途中まで書いたデスタクガイドと思うこと
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途中まで書いたデスタクガイドと思うこと
 初めに今回のガイドは【Death and Taxes】の初心者向けのものであり、レガシー的には初級者以上を想定している。環境に存在するデッキのテクニックを把握していなくとも、名前から動きを想像できる程度の知識はあることを大前提に進めて行くつもりだ。
 そのため、【Death and Taxes】以外の動きについては言及しない。

◇土地の置き方
 フェッチランドとデュアルランドのみで構成される【Delver】と違い、【Death and Taxes】の土地はそれぞれが様々な個性を持っている。(《渦まく知識/Brainstorm》を持たないデッキなりのマナトラブルに対する付き合い方だ。)そのため、色マナと対戦相手の《不毛の大地/Wasteland》だけでなく、土地を一つ置くにしても多少気を遣う必要がある。
 それが顕著に表れるのが《霊気の薬瓶/AEther Vial》が絡んだ際だ。まずはこの土地の置き方を簡単に考えて行こう。

 基本となる動きは《霊気の薬瓶/AEther Vial》を置いた状態での2ターン目の《リシャーダの港/Rishadan Port》の起動、《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を中心としたヘイトベアーのキャスト、相手の《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》や《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》に向けて打つ《剣を鍬に/Swords to Plowshares》と《不毛の大地/Wasteland》を同時に行なう3つが主である。
 これらはそれぞれ任意のマナと《リシャーダの港/Rishadan Port》、白マナと任意のマナ、白マナと《不毛の大地/Wasteland》である。よって、一貫する土地は白マナとなる。
 しかし、ここで問題となるのは3つ目の動き。これは既に手札に《不毛の大地/Wasteland》、《剣を鍬に/Swords to Plowshares》、白マナの内2つを握っていなければ実現ができない。そして、この動きは《不毛の大地/Wasteland》にしても《剣を鍬に/Swords to Plowshares》にしても相手依存の動きである。
 例え、白マナを置き、《霊気の薬瓶/AEther Vial》を唱え、《不毛の大地/Wasteland》を抱えても、相手がクリーチャーを展開しないか基本地形(或いはフェッチランド)を置くだけで回避ができてしまう。これでは損が生じる場合がある。

 判り易く具体的に考えてみよう。あなたは運悪くダブルマリガン後、手札が《霊気の薬瓶/AEther Vial》、《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》、《剣を鍬に/Swords to Plowshares》、《平地/Palins》、《不毛の大地/Wasteland》だったとしよう。この場合上記の例に従い《平地/Palins》を置き、相手の返しのアクションがフェッチランドを置いてエンドだった。次の自分の動きはどうなる?
 勿論それはドロー次第で変わる。あなたはまたも運悪く《平地/Palins》を引いたとする。おそらく、このサリアはカードの価値が非常に高いので《霊気の薬瓶/AEther Vial》から確実に通したい。土地を置いて返すのが良いだろう。
 相手はそのままターンを迎え、メインで《Volcanic Island》を置き《渦まく知識/Brainstorm》を打った。そして、フェッチランドを起動。《Underground Sea》から《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》を展開した。あなたはエンドに当然《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を打ち、ターンを迎える。
 《霊気の薬瓶/AEther Vial》のカウンターが2つになり、ドローは《リシャーダの港/Rishadan Port》。さて、あなたはなんの土地を置いていた?
 きちんと《不毛の大地/Wasteland》を置いていれば、《リシャーダの港/Rishadan Port》を置き、《霊気の薬瓶/AEther Vial》を起動。《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》の居る場面で《不毛の大地/Wasteland》を使い、アップキープに《リシャーダの港/Rishadan Port》で土地を寝かせ、殆ど相手の1ターンは飛ぶだろう。しかし、《平地/Palins》を置いていたのなら、あなたは《不毛の大地/Wasteland》と《リシャーダの港/Rishadan Port》のいずれかしか起動ができない。

