選手のモチベーションは高そう。
ここは明確に監督の手腕が窺える。
ただし、戦術には疑問符が残るように感じた。
以下、素人の愚痴。
前線からのプレスは掛かるが、単発で連動性が少ない。
そのプレスの掛け方もコースの限定ではなく、奪いに行くプレス。
それ故その場で取りきる事はできず、縦にボールを入れさせる事を許す。
ただ、プレスの掛かった状況下でユーべ側のボールの精度も高くは無い。
だから、縦に付いたボールをDFラインで取れる。
しかし、ボールの取りどころは最終ライン。
なので、カウンター気味に縦に早く仕掛けても人数は既に揃っている。
結果としてGKとの1対1の様な決定的な場面は作れない。
モチベーションの高さから来る、積極性の高さ故か、ゴールへの意識が強すぎる。
エリア外からコースを限定された状態からでも積極的にミドル。
ブフォンというGKが20年近くプロで経験を積んだ現状。
経験値がものをいう駆け引きや読みが大きいミドルがゴールに繋がるとは考え辛い。
DFラインを引き出す意味で有効ではあるが、それを利用した裏抜けが見られない。
中央で縦に付ける所謂楔が殆どなく、シンプルにサイドに展開する場面が目立つ。
ボールを縦に付ける事により、中央に人を寄せるという手間を掛けていない。
この一つのパスがあると、人が中に寄ってからサイドに開く為、人が動く。
人が動くと、スペースが作れ、スペースが出来れば人を外せる可能性が高まる。
この動作が無い故に、中のマークの準備が出来ていて最後に体を寄せられる。
速攻の際はこの限りではない。
が、今度は縦に付けてからの展開とドリブルで運ぶ場面のみ。
1本で裏へ抜ける場面が無く、ユーべの守備陣に背後を意識させる事をしない。
それ故に、最終ラインが下がらずと3列目の間のスペースを作る事が出来ない。
最もこれはパッツィーニが良く収めてくれた御蔭で良くも悪くも目立たなかったが…。
ここで収まる事が無かったら、前半作れたチャンスの数は半分だっただろう。
ゴール前では3人目が連動して動く事が少ない。
試合中に記憶に残る限り2つ程。
その為、ゴール前での崩しが個人技に頼る形になりがち。
折角ポーリが動き出してもそこに人が連動して動かない。
ここでも、ボールを動かす事により相手の守備陣の間をあける事を行わない。
また、ポゼッション自体は高いが正直数字の上だけの印象が強い。
まず、ボールを動かす事による相手の消耗を行っていない。
これは上記の通り、ボールポゼッションの意味をチーム全体で理解できていない感じ。
そして、数値が高くなった一番の要因。
それがユーべが一発を狙って縦に早く仕掛けているのが大きいように見えてならない。
前線に人数を掛けるのではなく、前線の少数でのカウンター狙い。
これはミラン側の明らかなオーバーペースにある。
同じだけ動きを掛けるのではなく、最小限のエネルギーで前半を乗り切るという作戦。
44分の得点はラッキーな形で前線に起点を作れたが、そこで掛ける人数は流石の判断。
1点のリードでの折り返しは嬉しい誤算だが、失点0は予想の範囲内だっただろう。
そして、ミランは案の定60分でガス欠。
1点のビハインドと相俟って、前半の勢いは後半初めからパタリと無くなった。
連動した動きが攻守ともにほぼ見られないという、非常に残念な結果に終始した。
現代サッカーの素晴らしいところは、組織を持って個を補う所だと思う。
攻撃にしても、守備にしても、局面を断片的に考え数的有利を構築する。
もちろん全体的に見れば同数である事には変わり無い。
が、その小さい領域でボールを取りきる、ゴールを決めきれば結果として影響しない。
この考え方が所謂リスクを冒す、勇気を持つという点に繋がっているはずだ。
正直、セードルフともあろう人間がそれを解らないとも思えない。
勇気を持って、個人重視のスタイルから組織重視のスタイルへの変革を行って欲しい。
最もセリエのサッカーがそもそも個に重点を置いているのは感じる。
攻撃の方法もパス繋ぐ事によりスペースを作るという考えではない。
主にパスでスペースのある場面へボールを移すという感じ。
ただ守備の方法はゾーンプレスの発祥地だけあり、未だにこれを取っている所が多い。
基本は受け身で、ボールを取り返す為に前線で奪いきる事は行わない。
ポゼッションを重要視しても、必ず受ける時間と攻める時間があるといった風潮。
国の色はどうしても出るし、そこも面白さなので、どうにも難しいところ。
同じくして自分が組織的なサッカーが好き、という話なだけであるとも言える訳だ。
