わないような早いコンボは苦手気味。
Delver系には《剣を鍬に/Swords to Plowshares》という除去に加えて、飛行生物が8枚ほど入っていて、これらが《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》と相打てるから、除去が実質12枚程入っている計算になる。
これが有利になっている理由だから、それらのデッキでも《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》や《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》は苦手。カウンターやハンデスを持っていないから、これらを《剣を鍬に/Swords to Plowshares》4枚のみでしか対処が出来ない。
《タルモゴイフ/Tarmogoyf》、《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》は《ルーンの母/Mother of Runes》や《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》でも止まるから少しは対抗し易い。
一応、時間さえあれば何れも《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》やそこから持ってこれる装備品で対処はできる。これらと戦う時は相手の方が初速が早いので受けて反撃を待つのが基本戦術。
・ 何で他のデッキはヘイトベアーをメインに積まないの?
カードパワーが低い事とデッキのスロットの問題。確かにコンボには有利になるけど、その効果の意味のない相手に当たるとただのバニラになってしまう。
また、効果も基本的には限定的で引き斑の増加にも繋がる。
黒はハンデスで、青はカウンターである程度、対抗できるのもメインに積まない理由になっている。特に青はドローソースの影響でサイドボード後の少量のカードでも引き当てるなんて事も出来る。
・ 結局コンボにも勝てるなら、青を使えばいいんじゃない?
……さっき、”基本的”には限定的といったよね。
この例外的な存在が《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》なんだ。
このカードは対象が非常に広く、殆どのデッキに効力がある。
効く相手の方が多いから、メインから積むのに十分なだけの性能を持っている。
但し、使う側にも影響を及ぼすカードで構築段階から注意をしなきゃいけない。
だから、十分に性能を発揮できるようにしたデッキ、それがDeath and Taxesという訳さ。
という事で、Death and Taxesに於けるドブンは《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を引いた時になる。
彼女をアドバンテージの損失なしでサーチ出来るカードなんてまるで夢のような話。
そのカードのマナコストが軽いなんて言われたら、喉から手が出る程欲しい。
《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》はそんな夢のようなカードと言えるのではないか?
確かに第一ターンに使えないというデメリットを持ってはいるが、無色1マナでこれを実現していると考えていい。
となれば、これは第2の《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》だ。
しかも、飛行を獲得したことにより相手の場により左右され辛いクロックまで獲得している。
更には、伝説ではない為に複数枚引いてもなんら問題はない。
これは効力のないヘイトベアーを引く事による引き斑を生み出し辛くなると言える。
つまり、このカードを採用するにあたっての削る枠はヘイトベアーになるはずだ。
Creatures 26
4《ルーンの母/Mother of Runes》
1《心優しきボディガード/Benevolent Bodyguard》
4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
4《セラの報復者/Serra Avenger》
4《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》
2《ちらつき鬼火/Flickerwisp》
2《オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos》
1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
Spells 11
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
Lands 23
4《不毛の大地/Wasteland》
4《リシャーダの港/Rishadan Port》
1《魂の洞窟/Cavern of Souls》
1《地平線の梢/Horizon Canopy》
3《Karakas》
1《永岩城/Eiganjo Castle》
1《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
8《平地/Plains》
これが《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》入り進むべき方向性。
これからはヘイトベアーも戦闘に先陣を切って行く時代になる。
・ ……でも、青でも勝てるんだよね?
はい。
コンボとDelver系に相性が良いとされている事。
これらのデッキが強いレガシーではメタとして優秀。
・ 何で、コンボとDelver系に強いの?
メインからヘイトベアーを積んでいるから、コンボに強いよ。
特にメイン戦はコンボ側に着地してしまうと退かす事が難しい。
但し、ヘイトベアーの間に合わないような早いコンボは苦手気味。
Delver系には《剣を鍬に/Swords to Plowshares》という除去に加えて、飛行生物が8枚ほど入っていて、これらが《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》と相打てるから、除去が実質12枚程入っている計算になる。
これが有利になっている理由だから、それらのデッキでも《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》や《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》は苦手。カウンターやハンデスを持っていないから、これらを《剣を鍬に/Swords to Plowshares》4枚のみでしか対処が出来ない。
《タルモゴイフ/Tarmogoyf》、《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》は《ルーンの母/Mother of Runes》や《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》でも止まるから少しは対抗し易い。
一応、時間さえあれば何れも《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》やそこから持ってこれる装備品で対処はできる。これらと戦う時は相手の方が初速が早いので受けて反撃を待つのが基本戦術。
・ 何で他のデッキはヘイトベアーをメインに積まないの?
