http://zv90en2w90t1.diarynote.jp/201807110518113270/
流石にもう内容を書いても大丈夫そうだし、余りにも愚痴っぽいものだけで内容がなかったので適当に補足。

要するにカウンターをエムバペを軸に行なう為にフランスの右サイドが高い。
一方のベルギーは3-4-2-1を攻撃時には採り、左のウイングバックの位置にはこの試合はアザールが入っていたが、彼はあくまでシステム上の配置で下がってビルドアップに参加するよりも高い位置で中に入ったりと動きながらボールを貰う動きをしていた。
結果的にエムバペのスペースを使う格好になり、そこをサイドバックのパバールが付いてケアしていた為に、フランス側の右サイドは左サイドよりも高めの位置を取っていた。
これは裏を狙う動きを得意とする選手であれば非常にやり易い状況にあるが、彼は足元で受けて自身で打開することが得意であり、その為に高い位置とは言え相手のDFラインの手前側を主として動いていた。
そして、2のシャドーの位置の左にはフェライニが入り、彼自身も裏への飛び出しを得意とするプレイヤーではなく、プレーエリアが幾らか被る。
二人ともがその裏のスペースを使う意識が希薄だったことにより、結果としてエムバペが高めにポジションを取り本来ならば使えるはずのスペースをベルギー側の問題で食い潰してしまい、左サイドが勢いを無くしてしまう形となっていた。

その為、前半の途中からマテュイディが守備の際には開いてサイドのチャドリに付き、グリーズマンが下がってサイドではなく真ん中のスペースを埋める形で対応するにつれ攻撃は停滞を招き、結果としてゴール前に入れる機会も激減した。

ということを話して欲しかったなー、ということでした。

もう一つだけ踏み込むと、ベルギー側も例えば前の試合はルカクをマルセロのサイドに配置したことにより、前半はカウンターのシーンを幾つも創り出していたように、ルカクを左に出したり、右サイドを一度広げてマテュイディとカンテをスライドさせてから左サイドに飛ばして展開するとか、フェライニがポグバに付かれた状態で右サイドに寄ってバランスを崩してみたり、グリーズマンが1列落ちる際のギャップを狙って入り込めるような動きをCMFがする、と言ったことができればもう少し揺さぶれたかなーと、素人は思いました。

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