Death & Taxes 4
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マナ拘束の動きについて、考え方を知りたい方がいらっしゃるようでした。
実践を殆ど行っていませんので、実力不足と知りつつ、多少言及してみたいと思います。


まず、何度も書いていますが、基本的にはボードコントロールと考えてください。
相手への干渉方法は、盤面からのみにほぼ限られます。
例外的に、《剣を鍬に》を有してはいますが、盤面外からはこれのみです。
盤面から相手への干渉度を常に念頭におきましょう。

相手の行動制限は、盤面の固定となります。
これはクロックがいるならば、殴れるターン数の増加と言い換えられます。
これが行動制限、延いてはマナ拘束の最大の利点です。
つまり、大方有利盤面を固定する為に使用していきます。
その為、ここへ繋ぐために有利盤面の形成から序盤は入っていきます。

では、有利盤面とは何かを考えます。
まず、単純な盤面とはレースを展開した場合の優位性です。
あまり深くは言及しませんが、この際に少ないマナ数で動けることは有利になります。
《リシャーダの港》にしろ《不毛の大地》にしろ、こちらのマナも制限されます。
また、飛行という回避能力も、この際に確実なダメージソースとなる為、重用します。
《タルモゴイフ》《真の名の宿敵》に左右され無いのは大きいです。

次に、負け筋のない状況です。
これは特定のメタカードが刺さっている状況下です。
この状況が続く限りは、負けないというコンボ戦に多い状況です。
この場合は、打開策が来るまでの時間の予測によって動きが変わります。
盤面上のクロックが足りていると感じたら、マナ拘束を優先します。
足りない場合、可能な限り早期にクロックを増加させます。
時間が経つほどに、裏目の可能性は通常高くなります。

ただし、サイドボード後など全除去がある場合はこの限りではありません。
全てが流れる可能性も考え、展開する際のリスクは管理する必要があります。


大半の場合は、これらを基にマナ拘束を考えていきます。
マッチアップにより、縛る必要性の高さは当然変わります。
ですが、それらの判断は難しくはないでしょう。

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