 もう一度、1枚目のドローまで戻ろう。あなたは5枚の手札から《平地/Palins》を置いて《霊気の薬瓶/AEther Vial》を唱えた。それから今度は2ターン目に《魂の洞窟/Cavern of Souls》を引いた。これなら《目くらまし/Daze》には引っ掛からない。当然、”人間”を宣言して《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》をプレイする。これでメインに《渦まく知識/Brainstorm》をプレイできなくなるから整理できる手札の枚数と掘れる枚数がそれぞれ1枚ずつ変わる。
 そして、今回は《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》に合わせて、《渦まく知識/Brainstorm》を打たれた。それからメインに入ってフェッチランドを置き、起動。そして、《思案/Ponder》キャストしそのまま1枚引いた。
 あなたの3t目のドローは《リシャーダの港/Rishadan Port》。あれ、ちょっと待った。これだと自分の土地は《平地/Palins》、《魂の洞窟/Cavern of Souls》、そして、《リシャーダの港/Rishadan Port》か《不毛の大地/Wasteland》のいずれかになってしまう。
 そう、なので実際にこの5枚の手札の正解は1ターン目に《不毛の大地/Wasteland》を置き《霊気の薬瓶/AEther Vial》を唱える。2ターン目はクリーチャーを引けていないなら《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》は出さない、だ。(勿論《魂の洞窟/Cavern of Souls》の場合は別)

 相手が《不毛の大地/Wasteland》を見せると警戒してくると言う反論もあるだろうが、1tに《平地/Palins》から《霊気の薬瓶/AEther Vial》を置いて《不毛の大地/Wasteland》を警戒してこないプレイヤーは居ない。なので想定する必要はないだろう。
 真に考慮すべきは《霊気の薬瓶/AEther Vial》が《意思の力/Force of Will》をされ、《不毛の大地/Wasteland》を《不毛の大地/Wasteland》され、以後のドローで土地を引かなかった場合だ。この場合は明確に《平地/Palins》のほうが優れている。
 しかし、これは残りのデッキから21枚の土地と3枚の《霊気の薬瓶/AEther Vial》を引かないことを意味しており、確率は当然低いし、《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を唱えた後に《不毛の大地/Wasteland》をされれば結果に対して変わりはない。(後手番で《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を前に《不毛の大地/Wasteland》を起動するプレイヤーは居ないだろうから、実質的には2ターンを稼いでいるという反論は正しいが)


 では今度は《霊気の薬瓶/AEther Vial》、《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》、《剣を鍬に/Swords to Plowshares》、《平地/Palins》、《リシャーダの港/Rishadan Port》の5枚ならどうだろう。

 答えは決まったかな?

 まず現状での動きを考えてみよう。例えば、次のドローが自分の選択肢を増やさない《平地/Palins》のようなカードであれば、やはり《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を大事に使いたいので、《リシャーダの港/Rishadan Port》でそのターンをやり過ごすことになるだろう。
 しかし、《不毛の大地/Wasteland》を引いたときは《剣を鍬に/Swords to Plowshares》と同時に打つ局面が現れる可能性があるし、《魂の洞窟/Cavern of Souls》を引けばそちらから《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を唱えることもある。《魂の洞窟/Cavern of Souls》を置けば続く3ターン目のドローで《不毛の大地/Wasteland》や《カラカス/Karakas》を引いた場合に《平地/Palins》では整合性が取れなくなることは言うまでもないだろう。
 この状況のポイントは《リシャーダの港/Rishadan Port》を起動しない展開がどれくらい存在するかに依る。実際のところ上記の二つ以外で動きが変わる局面はないので、私は《平地/Palins》から置いたほうが良いと思う。《不毛の大地/Wasteland》のほうが単純に枚数が多いし、《魂の洞窟/Cavern of Souls》があっても急いで《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を出すかは怪しい。《リシャーダの港/Rishadan Port》は《不毛の大地/Wasteland》と違い相手に依存せずマナを拘束でき、なおかつ自分の土地が伸びるので3ターン目のアクションに選択肢を与えてくれるからだ。例えば、次のターンに《カラカス/Karakas》や《不毛の大地/Wasteland》を引いた場合には判り易く《魂の洞窟/Cavern of Souls》より優れている。