カードパワーが低い事とデッキのスロットの問題。確かにコンボには有利になるけど、その効果の意味のない相手に当たるとただのバニラになってしまう。
また、効果も基本的には限定的で引き斑の増加にも繋がる。
黒はハンデスで、青はカウンターである程度、対抗できるのもメインに積まない理由になっている。特に青はドローソースの影響でサイドボード後の少量のカードでも引き当てるなんて事も出来る。
・ 結局コンボにも勝てるなら、青を使えばいいんじゃない?
……さっき、”基本的”には限定的といったよね。
この例外的な存在が《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》なんだ。
このカードは対象が非常に広く、殆どのデッキに効力がある。
効く相手の方が多いから、メインから積むのに十分なだけの性能を持っている。
但し、使う側にも影響を及ぼすカードで構築段階から注意をしなきゃいけない。
だから、十分に性能を発揮できるようにしたデッキ、それがDeath and Taxesという訳さ。
という事で、Death and Taxesに於けるドブンは《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を引いた時になる。
彼女をアドバンテージの損失なしでサーチ出来るカードなんてまるで夢のような話。
そのカードのマナコストが軽いなんて言われたら、喉から手が出る程欲しい。
《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》はそんな夢のようなカードと言えるのではないか?
確かに第一ターンに使えないというデメリットを持ってはいるが、無色1マナでこれを実現していると考えていい。
となれば、これは第2の《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》だ。
しかも、飛行を獲得したことにより相手の場により左右され辛いクロックまで獲得している。
更には、伝説ではない為に複数枚引いてもなんら問題はない。
これは効力のないヘイトベアーを引く事による引き斑を生み出し辛くなると言える。
つまり、このカードを採用するにあたっての削る枠はヘイトベアーになるはずだ。
Creatures 26
4《ルーンの母/Mother of Runes》
1《心優しきボディガード/Benevolent Bodyguard》
4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
4《セラの報復者/Serra Avenger》
4《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》
2《ちらつき鬼火/Flickerwisp》
2《オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos》
1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
Spells 11
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
Lands 23
4《不毛の大地/Wasteland》
4《リシャーダの港/Rishadan Port》
1《魂の洞窟/Cavern of Souls》
1《地平線の梢/Horizon Canopy》
3《Karakas》
1《永岩城/Eiganjo Castle》
1《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
8《平地/Plains》
これが《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》入り進むべき方向性。
これからはヘイトベアーも戦闘に先陣を切って行く時代になる。
・ ……でも、青でも勝てるんだよね?
はい。
晴れる屋 レガシー杯[2015.07.18]
2015年7月18日 Death and Taxes コメント (4)
Creatures 28
4《ルーンの母/Mother of Runes》
1《心優しきボディガード/Benevolent Bodyguard》
4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
2《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
4《セラの報復者/Serra Avenger》
4《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》
2《オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos》
1《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos》
2《月皇ミケウス/Mikaeus, the Lunarch》
Spells 10
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
Lands 22
4《不毛の大地/Wasteland》
4《リシャーダの港/Rishadan Port》
1《魂の洞窟/Cavern of Souls》
3《Karakas》
1《永岩城/Eiganjo Castle》
1《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
8《平地/Plains》
Sideborads 15
1《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
1《太陽の槍/Sunlance》
1《マナの税収/Mana Tithe》
1《テューンの戦僧/War Priest of Thune》
2《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
2《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1《解呪/Disenchant》
1《議会の採決/Council’s Judgment》
2《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
2《大変動/Cataclysm》
1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
結果 2-3-1
負けの内二つが12post。
両方、茶単で《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》入りのタイプ。
《大変動/Cataclysm》を1ゲームに2回打っても勝てなかった。辛い。
もう一つがEsper Stone Blade。
《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》で《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を見られている状態で、相手が《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》でサーチ《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》。
