このルールに置いて、精神的つまづきが如何に強力かを示そうと思う。
まず、精神的つまづきを選択した場合のCanadian Thresholdだ。

Lands 18
4《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
4《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
3《Tropical Island》
3《Volcanic Island》
4《不毛の大地/Wasteland》

Creatures 12
4《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
4《敏捷なマングース/Nimble Mongoose》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》

Spells 30
4《精神的つまづき/Mental Misstep》
4《思案/Ponder》
4《渦まく知識/Brainstorm》
2《呪文貫き/Spell Pierce》
4《もみ消し/Stifle》
4《稲妻/Lightning Bolt》
4《目くらまし/Daze》
4《Force of Will》

相手が精神的つまづきをしない限り、非常に安定したパフォーマンスを発揮する。
閃光に対しても、もみ消し、FoW、呪文貫き。サイドからREBを用意できる。
このリストには採用していないが、呪文嵌めも採用可能だ。

前回は閃光を想定してきたが、一つ問題が生じた。
このカナスレに勝つ事が出来ない。
最速1TKillは可能だが、基本的にはキャントリップなどを利用した2~3Kill。
にも関わらず、先手1T以外では閃光を通すのは非常に神経を使う事に成る。
また、精神的つまづきによってキャントリップを消される為、これが加速する。
閃光側がコンボパーツに禁止カードを使用したが、得たものは最大速度のみ。
カナスレ側が妨害に枠を裂き完成度を上げた分、性能の差が出てきた。

そこで、精神的つまづき時に存在したコンボに目を付けた。

Lands 20
3《Volcanic Island》
4《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
4《汚染された三角州/Polluted Delta》
1《霧深い雨林/Misty Rainforest》
2《古えの墳墓/Ancient Tomb》
2《裏切り者の都/City of Traitors》
3《島/Island》
1《山/Mountain》

Creatures 8
4《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》
4《グリセルブランド/Griselbrand》

Spells 32
4《水蓮の花びら/Lotus Petal》
4《精神的つまづき/Mental Misstep》
4《思案/Ponder》
4《渦まく知識/Brainstorm》
2《呪文貫き/Spell Pierce》
4《実物提示教育/Show and Tell》
4《騙し討ち/Sneak Attack》
2《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
4《Force of Will》

精神的つまづきにより、クロックとハンデスへの妨害を取り入れたショーテルだ。
どちらにしろ1Tに仕掛ける事が無いならばと、禁止カードの選択を妨害に回した。
試した訳ではないが、こちらの方が恐らく勝率が良いだろう。

そして、次にこれらに対抗する為のデッキを紹介しよう。

Lands 22
4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
4《汚染された三角州/Polluted Delta》
2《乾燥台地/Arid Mesa》
5《島/Island》
2《平地/Plains》
3《Tundra》
1《Volcanic Island》
1《Karakas》

Creatures 4
3《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
1《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》

Spells 35
4《精神的つまづき/Mental Misstep》
4《渦まく知識/Brainstorm》
3《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《呪文貫き/Spell Pierce》
4《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
3《相殺/Counterbalance》
2《対抗呪文/Counterspell》
1《拘留の宝球/Detention Sphere》
4《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
4《Force of Will》
3《終末/Terminus》
1《天使への願い/Entreat the Angels》

精神的つまづきは環境の速度を低速化させるカードだ。
低速化した環境は、コントロールの戦場だ。
独楽を消される可能性が高まったが、それを余りある収穫だろう。
奇跡を得た分、以前の石鍛冶型よりカードパワーは上がっているだろう。


本来の楽しむと言う趣旨から外れ心苦しいが、これは精神的つまづきの為のルールだ。
精神的つまづきを選ばずして、精神的つまづきに勝つ方法は無い。
このカードがどれ程レガシーを荒廃させるか、再びの確認をする場と成るだろう。

※尚、これら全て脳内での想定です。

追記:大会の詳細が発表されました。
http://mogemoge.diarynote.jp/201304010100147509/
Sol Ringと露天は禁止みたいです。
これで、ヴィンテージはやらなくて済みそうですね。

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