 また反対に土地が過剰にある場合には《地平線の梢/Horizon Canopy》も罠に成り得る。
 自分の場にカウンターが2つの《霊気の薬瓶/AEther Vial》、《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》、《平地/Palins》、《リシャーダの港/Rishadan Port》、《カラカス/Karakas》がある第4ターンなどに訪れる。
 あなたはやはり運悪くダブルマリガンをしており、残る手札は《平地/Palins》、《地平線の梢/Horizon Canopy》、このターンに引いてきた《ルーンの母/Mother of Runes》の3枚だ。完全なるマナフラット、全く最悪の引きだったがようやく2枚目のスペル(《霊気の薬瓶/AEther Vial》はスペルだがそれじゃあ戦えない)を引いてこられた。
 あなたはこのターン《リシャーダの港/Rishadan Port》を起動したいし、《カラカス/Karakas》を寝かせる理由もない。それじゃあ《平地/Palins》を置いて……ちょっと、待った!
 本当に《平地/Palins》を置いても良いだろうか?なんで?《地平線の梢/Horizon Canopy》を置いて1点を食らう必要なんてないじゃないかと思うかも知れない。けれど次のターンを考えて見よう。
 《ルーンの母/Mother of Runes》が生きて帰ってくればハッピー、最高だ。相手は除去を持っていないし、カウンターもおそらくないので、追加のクリーチャーを引くだけで勝てそうだ。アンラッキーなことにまたしても《平地/Palins》を引いても、《カラカス/Karakas》を引いても許してやろう。まだ俺には《地平線の梢/Horizon Canopy》がある。セットして、起動、《不毛の大地/Wasteland》また土地かよ!しかし、相手には《Volcanic Island》があった。マナフラットをしている自分には必要がないから投げつけてやろう。
 このように、このプレイには多少の問題がある。このターンあなたは既に土地をセットしているのだ。これが対戦相手も毎ターン土地を置いているような状況であればそこまで問題はないが、1度止まっていて3枚しかない場合は大きく異なる。
 仮に相手の場には裏返った《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》が1体いたとする。それでもこの状況であなたは有利だ。《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》が居て、相手のキャントリップは遅く回答や脅威に辿り着くのに時間が掛かる。《ルーンの母/Mother of Runes》が既にアクティブな状態にあり後続はおそらく簡単に生き残る。そして、《霊気の薬瓶/AEther Vial》がありカウンターなら引かれようとも問題はない。(《剣を鍬に/Swords to Plowshares》の場合は《意思の力/Force of Will》だと少し困るが)
 たったの1枚、《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》を打ち取れるカードか、それにダメージレースで勝てるカードを引けばおそらく勝てるんだ。しかし、対戦相手が後続を追加してくれば状況は一気に変わる。ここまで、自分は《リシャーダの港/Rishadan Port》を起動してきた。対戦相手は未だに2マナまでしか自由には使えていない。除去はない、《意思の力/Force of Will》も握ってはいなかった。《目くらまし/Daze》とキャントリップだけの手札など可能性は薄い。しかし、キャストできないカードを握っているなら説明がつく。例えば、《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》とか《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》とか。
 この場合《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》に対してライフの1点は大きな意味を成さない。20点が19点になろうとも《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》は7回殴らなくてはいけない。しかし、この局面で追加の後続、それもダメージレースが構築できないようなクロックは試合を終わらせてしまうほどのインパクトを持つ。
 自分は今、《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》への回答が1ターンでも早く欲しい。そして、相手には1ターンでも長くマナを自由に使えない状態で居て貰わなければならない。このような局面に於いて、《地平線の梢/Horizon Canopy》のプレイは正当化され得る。

 これは基本的にはレアケースだ。問題となるのは上記のような場面と《地平線の梢/Horizon Canopy》を置いて即座に起動したターンに引いた土地が価値を持つ場合のみだ。そして、その価値のある土地は一部の試合に於いての《カラカス/Karakas》と《不毛の大地/Wasteland》、《リシャーダの港/Rishadan Port》の3枚だ。更に《カラカス/Karakas》が必要となる試合に於いての1点は価値が低く判り易い場合が多く、《リシャーダの港/Rishadan Port》が必要になる局面は複数枚の白マナが並ぶ場合が多く必然的に《地平線の梢/Horizon Canopy》をセットする選択肢が生まれ易い。
 しかし、わざわざ記載することにしたのはこの問題が《地平線の梢/Horizon Canopy》を置いたではなく、それが表面化するのが次のターンだからである。最低でも自分の次のターンは考えて置くとよい。


次はこのデッキの顔である《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》について、注意しなければならないことを考えよう。