《殴打頭蓋/Batterskull》を持っていると判断し《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を当てたのに、《リシャーダの港/Rishadan Port》で《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》が居る状態で6マナ目を寝かさない酷いプレイが悔やまれる。
これじゃあ、ハンドを読むのではなく、ただ闇雲に”ケア”しているだけ。
加えて、返しに《殴打頭蓋/Batterskull》に《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を合わせず、《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos》を展開し《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》にカウンターを2つ乗せさせるプレイ。完全に自分のミスした原因を考えていて、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》をサーチしてきた事が頭から抜け落ちていた。
ミスにミスを重ねない。
このミスが無ければ勝てた試合でもないが、《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》が2枚残ってい試合。2体目の生物が展開されるまでは《Karakas》と合わせて耐え、可能性を繋ぐ事は出来た。
1分けはUR Delver。
後1ターンあれば勝てた試合で、全体で後1分程時間を短縮出来ていれば…。
1本目の《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》対象《稲妻/Lightning Bolt》に《霊気の薬瓶/AEther Vial》から《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》を合わせていれば《月皇ミケウス/Mikaeus, the Lunarch》を護れており、そのプレイだけで1分稼げたはず。
勝ちはBUG続唱とBUG Nic Fit。
《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》抜いてよく勝った。
BUG続唱には《オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos》と《月皇ミケウス/Mikaeus, the Lunarch》、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》で粘り勝ち。
全体を通して唯一《オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos》で勝った試合。
ただ《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》ならもっと早くに勝っていた試合でもある。
(UR Delverにも見せ場は作ったが、それは飛行クロックなら分けずに勝っていた試合。)
メインデッキは弱くなかった。
プレイヤーとサイドボードが弱かった。
《Karakas》と8枚の伝説のクリチャー、《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos》のおかげで、攻め手が途切れて余裕がなくなって負ける試合は少なかった。
サイドボードはまず主要デッキへのIN OUTの枚数すら合あってない代物。
これは《月皇ミケウス/Mikaeus, the Lunarch》に至ったのが2日前なので、使用が無い。
《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》は殆ど引けず。12Post相手には強くなかった。
4《ルーンの母/Mother of Runes》
1《心優しきボディガード/Benevolent Bodyguard》
4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
2《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
4《セラの報復者/Serra Avenger》
4《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》
2《オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos》
1《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos》
2《月皇ミケウス/Mikaeus, the Lunarch》
Spells 10
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
Lands 22
4《不毛の大地/Wasteland》
4《リシャーダの港/Rishadan Port》
1《魂の洞窟/Cavern of Souls》
3《Karakas》
1《永岩城/Eiganjo Castle》
1《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
8《平地/Plains》
Sideborads 15
1《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
1《太陽の槍/Sunlance》
1《マナの税収/Mana Tithe》
1《テューンの戦僧/War Priest of Thune》
2《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
2《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1《解呪/Disenchant》
1《議会の採決/Council’s Judgment》
2《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
2《大変動/Cataclysm》
1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
結果 2-3-1
負けの内二つが12post。
両方、茶単で《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》入りのタイプ。
《大変動/Cataclysm》を1ゲームに2回打っても勝てなかった。辛い。
もう一つがEsper Stone Blade。
《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》で《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を見られている状態で、相手が《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》でサーチ《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》。
《殴打頭蓋/Batterskull》を持っていると判断し《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を当てたのに、《リシャーダの港/Rishadan Port》で《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》が居る状態で6マナ目を寝かさない酷いプレイが悔やまれる。