ここは明確に監督の手腕が窺える。
ただし、戦術には疑問符が残るように感じた。
以下、素人の愚痴。
前線からのプレスは掛かるが、単発で連動性が少ない。
そのプレスの掛け方もコースの限定ではなく、奪いに行くプレス。
それ故その場で取りきる事はできず、縦にボールを入れさせる事を許す。
ただ、プレスの掛かった状況下でユーべ側のボールの精度も高くは無い。
だから、縦に付いたボールをDFラインで取れる。
しかし、ボールの取りどころは最終ライン。
なので、カウンター気味に縦に早く仕掛けても人数は既に揃っている。
結果としてGKとの1対1の様な決定的な場面は作れない。
モチベーションの高さから来る、積極性の高さ故か、ゴールへの意識が強すぎる。
エリア外からコースを限定された状態からでも積極的にミドル。
ブフォンというGKが20年近くプロで経験を積んだ現状。
経験値がものをいう駆け引きや読みが大きいミドルがゴールに繋がるとは考え辛い。
DFラインを引き出す意味で有効ではあるが、それを利用した裏抜けが見られない。
中央で縦に付ける所謂楔が殆どなく、シンプルにサイドに展開する場面が目立つ。
ボールを縦に付ける事により、中央に人を寄せるという手間を掛けていない。
この一つのパスがあると、人が中に寄ってからサイドに開く為、人が動く。
人が動くと、スペースが作れ、スペースが出来れば人を外せる可能性が高まる。
この動作が無い故に、中のマークの準備が出来ていて最後に体を寄せられる。
速攻の際はこの限りではない。
が、今度は縦に付けてからの展開とドリブルで運ぶ場面のみ。
1本で裏へ抜ける場面が無く、ユーべの守備陣に背後を意識させる事をしない。
それ故に、最終ラインが下がらずと3列目の間のスペースを作る事が出来ない。
最もこれはパッツィーニが良く収めてくれた御蔭で良くも悪くも目立たなかったが…。
ここで収まる事が無かったら、前半作れたチャンスの数は半分だっただろう。
ゴール前では3人目が連動して動く事が少ない。
試合中に記憶に残る限り2つ程。
その為、ゴール前での崩しが個人技に頼る形になりがち。
折角ポーリが動き出してもそこに人が連動して動かない。
ここでも、ボールを動かす事により相手の守備陣の間をあける事を行わない。
また、ポゼッション自体は高いが正直数字の上だけの印象が強い。
まず、ボールを動かす事による相手の消耗を行っていない。
これは上記の通り、ボールポゼッションの意味をチーム全体で理解できていない感じ。
そして、数値が高くなった一番の要因。
それがユーべが一発を狙って縦に早く仕掛けているのが大きいように見えてならない。
前線に人数を掛けるのではなく、前線の少数でのカウンター狙い。
これはミラン側の明らかなオーバーペースにある。
同じだけ動きを掛けるのではなく、最小限のエネルギーで前半を乗り切るという作戦。
44分の得点はラッキーな形で前線に起点を作れたが、そこで掛ける人数は流石の判断。
1点のリードでの折り返しは嬉しい誤算だが、失点0は予想の範囲内だっただろう。
そして、ミランは案の定60分でガス欠。
1点のビハインドと相俟って、前半の勢いは後半初めからパタリと無くなった。
連動した動きが攻守ともにほぼ見られないという、非常に残念な結果に終始した。
現代サッカーの素晴らしいところは、組織を持って個を補う所だと思う。
攻撃にしても、守備にしても、局面を断片的に考え数的有利を構築する。
もちろん全体的に見れば同数である事には変わり無い。
が、その小さい領域でボールを取りきる、ゴールを決めきれば結果として影響しない。
この考え方が所謂リスクを冒す、勇気を持つという点に繋がっているはずだ。
正直、セードルフともあろう人間がそれを解らないとも思えない。
勇気を持って、個人重視のスタイルから組織重視のスタイルへの変革を行って欲しい。
最もセリエのサッカーがそもそも個に重点を置いているのは感じる。
攻撃の方法もパス繋ぐ事によりスペースを作るという考えではない。
主にパスでスペースのある場面へボールを移すという感じ。
ただ守備の方法はゾーンプレスの発祥地だけあり、未だにこれを取っている所が多い。
基本は受け身で、ボールを取り返す為に前線で奪いきる事は行わない。
ポゼッションを重要視しても、必ず受ける時間と攻める時間があるといった風潮。
国の色はどうしても出るし、そこも面白さなので、どうにも難しいところ。
同じくして自分が組織的なサッカーが好き、という話なだけであるとも言える訳だ。
コメント
音は似てるね。