(*^^*) <という予定だったんだ。

( ^-^)_旦"" <お茶だけは用意したから、続きは自分で考えよう。。。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


・《平地/Palins》と《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》の散らし方
合計枚数が10枚の場合に両方を5枚ずつにしたとき、変わらず《予報/Predict》を打つ側からは《平地/Palins》と《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》の双方の確率が最も高く正解になってしまう。
また、散らしていることを知った場合には盤面の枚数の少ない方を指定するのが良いように捉えやすい。
散らす枚数の比率を変えても確率的には変わらないので、プレイヤーの心理的に選択し辛い枚数にした方が微量ながら振りを取られ辛いので、非公開の時点で宣言し易い《平地/Palins》をまずライブラリーから枚数を減らしつつ、初手に置く土地が《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》であることがおそらく最も確率を下げられる。
よって、情報が非公開の時点では比率を4:6または3:7程度にする方が優れている(と思われる)。

・【Grixis Delver】が増えコンボが減っているメタを認識している【Grixis Delver】がサイドのスロットを除去に寄せている現状で【Death and Taxes】側のサイド後が勝てるような作りになっていない
《稲妻/Lightning Bolt》*4+《二股の稲妻/Forked Bolt》のメインに《古えの遺恨/Ancient Grudge》、《悪魔の布告/Diabolic Edict》の2枚確定で追加、《湿地での被災/Marsh Casualties》、《最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope》、《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》、《硫黄の精霊/Sulfur Elemental》、《イゼットの静電術師/Izzet Staticaster》辺りのタフ1~2除去が2枚、加えて《削剥/Abrade》か《真髄の針/Pithing Needle》が入ってくることが多い。
《議会の採決/Council’s Judgment》は《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》に充てなければならないので、使える除去は《剣を鍬に/Swords to Plowshares》*4と《流刑への道/Path to Exile》*2の6枚。大して相手の戦力は《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》*4+《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》*4+《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》*2とキャントリップの有無による引き易さを度外視しても4枚ほど不足している。(《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》はどうでもよい)
よって、いずれかを盤面で止める必要がある。メインボードでは《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》を《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》が、《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》を《ちらつき鬼火/Flickerwisp》が見ることができたが、双方とも上記のタフ1除去やアーティファクト破壊が当たりこれら1枚で瓦解し押し切られる格好になり易い。

・《蛮族のリング/Barbarian Ring》入りの【Lands】以外には《安らかなる眠り/Rest in Peace》が過剰
《溶鉄の渦/Molten Vortex》を触れるカードもしくは《真髄の針/Pithing Needle》か《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》、或いは《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》と《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》の組み合わせで【Lands】側の除去は止まる。
残るはDDコンボのみでこれは《ちらつき鬼火/Flickerwisp》、《剣を鍬に/Swords to Plowshares》、サイド後の《流刑への道/Path to Exile》、《カラカス/Karakas》、飛行クリーチャーでのチャンプか余った過剰に引いたバイアル、《殴打頭蓋/Batterskull》でのゲインがあれば《宮殿の看守/Palace Jailer》も間に合う。
更にこのマッチアップでの《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》の指定は2。《安らかなる眠り/Rest in Peace》は後引きでは機能せず、かと言ってそれが引けない状態では2を止めてからしか攻め手を作れず、プレイングの一貫性を損なう。
サイドスロットに余裕がある場合はその限りではないが、【Reanimate】と【ANT】の一部のルートを潰せる《外科的摘出/Surgical Extraction》より優先される理由は乏しい。

・【Grixis Delver】または【Lands】に勝率を確保できないならば、そもそも【Grixis Delver】を選択すればよい。
よって、最低でも片方には有利を取れるようにしなければならない。加えて、他に数の多そうな【Eldrazi】にも《忘却蒔き/Oblivion Sower》型でなければ有利なので、そこも落としたくはない。


サンプル
Creatures 26
4《ルーンの母/Mother of Runes》
4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
2《セラの報復者/Serra Avenger》
3《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
3《ちらつき鬼火/Flickerwisp》
1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
1《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
2《宮殿の看守/Palace Jailer》

Spells 11
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1《殴打頭蓋/Batterskull》

Lands 23
4《リシャーダの港/Rishadan Port》
4《不毛の大地/Wasteland》
1《魂の洞窟/Cavern of Souls》
1《地平線の梢/Horizon Canopy》
3《カラカス/Karakas》
6《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》
4《平地/Palins》