これじゃあ、ハンドを読むのではなく、ただ闇雲に”ケア”しているだけ。
加えて、返しに《殴打頭蓋/Batterskull》に《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を合わせず、《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos》を展開し《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》にカウンターを2つ乗せさせるプレイ。完全に自分のミスした原因を考えていて、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》をサーチしてきた事が頭から抜け落ちていた。
ミスにミスを重ねない。
このミスが無ければ勝てた試合でもないが、《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》が2枚残ってい試合。2体目の生物が展開されるまでは《Karakas》と合わせて耐え、可能性を繋ぐ事は出来た。
1分けはUR Delver。
後1ターンあれば勝てた試合で、全体で後1分程時間を短縮出来ていれば…。
1本目の《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》対象《稲妻/Lightning Bolt》に《霊気の薬瓶/AEther Vial》から《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》を合わせていれば《月皇ミケウス/Mikaeus, the Lunarch》を護れており、そのプレイだけで1分稼げたはず。
勝ちはBUG続唱とBUG Nic Fit。
《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》抜いてよく勝った。
BUG続唱には《オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos》と《月皇ミケウス/Mikaeus, the Lunarch》、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》で粘り勝ち。
全体を通して唯一《オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos》で勝った試合。
ただ《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》ならもっと早くに勝っていた試合でもある。
(UR Delverにも見せ場は作ったが、それは飛行クロックなら分けずに勝っていた試合。)
メインデッキは弱くなかった。
プレイヤーとサイドボードが弱かった。
《Karakas》と8枚の伝説のクリチャー、《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos》のおかげで、攻め手が途切れて余裕がなくなって負ける試合は少なかった。
サイドボードはまず主要デッキへのIN OUTの枚数すら合あってない代物。
これは《月皇ミケウス/Mikaeus, the Lunarch》に至ったのが2日前なので、使用が無い。
《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》は殆ど引けず。12Post相手には強くなかった。
まず、Death and Taxesに於ける、カードの果たす役割の定義する。
・テンポ差の構築
《霊気の薬瓶/AEther Vial》
《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
→テンポ差を利用しての盤面構築
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
→テンポ差をライフ差に還元(アタッカー)
《セラの報復者/Serra Avenger》
《ちらつき鬼火/Flickerwisp》
《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
《オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos》
→テンポ差をマナ差に還元
《リシャーダの港/Rishadan Port》
《不毛の大地/Wasteland》
→上記の盤面の固定化(能動的に使った場合は、膠着状態の打破)
《ルーンの母/Mother of Runes》
・相手への干渉手段
《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
・特定の相手へのアンチカード
《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》
大方このように分類することが出来る。
大半がテンポ差を作るカードと関連し、それらを拠り所にしたシナジーをもち成り立っている事が解る。
《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》をこの中の役割と比較した時、土地を一つ盤面に出す事によるテンポ差の確立というのが最初に挙げられる。これは、テンポ差の構築に分類でき、デッキの核と言える部分でありながら、その強力さから使用に耐えうるレベルのカードが少なく現状2種類しか取れていない部分と言える。
他の一般的なレガシーのデッキに比べ、明確に1マナ以下のアクションが少ないにも関わらず、それらと渡り合えるのはこの部分に依ると言える。
つまり、この段階で既にデッキの核、追加が欲しくとも代わりの見つかっていない部分に相当する。これだけでも、”レガシーレベル”であれば採用に足る理由を持つ。
だが、《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》はこれだけに留まらない。
デッキの骨格の太さ、アドバンテージ獲得能力ともなっている。
これもまた強力さ故に、選択できる種類が少ないもので、採用されているものは《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》1種類に留まっている。
これに関しては、今更の説明も必要ないだろう。1枚で2枚分のカードとして機能する訳だ。
そして、最後に2/2、先制攻撃という本体性能。
タフネス1の除去に引っ掛からず、他の先制攻撃、二段攻撃持ちと合わせ自身より大きい地上生物をも止められる可能性を持ち、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》との相性に優れる、という十分すぎるおまけつきだ。
つまりは、”最大値”を考えた時
・タフネス1除去への被害の収縮に依る既存の負け筋の改善
・消耗戦に際してのアドバンテージ獲得手段不足から来る弱さの改善
・デッキの核となっているテンポ差獲得カードの少なさからくる引き斑の改善
という夢のような3点を備えていると言える。
だが全ては、
”白蘭の騎士が戦場に出たとき、対戦相手1人があなたより多くの土地をコントロールしている場合”
という一文を解決できた場合になる。
当然ながらこれが簡単に達成できたならば、既に採用されているだろう。
通常のキャストとなると、先手番ならば、1枚の土地を減らしつつ此方の第4ターン目にようやく機能するという非常に難しい問題が立ちはだかる。
