4《ルーンの母/Mother of Runes》
2《審判官の使い魔/Judge’s Familiar》
4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
3《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
4《セラの報復者/Serra Avenger》
4《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
1《オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos》
Spells 11
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
Lands 23
4《リシャーダの港/Rishadan Port》
4《不毛の大地/Wasteland》
10《平地/Palins》
3《Karakas》
1《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
1《魂の洞窟/Cavern of Souls》
Sideboard 9
1《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
1《真髄の針/Pithing Needle》
1《太陽の槍/Sunlance》
2《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1《議会の採決/Council’s Judgment》
2《大変動/Cataclysm》
1《石術師、ナヒリ/Nahiri, the Lithomancer》
浮き気味の《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》を引っ張る理由は少ない。
ヘイト能力を持つカード8枚の枠が全て2マナ圏である事がもっさり感一番の原因。
この部分のカーブを前に倒す事が出来れば、大分この問題は解決できる。
尤も、結果として打点不足が更に表面化。
《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》と同じく、単騎では稼いだ時間内に殴り切る事は非現実的である。その為、《リシャーダの港/Rishadan Port》、《不毛の大地/Wasteland》、《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》と合わせたマナ拘束の負担増加に伴う稼げる時間の延長。装備品などによるバックアップ。単純に火力の高い生物を並べる事によるクロック増加。いずれにせよ、周りに依存する形での強さとなる。
この内、今回は最もデッキの形を歪まないと思われる追加の打点役の採用。3マナ域の中で火力の高さから《オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos》を追加の3マナ域として追加。2マナ圏の渋滞の緩和と引き換えに3マナ圏の増加は引き起こしている。
つまるところ、優秀な装備先の生物は増加したが単騎での打開力や全体としての打点力へ割ける枠の減少に結果として繋がってしまっている。
一度見せれば、《霊気の薬瓶/AEther Vial》をカウンターが1の段階で圧力を与えられるのは嬉しい点。コンボ側は後続のヘイトベアーへの回答を持っていない限りは、大方見切り発車をしてくると思われるが、回答がある場合にそれのケアへと回る選択肢を作り、ターン数を稼げる可能性があるだけでも価値がある。当然、これらはこちらの手札に《審判官の使い魔/Judge’s Familiar》が無い場合の話であり、あった場合は当然この見切り発車は咎められる。
1マナ域での安定した3点以上の打点は、白単のこのデッキではこれから先も望めない。願わくば、WoCが最近嵌っている《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》に次ぐヘイトベアーの作成が何かの間違いで1マナになる事か。
下の環境の青以外の強化とするならば、既にあふれかえっている2マナでは無く、素直に採用に足る1マナのカードを作成して貰いたい。
白の騎士や兵士とフレーバーに含まれている、援軍という部分は掘り下げる余地が残されている様に思う。
《石術師、ナヒリ/Nahiri, the Lithomancer》は出来る子。
【Miracle】の茶破壊は《摩耗+消耗/Wear+Tear》、《解呪/Disenchat》と破壊系統が主。
追加で触れるカードは《議会の採決/Council’s Judgment》なので諦める。
ここに対して、-2の装備品の回収が使え、+2で生物の追加から継続的なプレッシャーを掛けられる事と合わせ、自身と装備品の両面から対処を迫れる。
【Jund】を筆頭にBGx系統のミッド系、コントロール系へ対しては、《突然の衰微/Abrupt Decay》で失った装備品の回収という点から、同じく2方面からの攻めを実現出来る。
《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》との最大の違いは、この2方向からの攻めで自身が対処された場合にも、装備品を盤面に残せる点が非常に優秀。
問題は、5マナと重い事。
第一感では装備品依存であり、《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》に劣ると考えていたが、4マナであればサイドボードとしてはこちらの方が確実に優先されたと思う程には強力だと感じた。
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