Sideboards 13
1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
1《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1《封じ込める僧侶/Containment Priest》
1《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
2《外科的摘出/Surgical Extraction》
2《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》
1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
2《流刑への道/Path to Exile》
2《議会の採決/Council’s Judgment》
残りのスロットは2枠。

・解説
【Delver】に意識されたら、こっちも意識する必要があって、今のメタなら《セラの報復者/Serra Avenger》は必要。《削剥/Abrade》が増えて、サイド後に装備品を3枚回しても勝てない可能性があることも、フィッシャーの増量を後押ししている。更にコンボが減っている上に《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》もない今となっては、《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》は強くなく幸いスロットの確保は簡単にできる。(《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》には効くのでメインは悪くないが、どうしても酷さが際立つサイド後に抜ききれる枚数に留めたい)
また基本的には《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》をサイド後から1枚足して得られる勝率より、《護衛募集員/Recruiter of the Guard》からも拾える《宮殿の看守/Palace Jailer》を1枚増やして得られる勝率が低くなることはないので優先。

(素引きの《ちらつき鬼火/Flickerwisp》好きじゃない。《霊気の薬瓶/AEther Vial》か《護衛募集員/Recruiter of the Guard》ないとただのバニラだし。
メインは《ちらつき鬼火/Flickerwisp》が4枚の形が最も丸くて強いのは解るけど、サイド後は本当に信用置けないし、《ちらつき鬼火/Flickerwisp》*4+《宮殿の看守/Palace Jailer》*1よりも《ちらつき鬼火/Flickerwisp》*3+《宮殿の看守/Palace Jailer》*2の方が強い。
理はない。好み。通常のリストからは《護衛募集員/Recruiter of the Guard》1枚増えたから、辿り着ける枚数は変わってないしー)

【Grixis Delver】
OUT
2~4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
2《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
0~1《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
IN
2《流刑への道/Path to Exile》
2《議会の採決/Council’s Judgment》
0~1《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
0~1《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
0~1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》

先手、後手、相手のサイドボードやプレイングでタフ1を減らした長期戦か、テンポを意識した最低限の入れ替えか選択。

【Lands】
OUT
4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
2《セラの報復者/Serra Avenger》
1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
IN
1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
1《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
2《外科的摘出/Surgical Extraction》
2《流刑への道/Path to Exile》
2《議会の採決/Council’s Judgment》

【Eldrazi】
OUT
4《ルーンの母/Mother of Runes》
2《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
1《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
IN
1《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
2《流刑への道/Path to Exile》
2《議会の採決/Council’s Judgment》

《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》は11バニラより強い。

【4c Leovold】
OUT
1《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
2《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
1《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
IN
1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
2《議会の採決/Council’s Judgment》

如何に《悪意の大梟/Baleful Strix》を無視して殴れるか。《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》が3枚以上あると勝負はできるが専用気味。

【Miracle】
OUT
2《ルーンの母/Mother of Runes》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
IN
1《封じ込める僧侶/Containment Priest》
1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
1《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
2《議会の採決/Council’s Judgment》

《霊気の薬瓶/AEther Vial》ある=有利、《霊気の薬瓶/AEther Vial》ない=《封じ込める僧侶/Containment Priest》のデメリットはない。瞬速は《終末/Terminus》と《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》に対して動かし易い。

【ANT】
OUT
1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
3《ちらつき鬼火/Flickerwisp》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
IN
1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
1《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
2《外科的摘出/Surgical Extraction》
2《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》
2《議会の採決/Council’s Judgment》

《宮殿の看守/Palace Jailer》と《ちらつき鬼火/Flickerwisp》は好み。《セラの報復者/Serra Avenger》は《冥府の教示者/Infernal Tutor》を使っての《夜の戦慄/Dread of Night》2枚張りでも入り残れる打点なので優先。《議会の採決/Council’s Judgment》を入れるのも同じ理由。

【Sneak Show】
OUT
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
IN
1《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1《封じ込める僧侶/Containment Priest》
1《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
2《議会の採決/Council’s Judgment》

【Red Prison】
OUT
4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
IN
1《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
1《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
2《議会の採決/Council’s Judgment》


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