まず、能動的に自分の土地を減らすという問題を解決できるものが少ない。
土地であれば
《地平線の梢/Horizon Canopy》
《Kjeldoran Outpost》
加えて、お帰りランドと言ったラインナップ。
生物としても
《コーの空漁師/Kor Skyfisher》
が精々。
第一、この想定の相手の第4ターンまで土地を順当に伸ばさせてる状況というのが既に戴けない。
土地を置かない、という選択肢として《金属モックス/Chrome Mox》も考えられるが、これを使用していては採用理由の一つ、アドバンテージの獲得を放棄する事になる。
加え、これは《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を引く事求める事にも繋がり、結果として、引き斑の減少という目的も果たせない。
《霊気の薬瓶/AEther Vial》を利用したインスタントタイミングでの能力の誘発があれば、その条件の達成は非常に楽になる。
《不毛の大地/Wasteland》、フェッチランドを利用し、それらを起動し能力が解決する前に出す事により、自然な動きでこれを行える。
が、この条件を満たすために必要なカードが事もあろうか、その核とされている《霊気の薬瓶/AEther Vial》。これを引けている前提で考えるならば、他のカードでも程度は違えど仕事はこなせる。
既に良い部分を引いたうえでの話になってしまい、所謂オーバーキルだ。
そして何より、ここまで構築面、プレイング面で気を使ったとして、最終的には相手側が土地を伸ばしてくれる、という前提に進む話である。
《目くらまし/Daze》を使用するようなデッキに対しては、能力を当てにする事は現実的では無い、と判断せざるを得なかった。
・テンポ差の構築
《霊気の薬瓶/AEther Vial》
《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
→テンポ差を利用しての盤面構築
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
→テンポ差をライフ差に還元(アタッカー)
《セラの報復者/Serra Avenger》
《ちらつき鬼火/Flickerwisp》
《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
《オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos》
→テンポ差をマナ差に還元
《リシャーダの港/Rishadan Port》
《不毛の大地/Wasteland》
→上記の盤面の固定化(能動的に使った場合は、膠着状態の打破)
《ルーンの母/Mother of Runes》
・相手への干渉手段
《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
・特定の相手へのアンチカード
《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》
大方このように分類することが出来る。
大半がテンポ差を作るカードと関連し、それらを拠り所にしたシナジーをもち成り立っている事が解る。
《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》をこの中の役割と比較した時、土地を一つ盤面に出す事によるテンポ差の確立というのが最初に挙げられる。これは、テンポ差の構築に分類でき、デッキの核と言える部分でありながら、その強力さから使用に耐えうるレベルのカードが少なく現状2種類しか取れていない部分と言える。
他の一般的なレガシーのデッキに比べ、明確に1マナ以下のアクションが少ないにも関わらず、それらと渡り合えるのはこの部分に依ると言える。
つまり、この段階で既にデッキの核、追加が欲しくとも代わりの見つかっていない部分に相当する。これだけでも、”レガシーレベル”であれば採用に足る理由を持つ。
だが、《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》はこれだけに留まらない。
デッキの骨格の太さ、アドバンテージ獲得能力ともなっている。
これもまた強力さ故に、選択できる種類が少ないもので、採用されているものは《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》1種類に留まっている。
これに関しては、今更の説明も必要ないだろう。1枚で2枚分のカードとして機能する訳だ。
そして、最後に2/2、先制攻撃という本体性能。
タフネス1の除去に引っ掛からず、他の先制攻撃、二段攻撃持ちと合わせ自身より大きい地上生物をも止められる可能性を持ち、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》との相性に優れる、という十分すぎるおまけつきだ。
つまりは、”最大値”を考えた時
・タフネス1除去への被害の収縮に依る既存の負け筋の改善
・消耗戦に際してのアドバンテージ獲得手段不足から来る弱さの改善
・デッキの核となっているテンポ差獲得カードの少なさからくる引き斑の改善
という夢のような3点を備えていると言える。
だが全ては、
”白蘭の騎士が戦場に出たとき、対戦相手1人があなたより多くの土地をコントロールしている場合”
という一文を解決できた場合になる。
当然ながらこれが簡単に達成できたならば、既に採用されているだろう。
通常のキャストとなると、先手番ならば、1枚の土地を減らしつつ此方の第4ターン目にようやく機能するという非常に難しい問題が立ちはだかる。
まず、能動的に自分の土地を減らすという問題を解決できるものが少ない。
土地であれば
《地平線の梢/Horizon Canopy》
《Kjeldoran Outpost》
加えて、お帰りランドと言ったラインナップ。
生物としても
《コーの空漁師/Kor Skyfisher》
が精々。
第一、この想定の相手の第4ターンまで土地を順当に伸ばさせてる状況というのが既に戴けない。
土地を置かない、という選択肢として《金属モックス/Chrome Mox》も考えられるが、これを使用していては採用理由の一つ、アドバンテージの獲得を放棄する事になる。
加え、これは《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を引く事求める事にも繋がり、結果として、引き斑の減少という目的も果たせない。
《霊気の薬瓶/AEther Vial》を利用したインスタントタイミングでの能力の誘発があれば、その条件の達成は非常に楽になる。
《不毛の大地/Wasteland》、フェッチランドを利用し、それらを起動し能力が解決する前に出す事により、自然な動きでこれを行える。
が、この条件を満たすために必要なカードが事もあろうか、その核とされている《霊気の薬瓶/AEther Vial》。これを引けている前提で考えるならば、他のカードでも程度は違えど仕事はこなせる。
既に良い部分を引いたうえでの話になってしまい、所謂オーバーキルだ。
そして何より、ここまで構築面、プレイング面で気を使ったとして、最終的には相手側が土地を伸ばしてくれる、という前提に進む話である。
《目くらまし/Daze》を使用するようなデッキに対しては、能力を当てにする事は現実的では無い、と判断せざるを得なかった。
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